「あのとき、ああすれば良かった」
「何であの時、こうしなかったんだろう」
「あの時の出来事がまだ許せない…」
ぐあぁ〜っ!!
なぜおれは、あんなムダな時間を…
三井寿かお前は
人間誰しも忘れたい過去や後悔があるものです。
ですがどんなに過去を悔やんでも、過去をやり直すことなんて絶対にできないのです。
だからこそ、 過去を忘れ変えることのできる「今」に焦点を当てて前に進むべきなのです。
ですが、変えられない過去に囚われてしまうことも 人間なら誰だってあることでしょう。
そこで今回は、そんな思い出しストレスから解放されるために どのようなアプローチを取ることが科学的に正しいのか 考えます。
思い出しストレスとは?
過去を思い出して嫌な気持ちになったことはありませんか?私はいくらでもあります。
人間、生きられるのは今この瞬間ですし 過去に囚われてウジウジしている時間がムダであることは、理性ではわかっています。
しかし そうは言ってもふとしたことがきっかけで、嫌な過去が頭の中を巡ってしまうことは誰にでもあります。そして、一度思い出すと止まらない。。、
今回は、この思い出しストレスを断ち切る 科学的なアプローチを紹介します。
思い出しストレスから解放される たった2つの習慣
では、この思い出しストレスから解放されるには どのようなアプローチを取れば良いでしょうか。
答えは脳の構造と、脳と精神がどのように繋がっているのか を理解すれば分かります。
それでは実際に その科学的解決手段を見てみましょう。
方法① : 頭・心・精神のコントロールは 身体からアプローチせよ
身体を動かすと、そのストレスが軽減します。これは感覚的にも正しいのではないでしょうか。
確かに、モヤモヤと過去を思い出している時は 体が動いておらずソファの上に座っている 或いはベッドの上で悩んでいるのではないでしょうか。
確かにそんな気がするけど、これって理由があるの?
大アリだ。
答えは、脳とストレスホルモンと身体のつながりが関係している。
ストレスが脳の視床に働いて、脳下垂体から出る副腎皮質刺激ホルモンを介して、副腎皮質ホルモンに影響を与えています。これを脳下垂体ー下垂体ー副腎連環と言います。
こうして副腎からストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されて、人はストレスを身体で感じます。
よって、コルチゾールの分泌を抑える手法を取れば、ストレスから来る不安が消失します。その手法が運動です。
有酸素運動は、このコルチゾールの分泌量を減らしてくれます。
https://president.jp/articles/-/46599?page=3
つまり、思い出しストレスに囚われたら サクッと外を歩いて、さっさと心拍数上げろってことだ。
外に出たくないからニートやってるんだよなぁ。
また、筋トレが習慣になっていると ストレスを感じる度合いが下がることがわかっています。こちらもぜひ試してみてください!
これは著者の主観ですが、思い出しストレスでイライラし始めたとき 無理やり筋トレして体を軽く追い込んでいました。これを実践すると、その瞬間モヤモヤが消えました。
バーベルを持ち上げていると、油断したら生命の危機的状態に陥ります。たったの10回3セットでしたが、この危機的状態が不安を取り除いて今この瞬間に集中できるようになったのかも知れません。
更に、テストステロン値が高い男性は メンタルの安定性が非常に高いことがわかっています。テストステロンを上げるとメンタル以外にもあらゆる改善がありますので、ぜひ興味がある方は以下の記事も参考にしてみてください。
方法② : マインドフル瞑想
過去に囚われているとは即ち、意識が今この瞬間に向いていないということです。
目の前にある出来事に集中していれば、過去の辛い思い出を振り返っている暇はないはずです。
今この瞬間だけに目を向けて、集中視している状態を「マインドフルである」と言います。逆に過去や未来の不安や、集中すべきこと以外に意識が逸れている状態を「マインドレスである」と言います。
実際に、マインドフルの欠如は 不安や鬱に関連する性格特性である「神経症的傾向」と関係しているかもしれません。
2015年の研究を紹介します。マインドフル度合いは、神経症的傾向と部分的に関連していることが示されました。
Our findings demonstrate that negative emotional reactivity associated with neuroticism is partially due to low levels of mindfulness, which offers a promising future research avenue for the role of mindfulness.
Curb your neuroticism – Mindfulness mediates the link between neuroticism and subjective well-being
研究では、108人の参加者(80.6%女性、M=25.2歳、SD=6.6)が6日間、日誌を記入しました。
その結果、マインドフルネスの欠如は、神経症と主観的幸福さ(SWB)との間の負の関連性の約4分の1を説明しうることを発見しました。
Murasakiくん、マインドフル瞑想推しだよな。
あぁ。
過去のおれを救ったのは、このマインドフル瞑想なんだ。
だからこそ、1日10分で良いから瞑想を実践することは悪くないチョイスだと思う。
マインドフルな状態を維持できるように鍛えれば、過去の不安に囚われてしまうこともなくなるでしょう。そのための方法がマインドフル瞑想です。
如何だったでしょうか?
過去の辛い思い出から解放されて、今この瞬間に向き合えるようになると良いですね!
Quantum Gunでは、これからも健康やメンタルに関する話題を取り上げていきます!!
Quantum Gunではすでに「メンタルの状態が良くない時の10の施策」を公開している。
落ち込んだ状態が続くなら、ぜひ読んでみてくれ。
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