近年頻繁に話題に挙がる「度を超えた嘘をつく女性」の存在。
もちろんほとんどの人がそのようなことをしないことは肝に銘じているのですが、実際に自分ないし身近な人間が被害に遭った時 対処は困難を極めます。
「女性が悪い」とは言っていない。
一部の女性が度を超えた嘘をついてしまうことが問題で、その被害に遭った男性が不憫すぎると言っている。
まぁ、確かにそうだよね。
同じ社会で生活を共にしている以上、このようなリスクは常に身近に存在し 全くそのような嘘をつかない女性にとっても
そのようなことをする女性の存在は迷惑極まりない
です。
すでに以下で指摘していますが、統計的な女性は「女性であるだけであらゆる場面で好意的に解釈される」というバイアスが存在します。
実際上記の記事では
①Women are Wonderful Effectで、男女問わずあらゆる点で好意的に解釈される
②少なくとも恋愛の初期段階において、男女には明確な性的格差が存在する
③明確な性的格差によって、統計的な女性には「積極的な行動をとるインセンティブ」がない
④Women are Wonderful Effectで、悪事もバレにくく 最悪バレても庇護して貰える可能性が高い
⑤結果として、統計的な女性は自己中心的に見えるような行動をする
ことを主張しました。
この記事は、女性蔑視を全く意図していません。
この記事では可能な限り「統計的な女性は」と表現します。
これは、学術的には正しい結果であったとしても
「私は違うから」
「xxxちゃんはそんなことないよね」
という反論が普通に発生するためです。
統計学なので、複数のデータを集めて平均を取って主張するのが慣例だ。
当然「私は違う」という人が登場する。
この記事の意図は
自分ないし身近な人間がそのような被害に遭わないために考えるきっかけになって欲しい
度を超えた嘘を平気でつく女性から身を守る方法を考えるきっかけになって欲しい
の2点で執筆したものです。
度を超えた嘘をつく女性たち
草津町の町議 新井祥子氏は、メディアの前で堂々と
「町長に性的な関係を迫られた」
と主張しましたが、なんと虚偽の内容が含まれていました。
他にも事例を挙げればキリがないのですが、新井氏の虚偽も初めはWomen are Wonderful Effectによって擁護され 挙句電子書籍の出版まで行っていました。
コレって新井祥子って人がヤバいだけで、多くの女性が嘘つき って訳じゃないんじゃないの?
嘘の性差を調べた研究があるから、これらを参照してみようか。
果たして、統計的な女性は嘘つきなのでしょうか。いくつかの学術論文を参照して考察してみたいと思います。
男性も女性も嘘をつくが、怒りの発露に性差がある
もちろん、統計的な男性も嘘をつきます。
学術的には(私が調べた限りでは)男女の嘘に性差は無いというのが学術的な結論でした。
ただし、嘘をつく相手の性別によって 嘘の内容は変わります。
1996年の研究を紹介します。実験の参加者が男性に対してつく嘘は自己中心的なものばかりでしたが、女性に対してつく嘘は他者中心的なものが目立つと判明しました。
Participants told relatively more self-centered lies to men and relatively more other-oriented lies to women.
Lying in everyday life.
男性に対してつく嘘は自己中心的で保身のための嘘ですが、女性に対してつく嘘は その女性を庇護するための他者中心的なものであるという結果でした。
まぁ、女性を公に罰したいと感じている人は少ないだろう。
このような嘘が起こりやすいことは生活実感と一致するな。
ただし、嘘かどうかの真偽はさておき 統計的な女性は
「自分が不快だと思ったら(自分が悪いのか相手が悪いのかはさておき)、我慢せず発散する」
傾向にあることが知られています。
2014年の研究を紹介します。男性被験者女性被験者にストレスのかかるシーンを想像させるワークを行い反応を調べた結果、男性は怒りの感情がすぐに消えたもののストレスホルモンであるコルチゾールが増加したままでした。一方女性は怒りの感情が男性より長く持続したものの、コルチゾールの変化はほとんどありませんでした。
Following recall of a conflict involving direct aggression and role-playing a reaction to it, compared with men, women reported their anger would dissipate less quickly and they would take longer to reconcile. Women also exhibited increased heart rate, but little change in cortisol, whereas men exhibited little change in heart rate but increased cortisol production.
Human Males Appear More Prepared Than Females to Resolve Conflicts with Same-Sex Peers
男性は怒りの感情を隠したものの、実際にはストレスがかかっていることを意味しています。
一方で女性はコルチゾールの変化が少なかったため、怒りの感情を長く顕にすることでストレスを抑えているという結果でした。
真偽に関わらず、不快に思ったらストレスがなくなるまで発散する。
結果として嘘だった場合凶弾されるというオチなのかもしれない。
実際、嘘の性差はほとんどないんだしね。
以上から「女性は嘘つき」という主張は正しく無いですが、統計的な女性は怒りの感情の発散の仕方がうまくいかず 後付け的に変に解釈される というのが実際のところなのでは無いかと思われます。
嘘の性差に関する進化心理学的な説明
統計的な男性と女性の間に存在する嘘の差異は、進化心理学では以下のように説明されます。
通常雌は雄の庇護なしで妊娠、出産、育児等を行えません。そのため、統計的な女性には
「嘘をつく」「操作する」「盗む」「主体性を持たない」
といった、他者からリソースを奪うことが合理的であるような進化的圧力が存在しました。
肉体的に雄に勝てない雌は、このような行動をとることが合理的なのは 適応の結果という説だ。
実際、極端な例ですが ペンギンの雌は雄ペンギンをハニートラップで騙しオトナのプロレスをした後に石を奪って逃げる行動が確認されました。
On some occasions the prostitute penguins trick the males. They carry out the elaborate courtship ritual, which usually leads to mating.
Having bagged their stone, they would then run off.
Pick up a Penguin
実際に「セカンドパートナー」という言葉があるように、統計的な女性は今のパートナーとの関係がうまくいかなかった時のために プランBを用意している場合があることが判明しています。
嘘等で目立ってしまい男性からの庇護に合うと、統計的な女性はそこで裏切られるかもしれない
中のいい数年来の付き合いの女性同士でしたら、互いに協力しあい うまく人間関係を構築できるでしょう。
しかし、そこまで深い中ではない女性同士は全く話が別かもしれません。
女性同士って、めっちゃ協力し合うイメージだけど?
それは仲のいい女性同士限定かもしれない。
実際にさまざまな学術研究が示唆しているのは、女性同士は 本当は互いに仲良いわけではないのでは…?ということです。
女性vs女性
囚人のジレンマゲームは、2人のプレイヤーで争い 相手を裏切ったら多くの賞金がもらえることを繰り返すゲームです。ただし、どちらも裏切らなければ少額ですが賞金が手に入ります。また両プレイヤーが同時に裏切った場合は、両プレイヤーが罰金になります。
このゲームの最適解は「ゲームの後半で裏切る」「一度裏切られたら、金輪際相手プレイヤーに協力しない」の2点です。
2018年の論文を紹介します。男性プレイヤー同士で囚人のジレンマゲームを行うと、ゲームを繰り返せば繰り返すほど互いに協力的になり 最終的に女性の2倍の頻度で協力をすることがわかりました。
They also reported that men paired with men cooperate almost twice as frequently as women paired with women. Our conceptual replication with Prisoner’s Dilemmas repeated over 300 rounds with no breaks, using more advanced, computerized methodology, revealed no decline in cooperation, apart from endgame effects in the last few rounds, and replicated the substantial gender difference, confirming, in the UK, a puzzling finding first reported in the US in the 1960s.
Persistent cooperation and gender differences in repeated Prisoner’s Dilemma games: Some things never chang
当然、協力的であればあるほど両プレイヤーが得をする(例外はゲームの後半)のですが、そのような傾向が女性にはみられませんでした。
このような傾向は、日常生活でもたまに見れるかもしれない。
見たことあるぞ。。、
また、日常生活でも注意が必要です。女性は基本的に男性美容師に髪をカットしてもらった方がいいかもしれません。
女性美容師は、髪の状態が良くできるだけ髪を切らないことを望んでいる女性の顧客に対して、より多くの髪を切り、不誠実な美容アドバイスを行う傾向にあることがわかりました。
We found that as participants’ intrasexual competitiveness increased, they recommended cutting more hair off, particularly clients whose hair was in good condition and who wished to have as little cut off as possible, lending weight to the idea of sabotage through disingenuous beauty advice. Overall, more hair was recommended to be cut from low attractiveness clients than high attractiveness clients in the two-attractiveness-level study, suggesting downward competition in this particular scenario. However, this led us to the question how women
Chapter 4: SABOTAGE AT THE SALON?
他にも女性同士はよっぽど気心知れた関係でない限り協力し合わないことを示す研究はありますが、整理すると
港区女子はWomen are Wonderful Effectで悪目立ちすると競合他社の女性にアッサリと裏切られるかも知れない
となります。
進化心理学的な説明
なぜさほど仲良くない女性同士は協力し合わないのでしょうか。
進化心理学的には「異性獲得の邪魔をされないように互いに監視しあっているから」と説明されます。
別記事で説明したように、女性は基本的に選ぶ側の性なので 積極的に男性にアプローチするインセンティブがありません。この場合、最大の敵は同性の女性となります。
よって、互いに監視しあい悪目立ちする積極的な行動を取らないようにすることが合理的です。
これは日常的にも観測できる行動だ。
例えば女性同士で一緒にお手洗いに行ったり、身近な人間のゴシップを好むことは 上記の説明の具体例になっているかと思われます。
また、子供に熾烈な中学受験戦争に投入し顔が血眼になっていたり、ヤンチャな友人との付き合いを制限したり、子供の異性関係を探索したりするのは母親が圧倒的に多いです。
これも、女性は悪目立ちする積極的な行動を取らないことが合理的なので 子供にもそのような行動を「子供のために」おこなってしまうのだと思われます。
パパ活等をしてSNSで悪目立ちをする港区女子の末路
以上整理すると
①Women are Wonderful Effectで自己中心的に振る舞っても許されてしまう
②真偽はともあれ、不快に思ったことを感情的にポストしてしまい好奇の目に晒される
③仲が深くない女性同士は協力し合わないので、裏切りにあい余罪をどんどん追及される
といった流れを経て、SNSでやらかしてしまった港区女子は 最後同業他社の女性の裏切りで終焉を迎えるだろう。
…と予言して、この記事を終わることにする。
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