【論文】子供を遺伝子淘汰競争の敗北者に育てよう! チー牛爆誕の科学

子供をチー牛に育てる科学的手順書 健康

近年インターネットを中心に聞かれる「チー牛」という言葉。

元々インターネットを中心に聞かれる単語でしたが、最近私の周りでリアル世界にもこの単語が染み出してきたことを感じる場面があります。

Murasaki
Murasaki

この単語、THE ネットスラングって感じするよな。

クソニートくん
クソニートくん

おれのことそのままズバリで笑っちゃった。

この単語ですが、拡散のきっかけはネット掲示板の「5ちゃんねる」だそうです。

301 風吹けば名無し 2018/07/19(木) 17:11:15.64 ID:0V7RAyaFa

就労移行支援で面白かったのは利用者の若い男が皆同じ顔をしてた事
ザ・陰キャって顔
眼鏡
黒髪
子供のような髪型
覇気のない抜けた顔
(悪い意味で)童顔
大人なのに中学生のようで気味悪い
10人いたら8人がそんな顔

チー牛

その後瞬く間に拡散され、コロナ禍に突入してから一気に市民権を得た単語になりました。

現在では、Google Trendsを確認しても 安定的に検索されている単語のようです。

Google Trends チー牛

この「チー牛」という単語ですが、自虐的に使用する人もいますが 元々は発達障害者や就労移行支援の利用者の顔立ちのイメージとして拡散されました。

そして現在では、男性の蔑視的な意味合いで使用されることが多いようです。

もしあなたが親なら、自分の子供をチーズ牛丼にしたくはないはずです。

そこで今回は、子育ての科学のダークサイドと題しまして
「いかにして、男性はチー牛になっていくのか?」
を科学的に解説
していきたいと思います。

Attention!

Attention

ここで強調したいことは、特定の個人を攻撃したりする意図があるわけではないということです。

何なら私もチーズ牛丼側の人間なので
「分かっている人間のアドバイス」
的なことをしようとしているわけではありません。

ここでは、私が調べた限りの学術論文の成果を紹介し、そこから気づきや新しい視点を提供しようと考えています。

Murasaki
Murasaki

科学的にどこまで分かっているか?を整理して紹介しようとしているだけだ。
そこからどんなネクストアクションにつなげるかは個人の自由だが、決して批判や侮蔑を込めて書いた記事ではないことを強調しておく。

クソニートくん
クソニートくん

まぁMurasakiくん自身もチーズ牛丼なんだしね。

チー牛が悪であるとは言っていません。何なら、ここでは解決策も私が調べた限りで提案していく予定です。

大迫力の学術論文を、ぜひお楽しみいただければと思います。

そもそもなぜチー牛が生まれるか?

チー牛

まず事実として知っておきたいのは、チー牛は「性的二型」の特徴に乏しい点です。

人間は思春期以降、男性的 女性的な特徴を強調するように成長します。

このように、生殖器以外の性別の違いを指す特徴を 生物学の世界では「性的二型」と言います。

Murasaki
Murasaki

この性的二型がはっきりしている男性は男らしくなるし、女性は女らしくなる。

クソニートくん
クソニートくん

なるほど。。、

2015年の研究を紹介します。発達障害と特に自閉症スペクトラム障害(ASD)は、高いテストステロン値との関連が以前には考えられていましたが、最新の研究ではその関連性が否定され、むしろASD男性は両性的な特徴を持つことが示唆されています。

males and females with high levels of autistic-like traits generally showed less sex-typical facial features than individuals with low levels of autistic-like traits.

Sexually dimorphic facial features vary according to level of autistic-like traits in the general population

つまり、チー牛特有の(悪い意味での)童顔さは 性的二型の特徴の薄さに起因したものであると考えられます。

そして、性的二型の特徴に乏しい彼らは 異性から魅力的であると評価されずらいことも分かっています。

つまり、端的に言えばチー牛男性は生命の交配ゲームにおいて厳しい戦いを強いられることになります。

クソニートくん
クソニートくん

待って待って。
だとしたらなんでチー牛遺伝子は淘汰されないのさ。

Murasaki
Murasaki

非常にいい質問だ。

ここからは、なぜチー牛属性が淘汰されないのか説明しておこう。

人類学的な説明

人類の進化

これまで、チー牛男子は性的二型に乏しいゆえモテず その結果「チー牛遺伝子」は淘汰されるのでは?と指摘しました。

しかし、人類学の研究ではこれに対して反論しています。

2024年 ペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)の研究を紹介します。ADHD特有の注意力散漫や衝動性は、食糧採取に役立った可能性があることが示唆されました。

研究ではアメリカ在住の成人457名(平均年齢45.6歳、男性232名、女性217名、その他8名)を被験者とし、茂みの中からできるだけ多くのベリーを収穫するゲームに取り組んでもらいました。

Biological Sciences, the group suggests such individuals may have helped their groups by venturing beyond established boundaries, leading to the discovery of new game to hunt or plants to eat.

ADHD linked with proclivity to explore: Research suggests it may have helped early hunter–gatherer groups

ゲーム内では、道の左右に並んだ茂みの各ポイントにカーソルを合わせると収穫でき、採集を続けるごとにその茂みから得られるベリーの数は減っていきます。

被験者は同じ茂みで限界まで採集を続けることもできますし、新しいポイントに自由に移動することもできます。

新しいポイントではまた勢いよくベリーが取れ始めます。

同時に、被験者にはADHDスコアを測定するテストも受けてもらい、206名がADHD被験者として選ばれました。

結果として、ADHDの人は同じポイントに留まっている時間が短く 結果として多くのベリーを収穫ていることを発見しました。

遺伝的な疾患であるADHDの人は、確立された境界線を越えて冒険することで狩猟する新しい獲物や食べる植物を発見し、集団を助けた可能性を示唆しています。

以上から、遺伝子としてはADHD的な要素を淘汰せず 集団でその遺伝子を保持することに一定の合理性があることが研究から示唆されました。

クソニートくん
クソニートくん

でもADHDっぽい男性はモテないんでしょ?

だとしたら、その遺伝子は淘汰されちゃいそうな気もするけどな。

Murasaki
Murasaki

ADHD的遺伝子が淘汰されなかった理由は、男性ではなく女性側にあるのかもしれない。

心理学的な説明

進化のホログラムを見つめる男女

これまで、発達障害的男性はモテない一方 狩猟採取で有利で集団を助けた可能性があることを説明してきました。

そして、このような特性の遺伝子が淘汰されないのは女性に理由があるかもしれません。

2017年の研究を紹介します。ASD(自閉症スペクトラム)の被験者を定型発達の被験者に評価してもらったとき、事前に「この人はASDですよ」と知らされた場合の方が好意的に解釈されることを発見しました。

First impressions were less favorable for ASD participants compared to typically developing controls across a range of judgments, but were significantly more positive when accurately labeled as ASD compared to when no label was provided, when mislabeled as typically developing, or when mislabeled as having schizophrenia.

First impressions of adults with autism improve with diagnostic disclosure and increased autism knowledge of peers

この結果ASDに対する啓蒙活動が当事者の生きづらさを緩和することを示唆した一方で、当事者の性別が女性であればより好意的に解釈されることを発見しました。

Greater autistic traits for the ASD and typically developing participants were associated with less favorable first impressions, and females were rated more favorably than males.

First impressions of adults with autism improve with diagnostic disclosure and increased autism knowledge of peers

これは、女性であるだけで男性よりも好意的に解釈される認知バイアス「Women are Wonderfu Effect」の一例であると考えられます。

クソニートくん
クソニートくん

女性のASDが好意的に解釈されると何がマズイの?

Murasaki
Murasaki

女性は比較的生殖において有利だから、そのような特性を持った女性も子供を作ることができる点だ。

さまざまな研究で、女性が生殖において男性と比して有利であることが示唆されています。

2017年の論文を紹介します。
男性の場合、魅力的でないことは、パートナーを見つける可能性を低下させ、大卒のパートナーを見つける可能性を低下させ、より高い教育レベルのパートナーを見つける可能性を低下させることが示されました。

女性の場合、身体的魅力はこれらの事象が起こる可能性には影響しませんまた、労働者階級出身者が高学歴のパートナーを見つけるためには、身体的魅力がより大きな影響を与えることもわかりました。

For men, the results show that being unattractive decreases the likelihood of finding a partner, of finding a partner with a university degree, and of finding a partner with a higher educational level. For women, physical attractiveness does not affect the likelihood of any of those events occurring.

https://www.ingentaconnect.com/content/cis/reis/2017/00000159/00000159/art00007;jsessionid=3a8g9572mgs7q.x-ic-live-03

ここでは外見的魅力とパートナー獲得について触れましたが、Women are Wonderful Effectによって女性はパートナーを見つけやすいのでASD的遺伝子が淘汰されずに残ったのでしょう。

後天的にチー牛を爆誕させる要因は何か?

エリートハゲ

これまで、チー牛的遺伝子は
①種全体では、その特性が有利に働くかもしれない
②女性が持っているチー牛的遺伝子は受け継がれやすい
の2点から、淘汰が難しいことを指摘してきました。

クソニートくん
クソニートくん

チー牛って先天的に決まるの?

Murasaki
Murasaki

いや。
おそらく後天的な要素も絡んできている。

今回の記事は
「後天的にチー牛を爆誕させる方法」
です。

よって、先天的な遺伝ガチャには目を瞑り 後天的なチー牛製造因子を考えてみたいと思います。

いじめや親の過干渉は、チー牛製造の予測因子

打ちひしがれる男性

チー牛は後天的に獲得可能な特性かもしれません。

2012年の研究を紹介します。発達障害的特性を持っている男性は、親の過干渉や虐待 いじめなどの要因でコルチゾール値が幼少期から高い状態にあることが判明しています。

Analysis showed significantly higher peak cortisol levels and prolonged duration and recovery of cortisol elevation following the blood-stick stressor in children with autism.

Enhanced Cortisol Response to Stress in Children in Autism

更に解析の結果、自閉症児では、採血ストレッサー後のコルチゾール濃度のピーク値が有意に高く、コルチゾール上昇の持続時間と回復時間が長いことが示されました。

チー牛は「性的二型」の特性に乏しいことを指摘しました。

男性ホルモンであるテストステロンは、性的二型の発現を決定づけると同時にストレスホルモンのコルチゾールで優位に減少することが示唆されています。

よって
親の過干渉といじめは子供をチー牛にする
と心得るべきだと筆者は考えます。

Murasaki
Murasaki

なんとなく察していたけどな

クソニートくん
クソニートくん

結構キツイな これ

だとすれば、親ができることは 子供に対して干渉しすぎず いじめを受けていると感じたら直ちに介入し学校・警察に通報することでしょう。

子供を遺伝子淘汰競争の敗北者にするかどうかは、親の行動次第かもしれません。

ここからは、子供をチー牛にしないために何をすべきか考察して この記事を終わりたいと思います。

子供を遺伝子淘汰競争の敗北者にしないために

燃え尽きた男性

これまで、親の過干渉といじめは子供をチー牛にしてしまう可能性があることを解説しました。

ここからは、その最悪の未来を避けるための処方箋をいくつか提案してみようと思います。

Murasaki
Murasaki

ここから先は、読んでいる人にとってもキツい研究結果かもしれん。

ただそれでも読んでほしいと個人的には思っている。

クソニートくん
クソニートくん

了解しました…!!!!

子供をチー牛にしない方法① : 親の過干渉ブロック

ゲームに没頭する子供と説教する母親

そもそもの理解として、子供にあれこれ干渉することは 子供の成長に何か意味があるのでしょうか。

確かに子供は可愛いですから、子供のためにあれこれ尽くしてあげたいという気持ちは大変よく理解できます。

ですが、学術研究は示唆するのは なかなか残酷な事実です。

行動遺伝学ではほとんど答えが出揃っていて、親ができることは
安全な衣食住を提供し愛情を注ぎ子供に冒険をさせること以外ほとんど何もない
と示唆しています。

なぜなら、子供の将来は 遺伝子でほとんど決定されているため、親が介入してもほとんど意味をなさないからです。

クソニートくん
クソニートくん

え〜。
これは残酷すぎない?

Murasaki
Murasaki

研究結果を見ればほとんど明らかだ。

遺伝子 VS 環境

双子の子供は、父親と母親から同じ精子と卵子をもらって成長しているので 遺伝子的には全く同じ構造をしています。

伝子が同じ子供は、環境を変えても将来ほとんど同じ人間に育ちます。

2022年の研究を紹介します。一卵性双生児である2人の性格や病歴等38の項目を調査しましたが、そのほとんどが一致する結果となりました。

特にこれらは先行研究であるミネソタ双生児研究(Minnesota Study of Twins Reared Apart)で発見された遺伝的影響と一致しました。

This report documents the behavioral, physical, and medical similarities and differences of monozygotic female cotwins, raised separately by an adoptive family in the United States and the biological family in South Korea. Similarities were evident in personality, self-esteem, mental health, job satisfaction and medical life history, consistent with genetic influence found by the Minnesota Study of Twins Reared Apart and related studies. An overall twin correlation across thirty-eight measures was r = 0.95, p < .001.

Personality traits, mental abilities and other individual differences: Monozygotic female twins raised apart in South Korea and the United States

研究では2歳の時に生き別れとなった双子が再開し、研究者が彼らに接触することで確認されました。

ほとんどの項目で遺伝子の影響が顕著なので、遺伝子による影響で大まかな人生が決まってしまうようです。

クソニートくん
クソニートくん

いや。でも環境だって大事でしょ?

Murasaki
Murasaki

その通りだ。だが、その影響は限定的かもしれない。

環境は子供の成長において意味を成すか?

子育ての議論で、遺伝子 VS 環境の対立はよく耳にします。

環境ももちろん重要です。しかし、子供の成長において重要なのは家庭のような「共有環境」ではなく、家庭の外の「非共有環境」であることが 行動遺伝学的にはほとんど合意が取れているようです。

上記のグラフの下が、才能を説明するのは「遺伝子」「共有環境」「非共有環境」のどれか?を示したグラフです。

見ていただけると分かるとおり、幼少期以外ではほとんどが共有環境の影響などなく 遺伝子か非共有環境でほとんどの能力が決まってしまうようです。

以上から、親の心配や過保護はほとんど無意味で
適切な非共有環境に子供を飛び込ませる
ことが 子供を成長させるのだと分かります。

進化心理学的説明
アフリカの夕暮れ

進化心理学的には以下のように説明されます。

サバンナの時代、子供は生まれてもすぐに亡くなってしまう存在でした。

よって母親としては
「可能な限り多くの子供を産む」
ことが繁殖戦略上有利な作戦となります。

このとき子供は、新しい子供が生まれたら母親は自分の相手をしてくれません。

クソニートくん
クソニートくん

じゃあ、誰が助けてくれるのさ?

Murasaki
Murasaki

結論から言うと、同じ村の子供たちだ。

このようにして、人間の子供は 家庭ではなく村の子供たちのような非共有環境から様々なことを学べることを遺伝子レベルで知っています。

このように非共有環境に子供を飛び込ませることは、子供の成長において極めて重要です。

その一方で、その環境を好意で阻害してしまう可能性がある人がいます。
母親です。

親の過干渉ブロック ≒ 母親ブロック

様々な研究で、そもそも女性は
「非共有環境に飛び込んで冒険する」
といった拡張的な行動と相性が悪いことが示唆されています。

女性の社会的な生存戦略を整理した学術研究を見れば明らかでしょう。

2013年の研究を紹介します。女性は幼少期以降、報復のリスクを最小限に抑え、他の女子の力を削ぐ戦略を用いて競争することが判明しました。

From early childhood onwards, girls compete using strategies that minimize the risk of retaliation and reduce the strength of other girls. Girls’ competitive strategies include avoiding direct interference with another girl’s goals, disguising competition, competing overtly only from a position of high status in the community, enforcing equality within the female community and socially excluding other girls.

The development of human female competition: allies and adversaries

女子の競争戦略は
①他の女子の目標への直接的な干渉を避けること
②競争をしていない風よ装うこと
③共同体の中で地位の高い位置からのみあからさまに競争すること
④女性共同体内で平等を強制すること
⑤他の女子を社会的に排除すること
などが含まれていました。

このように、平等を強制して互いに監視し合い 子供に優しさで安全牌を強要する結果

子供が危険な目に遭って欲しくない
→子供の交友関係に口出ししたり 懸念のある子供との付き合いをやめさせようとする
→子供の異性関係に過度に干渉する

子供に将来失敗して欲しくない
→過度な受験戦争に子供を投入する
→子供に安牌な大企業に就職させようとする
→大学の入学式・卒業式についてくる
→就活の親ブロック

これらを全て好意でやるのが母親です。

私はかつて某学習塾で中学受験の指導を行っていました。その中には、過干渉な母親が何人もいて我々講師を困らせてきた経験があります。

クソニートくん
クソニートくん

いや〜。
思い当たるけどさ。

Murasaki
Murasaki

子供に過干渉すると、子供は弱者男性になる。
でも好意でこうゆうことをやってしまうんだ。理解はできるがな。

かつて
「女に子供を育てさせると子供が弱くなる」
と称して、寮制度や乳母など 様々な方法で子供を母親から引き剥がしました。

一見科学的根拠のない悪しき昭和の風習に見えますが、科学的にはこれらは正しかったのかもしれません。

ちなみに
「女に学は不要」
「女は仕事をせず、家で子供と家庭を守っていればいい」
という悪しき昭和の風習も、科学的には一定の合理性があることが示唆されています。

令和という時代は、昭和の因習とそれを支持してしまう科学的根拠を踏まえて どのように折り合いをつけるか決定する時代なのでしょう。

woman question

特に男の子なら、生殖競争に勝利するために 将来的に何かしらの闘いに自分で挑み そこで女性に選択してもらって子供を成します

母親の愛情で男の子の行動を制限することや、過度な受験戦争に飛び込ませることは百害あって一利なしと言って良いでしょう。

ただし、愛情を一歳受けずに育った子供の将来も残酷です。適度に子供を愛し、必要に応じて適切な非共有環境に子供を飛び込ませることが、科学的に正しい母親の役目なのです。

子供をチー牛にしない方法② : いじめ

裏切られた女性

そもそもいじめが発生する原因はなんでしょうか。

これらについて理解を深めることは、子供が壊れてしまう前に親がアクションできるきっかけになることでしょう。

ただし、原因を探る前に
いじめの実態は集団内での権力次第で決まる
ことを理解するべきです。

例えば、私は理系のインキャ出身なのですが 大学生になってインキャ集団の中でブイブイ言わせているインキャを何人もみてきました。

一方、体育会系陽キャの集まる「オープxハウス」という企業がありますが、そんな彼らでも一定数がついていけないと言って会社を去っていきます。

このように、実態は集団内での権力によってブイブイ言わせるか底辺になるかどうかが決定することを理解してください。

クソニートくん
クソニートくん

つまりどうしろと?

Murasaki
Murasaki

子供に
①徹底抗戦を指示する
②よっぽど厳しい状況なら別の環境を用意する
の2点に尽きるだろう。

子供をチー牛にしない方法③ : テストステロンの科学

筋骨隆々の男性

チー牛は性的二型の発達に乏しいと指摘しましたが、このような特性はテストステロンという男性ホルモンの量を予感させるシグナルです。

よって、チー牛ほど身体を鍛え 食事を徹底し 戦いに挑み 小さな勝利を重ねていくしかないでしょう。

科学的に正しい、テストステロンをぶち上げる方法が判明しています。ぜひこれらを参考にしてみてください。

更に、幼少期のあなたを苦しめたチー牛特性(ADHD)は、年齢を重ねるごとに緩和し 多くが寛解するようです。

2000年の研究を紹介します。年齢はADHDの症状(多動性・衝動性・不注意)の寛解に優位に関連していることが示されました。

Age was significantly associated with decline in total ADHD symptoms and symptoms of hyperactivity, impulsivity, and inattention.

Age-dependent decline of symptoms of attention deficit hyperactivity disorder: impact of remission definition and symptom type

研究では128名の男児の症状を4年間で5回測定することで調べられました。

これもチー牛属性のあなたには朗報かもしれません。徐々にあなたが変化して 周りからも認められていく存在になることを願っています。

コメント

  1. a より:

    子供に競争に打ち勝つ精神を根付かせることが大事なら
    過酷な受験競争を経験させるのは良いことなのでは?
    もちろん子供に無理強いしてはいけませんが、それはスポーツなど競争が存在するあらゆる分野に言えることでしょう。
    そして過干渉がよろしくないのは分かりますが、スシローの一件を見ても分かる通り、
    ちょっとしたイタズラで巨額の賠償金トラブルに発生しかねないようなご時世なので全否定出来ないのが難しいですね。
    今は小学生ですらスマホやSNSに当たり前に触れている時代ですし。

    後もう一つチー牛の定義って何なんですかね?あのイラストのような見た目という以外に定義はあるんですか?

    • Murasaki Murasaki より:

      Murasakiです。コメントありがとうございます。
      過去に某大手学習塾で公立中高一貫対策コースの理系を担当しておりました。その経験も踏まえてコメントさせていただきます。

      >子供に競争に打ち勝つ精神を根付かせることが大事なら過酷な受験競争を経験させるのは良いことなのでは?
      そこそこ勉強ができる子なら正しいですが、半分近い子が「お前受験なんて無理だろ」というレベルなので そのような子に向いてないフィールドで競争させるのは良くないと思います。
      そうゆう子に限って、母親が受験に介入しまくってきて厄介なので 子供は弱者男性確定です。

      >ちょっとしたイタズラで巨額の賠償金トラブルに発生しかねないようなご時世なので全否定出来ないのが難しいですね。
      ご家庭でITリテラシーをどこまで高める教育ができるかが重要かなと思います。

      >チー牛の定義って何なんですかね?
      元々「就業支援を受けている人」の顔立ちを指したネットミームです。
      近年はもっぱら「他人を叩くための侮蔑用語」になってしまっていますが。

      • a より:

        >そこそこ勉強ができる子なら正しいですが、半分近い子が「お前受験なんて無理だろ」というレベルなので そのような子に向いてないフィールドで競争させるのは良くないと思います。
        そうゆう子に限って、母親が受験に介入しまくってきて厄介なので 子供は弱者男性確定です。

        そのような子もいるのは理解出来ますが、そうした子がスポーツなど他に素質として向いている分野が無いのなら、勉強させること自体は打倒だと思います。
        スポーツなど他の分野で身を立てるにはプロ級の実力を身に着ける必要がありますが、学歴(勉強)は少しでも上がれば意味がありますので。
        そして長野立てこもり犯のように親が息子に向いていないスポーツを強要するパターンもありますし、
        厳しい受験勉強だけを悪かのように語り、厳しい環境で体を鍛え抜くことが正しいかのように語るのは違うと思いますね。要するに「子供に向いてないことをさせてはいけない」というだけの話なんですから。

        >元々「就業支援を受けている人」の顔立ちを指したネットミームです。
        近年はもっぱら「他人を叩くための侮蔑用語」になってしまっていますが。

        つまり貴方は「チー牛」の定義について純粋に顔立ちだけを指しているということですか?
        それなら親の育て方で容姿が変わるわけではないので、「こういう育て方をすると子供はチー牛になる」というのはありえない話だと思います。
        その上(大変失礼ながら)ドランクドラゴン鈴木さんもあのイラストの少年に似た外見なのでチー牛と呼べそうですが、彼は人気お笑い芸人にまで登り詰めるほど超過酷な競争を勝ち抜いてきた男です。
        なので、容姿にその人の生き様が現れるというわけでもないんですよね。

        そして最後に体を鍛えればいじめられる確率が低くなるかというと怪しい所だと思いますね。
        京アニ放火の青葉は柔道でいい線行ってましたが、定時制高校ではいじられキャラ(という名のいじめられキャラ)になっていましたし、
        ボクシングの亀田も「お前ボクシングやってるらしいな?おもろい奴やなw」という感じで、ボクシングをしていたからこそヤンキー連中に絡まれて嫌な思いしたそうなので。
        更に言えば芸能人や有名企業家(イーロン・マスクや堀江貴文など)も元いじめられっ子率が高い辺り、才能への嫉妬でイジメが起こるパターンが多いので、集団内でのヒエラルキーだけがイジメに影響があるわけでもないんですよね。

        • Murasaki Murasaki より:

          >そのような子もいるのは理解出来ますが、そうした子がスポーツなど他に素質として向いている分野が無いのなら、勉強させること自体は打倒だと思います。
          勉強をすることを否定はしてないです(むしろ、全人類やってください)。
          私が批判しているのは、向いていない子供を母親の善意で過酷な受験戦争に打ち込むことです。
          同様に、向いていない子供を母親の行為で過酷なスポーツを強要することもNGです。

          >親の育て方で容姿が変わるわけではないので、「こういう育て方をすると子供はチー牛になる」というのはありえない話だと思います。
          論文では、親の過干渉でコルチゾールが高い状態を維持する 結果テストステロンの産生が乏しくなる 結果第二次性徴期に性的二型の特徴が発現しづらくなる と主張しています。

          >最後に体を鍛えればいじめられる確率が低くなるかというと怪しい所だと思いますね。
          はい。
          私も効果は限定的だと思っています。
          その一方で、明らかに体格が良かったりすれば結果は変わると思っていますので いじめ対策で子供が体を鍛えたりするのは悪くない言ってかなと思っています。
          近々、いじめの科学 というテーマでブログを書こうと思います。

        • a より:

          >私が批判しているのは、向いていない子供を母親の善意で過酷な受験戦争に打ち込むことです。
          同様に、向いていない子供を母親の行為で過酷なスポーツを強要することもNGです。

          それなら理解出来ます。ただこのブログのリンクが貼られたツイートが「子供に向いてないことやらせるのはやめとけ!」ではなく
          「中学受験やめとけ!はマジ」という物だったので、勉強にフォーカスして言っているかのように見えました。
          そもそも母親が息子に向いてない何かを強要することばかりを危惧していらっしゃるようですが、
          世の中には長野立てこもり犯の父親のように星一徹を気取って息子に厳しい鍛錬もどきを課してしまう親父も存在するので、母親に限った話でもないでしょう。
          しかしまあ、どうにもこの記事を読んでいると、以前に散々あちこちで終始ツッコミを受けていた「危機感持った方がいい」の人の主張を思い出してしまいますね。8割くらいは主張内容が同じなので。

          >論文では、親の過干渉でコルチゾールが高い状態を維持する 結果テストステロンの産生が乏しくなる 結果第二次性徴期に性的二型の特徴が発現しづらくなる と主張しています。
          https://anond.hatelabo.jp/20200614185834
          その辺のことについてはこちらの記事で詳細に指摘している人がいるので、時間があったら読んで頂けたらと。

          最後に話は少し脱線しますが、弱者男性(定義が人によって大幅に違うのであくまで自称している人に限定しています)として苦悩を語っている人達のツイートを遡っていくと、
          「腹を割って打ち解けられる親友」「何かあったら一杯やりながら話聞いてくれる兄貴分の先輩」などの同性との深い人間関係すら築けてない人があまりにも多いことに驚愕と不憫さを感じてしまいます。
          GTO(漫画の内容自体は色々嫌いでしたが)の作中に登場した勅使河原という不幸な家庭環境故に非モテコンプレックスを過剰に拗らせてしまったキャラに対する
          「彼に本当に必要だったのは恋人ではなく、肩を組んで笑い合える親友だったのではないか」という作中での指摘はまさに現代に通ずる真理なのではないかと思います。
          黒子のバスケ脅迫犯の「彼女いない歴=年齢です。つまり失って惜しい人間関係はありません」という主張が貼られ、「弱者男性はこうやって無敵の人に追いやられるんだ!」と言うツイートがバズっているのを見た時から気になっていたのですが、
          何故弱者男性の少なくない割合の人は「失って惜しい人間関係」と言える掛け替えの無い親友を同性に築かないのでしょうか?
          経済的な苦境はそれで解決出来ないとしても、孤独感からは救われるはずなのですが。

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