自分の人生をふと思い返して見たとき
ライフステージが変わったとき
自分を変えたい と強く思ったとき
何か新しいことに取り組んで、新しい何かを得たいと感じる瞬間ってありますよね。
何か新しいことやりたいんだけどさ。
いいものが思いつかないのよね。
それなら、ちょうどいいものがあるぞ。
これらの処方箋として
「人生変えたければ、筋トレだ!!」
「自分で新しい事業を始めよう!!!!」
と発信しているところをみたことがある方も多いのではないでしょうか。
ですが、どうせやるなら 他の選択肢も持っておきたいですよね。
そこで私が推したいのが
マインドフル瞑想
です。
「なんかスピリチュアルな感じ?」
「最近話題になってるけど、なんでウケてるの?
「そもそも瞑想すると何がいいのかわからない」
と思う方、多いかもしれませんが 実は学術論文で効果が示されつつある本当に効果のある習慣のようです。
そこで今回は「瞑想を行うメリット」と題しまして、学術論文で裏打ちされた瞑想の本当のメリットや価値をご紹介します。
そもそも瞑想って何?
瞑想とは何かに集中し 意識を整えリラックスすることを指します。
ここには宗教的な文脈を含む場合もありますが、今回紹介するのは寧ろ科学的な文脈によるものです。
仏典においては瞑想の概念は、Bhāvanā(バーヴァナー、修習)との言葉で記載される[30]。仏教の始祖である釈迦は、インドのヨーガ的な瞑想の技法を学んだ[31]。仏教はその瞑想法をより安全かつ体系的なものに発展させた。それゆえ仏教の諸派の中には、今でもヨーガの瞑想の技法を継承している派もあり、さらに独自に発展させている派もある
https://ja.wikipedia.org/wiki/瞑想#科学的研究
瞑想は、その歴史もさることながら 効能も大変素晴らしいものなんだ。
それはわかったけど、なんか危なそうだな。。、
宗教的なニュアンスのことはしたくないんだけど、大丈夫なの?
確かに瞑想は仏教に関連した宗教的な意味合いの濃いものであるイメージをお持ちの方も多いでしょう。
一方で、瞑想の効能については科学的にも一定のエビデンスが揃い始めており、実際に人生においてポジティブな影響をもたらすのでは?という指摘も出始めているのです。
マインドフル瞑想 を実施せよ
ここで紹介するのは ただの瞑想ではなく「マインドフル瞑想」と呼ばれるものです。
マインドフルであるとは
「今の状態に集中し、ただ目の前のことだけに意識が向いている状態」
のことです。
現代人は絶えず様々な情報や人間関係の問題等に晒されており、マインドフルではなく 他の何かに頻繁に意識を奪われている状態です。
例えるなら、渋谷のスクランブル交差点のように頭の中がごちゃごちゃして 絶え間なく何かが流れているような、そんな状態でしょうか。
このように、マインドフルではない状態のことをマインドレスネスと言います。
確かに、いつもTwitterとかYouTubeを勝手に見ちゃうよなぁ。
コレって何かに集中できていない ってことだよね。
その通りだ。
ここからは、実際にマインドフル瞑想を行うことで得られるメリットについて紹介していくぞ。
マインドフル瞑想を行うことで今の状態だけに集中できるようになり、人生においてあらゆるメリットを享受できるようになります。
瞑想を行うメリットについて
ここからはいよいよ、瞑想を行うと得られるメリットについてご紹介します。
これらは全てスピリチュアルではなく、実際に学術論文で紹介されている 科学的に裏打ちされた結果です。
まだまだ科学的にマインドフル瞑想の効能を明らかにしきれていない部分もありますが、現在言われている
「おそらくここまでは科学的に正しいだろう」
というメリットまで紹介できたらと思います。
マインドフル瞑想のメリット①:脳(特に前頭葉)が鍛えられる
瞑想を行うと、脳の前頭葉が鍛えられることがわかっています。
前頭葉は
「あらゆる情報を整理し、その中から適切な行動を行うように指令を出す」
領域です。
2023年の研究を紹介します。マインドフル瞑想は、前頭葉の神経機能と機能的結合と関連していることがfMRIを使った脳スキャンで確認されました。
We were viewed various neuroimaging interventions of functional connectivity associated with the prefrontal cortex and different brain areas during meditation techniques on healthy meditators compared with non-meditators. fMRI findings show that meditation practices are associated with increased neural function and processing, default mode network, gray matter volume, and functional coupling in the brain area related to different parts of PFC.
Functional Connectivity of Prefrontal Cortex in Various Meditation Techniques – A Mini-Review
前頭葉は
「人間の理性を司る領域」
です。
よって前頭葉を鍛えることで、あなたの自己コントロール能力が向上します。
これはダイエットやスポーツ、勉強などの新しい習慣を身につける上で必要な能力です。
更に前頭葉が鍛えられることで次のようなメリットがあります。
マインドフル瞑想のメリット②:不安傾向が改善する
前頭葉が鍛えられることで理性的な思考ができるようになります。
不安傾向が強い人は、過去のトラウマや未来の不安に意識を奪われてしまう傾向にあります。
これは正しくマインドレスな状態です。
よってマインドフル瞑想を行なって今の状態に集中することでこれらの不安から解放されるようになります。
実際にマインドフルの欠如は神経症的傾向と一部関連していることがわかっています。
2015年の研究を紹介します。マインドフル度合いは、神経症的傾向と部分的に関連していることが示されました。
Our findings demonstrate that negative emotional reactivity associated with neuroticism is partially due to low levels of mindfulness, which offers a promising future research avenue for the role of mindfulness.
Curb your neuroticism – Mindfulness mediates the link between neuroticism and subjective well-being
研究では、108人の参加者(80.6%女性、M=25.2歳、SD=6.6)が6日間、日誌を記入しました。
その結果、マインドフルネスの欠如は、神経症と主観的幸福さ(SWB)との間の負の関連性の約4分の1を説明しうることを発見しました。
なるほど。
何か不安に襲われやすい人は、瞑想を取り入れるのも手なのか。
もちろん鬱などの精神的な問題を抱えている場合は、お医者様の許可やアドバイスを受けてから実施するといいと思う。
また脳の扁桃体が変化し、感情を上手にコントロールできるようになることが報告されています。
2008年のハーバード大学の研究では
「8週間のマインドフル瞑想で感情のコントロールが上手くなり、メンタルが強くなった」
「対外的には性格が良くなったように見える」
という結果を得ています。
更に脳の灰白質が変化し、ネガティブ感情の処理が上手くなったことも報告されています。
マインドフル瞑想のメリット③ : 睡眠の質が改善する
瞑想を行うと睡眠の質が向上することが報告されています。
その結果自然と睡眠時間も短くなり、一日の生産性も向上することになります。
また前頭葉が鍛えられたことで自制が働き、寝る前にスマートフォンを見たりして睡眠の質を下げることがなくなります。
僕も睡眠LOVEだから、瞑想を取り入れて より良い睡眠を取りたいな。
どちらかというと、永遠に寝てたいな。、
如何でしたか?
今回はマインドフル瞑想のメリットについて紹介しました。
皆さんもぜひ、試してみてくださいね!
ん?
肝心のやり方は教えてくれないの?
やり方については、次回の記事で詳細を話すつもりだ。
簡単だから、ぜひ試しにやってみてくれ!
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