【論文】強者に媚びて 弱者を叩く女心の科学

強者に媚びて弱者を殴る女心の科学 心理学

近年生まれ、様々な場所で使用される
「弱者男性」
「チー牛」
といった侮蔑ワード。

これらを頻繁に使用し、彼らを叩いている人がいます。

Twitter(もといX)上の女性たちです。

Murasaki
Murasaki

個人の感想かもしれないが、男性はこれらの単語を自虐的に使用しているのに対し、女性は侮蔑の意味で使用していることが多い気がする。

クソニートくん
クソニートくん

まぁ、そんな気もしなくはないよな。

様々な視点で彼女たちはチー牛叩きに余念がありません。

更に、女性同士の喧嘩は怖いという話もよく聞きます。
格下判定した女性に対して、女性はどのような態度をとるのでしょうか。

一方で、強者に媚びる女性も頻繁に観測されます。

例えば2023年のサッカーW杯で活躍した選手たちです。彼らはW杯までは一部のサッカーファンにしか認知されていなかった選手も多いですが、日本が歴史的な勝利を収めた後は全く違う反応でした。

これまで全く興味のなかった彼らの過去が掘り出され賞賛され、インターネットには彼らの半裸の写真が溢れかえり下の口から涎を垂らす女性たち…

なんとなく察してはいましたが
「女性は強者に媚びて弱者をコテンパンに叩く」
性質があるようです。

そこで今回は、女心の科学と題しまして そんな女性の心理について解説していこうと思います。

そもそも女性は弱者をコテンパンにするのか

a laughing girl

同じ社会に参加している以上、どうしても我々は女性の嫌なところを見てしまうシーンがあります。

この記事を読んでいる人の中には、席替えで隣になった女子にめっちゃ泣かれて周りからコテンパンにされたとか、女子に裏でクスクス笑われたりしたことのある人たちではないでしょうか。

クソニートくん
クソニートくん

うっうっ。。、

或いは、交際していた女性を振った結果 なぜか元カノの友人にフルボッコにされたとか、たまたま所属していた集団が女性ばかりで肩身の狭い思いをしたことがある方もいるのではないでしょうか。

或いは、同じ同性でも 近くにいる女性のネガキャンで嫌な目に遭った人もいるかもしれません。

このように、女性の嫌なシーンはそれなりの頻度で観測できますが、では女性は本当に弱者叩きに余念がないのでしょうか?

クソニートくん
クソニートくん

でも、弱者をコテンパンにするのって 男性も女性も同じでしょ?

Murasaki
Murasaki

いや。
学術研究が示唆するのは「弱者に対する接し方に性差がある」ということだ。

統計的な女性は、同性であっても格下には優しくない

そもそも女性は、同性の格下に対して 男性より厳しいことが示唆されています。

2017年の研究を紹介します。女性は男性と比較して、格下の同性パートナーに対して資源を分配しないで自分のものにする傾向があることがわかりました。

Consistent with the hypothesis however, across all three studies, high status males invested more than high status females in cooperative partners, suggesting that high status males intuitively evaluate sharing rewards with same-sex partners as more beneficial.

High status males invest more than high status females in lower status same-sex collaborators

研究では、187人の男性と188人の女性の参加者が能力の異なる(架空の)同性パートナーと協力した、その後、自分と相手の間でどの程度報酬を分け合うのか調べることで調査されました。

クソニートくん
クソニートくん

でもこの研究って、あくまでゲームをしたときの話でしょ?
現実世界ではどうなの?

Murasaki
Murasaki

現実世界でも、同性の格下に対する女性の態度を示した研究はいくらでもあるぞ。

女性が仕事で上司になると、かなり厳しい現実があるようです。

2016年の研究を紹介します。女性が職場の上司になると、女性の部下は仕事に対する満足度が下がりますが、男性の場合はそのようなことは起こらないことが判明しました。

Using two distinct datasets of US workers, we provide previously undocumented evidence that women are less satisfied with their jobs when they have a female boss. Male job satisfaction, by contrast, is unaffected.

Do women prefer female bosses?

研究では、アメリカの労働者を対象にした2つの大規模なデータセットを用いて解析されました。

このように、女性は同性であっても格下には厳しい態度をとることがわかりました。特に、女性が女性と競争するとき どのような戦略をとるのか調べた研究は迫力満点で読み応えがあります。

2013年の研究を紹介します。女性は幼少期以降、報復のリスクを最小限に抑え、他の女子の力を削ぐ戦略を用いて競争することが判明しました。

From early childhood onwards, girls compete using strategies that minimize the risk of retaliation and reduce the strength of other girls. Girls’ competitive strategies include avoiding direct interference with another girl’s goals, disguising competition, competing overtly only from a position of high status in the community, enforcing equality within the female community and socially excluding other girls.

The development of human female competition: allies and adversaries

女子の競争戦略は
①他の女子の目標への直接的な干渉を避けること
②競争をしていない風よ装うこと
③共同体の中で地位の高い位置からのみあからさまに競争すること
④女性共同体内で平等を強制すること
⑤他の女子を社会的に排除すること
などが含まれていました。

統計的な女性は、一見平等主義ですが 自分が勝利できると確信している時だけ積極的に行動し、うまくいけば敵を共同体から排除する戦略をとるようです。

クソニートくん
クソニートくん

えっぐいな。
でもめっちゃ見たことある光景だ。。、

Murasaki
Murasaki

女性の喧嘩は怖い ってのは、学術的にも示されているんだ。

これまで女性vs女性の戦いを見てきました。それでは、格下の異性が相手の場合はどうでしょうか。

統計的な女性は、ほとんどの男性を格下判定しており なおかつめっちゃ厳しい

女性の多くは、男性のほとんどを格下判定しているようです。

2009年のOKCupid社の報告を引用します。男性は女性の外見を均等に評価したのに対し、女性は男性の80%を平均以下の外見であると評価しました。

これは、女性は女性であるだけで好意的に解釈されるバイアス(Women are Wonderful Effect)によってチヤホヤされ続けた結果、認知までもが歪んでしまったことを端的に表す事例です。

よって大抵の女性は、客観的な価値が男性と釣り合っていたとしても
「お前なんかが私に釣り合うとでも?笑」
といった態度をとってしまいます。

クソニートくん
クソニートくん

キッツイな。

Murasaki
Murasaki

あぁ。そして、格下判定を食らった男性はどうなるのか見てみよう。

格下の男性は女性にとって存在がハラスメントです。

2017年の研究を紹介します。91人の女性にイケメンと不細工の写真を提示し、その男性と「会話」「ハグ」「キス」「大人のプロレス」をおこなっている状況を想像してもらいました。

結果、ただの会話でさえ 女性は嫌悪感を示し、その度合いは外見的魅力が高い人は低いことが判明しました。

We found that disease cues and attractiveness, but not sexual arousal, influenced disgust. The results suggest that women feel disgust at sexual contact with unattractive or diseased men independently of their sexual arousal.

不細工は会話ですらもハラスメント
Disgust Trumps Lust: Women’s Disgust and Attraction Towards Men Is Unaffected by Sexual Arousal

このように、女性は外見であなたとの交流を好ましいと思うか嫌悪感を抱くかを決定します。

更に「女性にハラスメントされた」と言う認知を抱かせるものは何か?を調べた直接的な研究があります。

2008年の研究を紹介します。女子大生を対象にある行動がハラスメントになるかどうか判断してもらいました。その結果、外見的魅力と社会的地位は ハラスメントと感じるかどうかの予測因子として機能することが判明しました。

Results indicated that attractiveness, high social status, and attitudinal beliefs about sexual harassment were all predictive of tolerance for sexual harassment, providing preliminary support for the validity of this paradigm.

Tolerance of sexual harassment: a laboratory paradigm

換言すれば、あなたが女性に対しておこなったアプローチが成功するかは あなたの魅力次第ということです。

クソニートくん
クソニートくん

ちょっと待て
流石に厳しくないか?

Murasaki
Murasaki

女性は感情的なので、何かで不快を覚えたら即座に嫌悪感を示してしまうようだ。

それが生存戦略上正しいのかもしれない。

度々女性が言う
「なんか違和感を感じたから、そのときに切っておけばよかった」
等は、もしかしたら適応の結果なのかもしれません。

女性が感情的であることと、認知について論文を整理した記事は以下参照。

女性は本当に強者に媚びるのか

振り返る女性

これまで、女性が格下に対してどのような態度をとるのか見てきました。

では逆に格上が相手だとどうなるのでしょうか。

クソニートくん
クソニートくん

うーん。
なんとなく察したけどな。

Murasaki
Murasaki

まぁ、学術論文を読み解こうじゃないか。

統計的な女性は、格上の同性に対してなかなか意地悪なことをする

すでに述べたように、女性の社会における生存戦略は

①他の女子の目標への直接的な干渉を避けること
②競争をしていない風よ装うこと
③共同体の中で地位の高い位置からのみあからさまに競争すること
④女性共同体内で平等を強制すること
⑤他の女子を社会的に排除すること

でした。

これを同性の格上に向けるので、以下のような行動を取ります。

クソニートくん
クソニートくん

めっちゃ嫌な予感が。。、

Murasaki
Murasaki

予感は的中だ。迫力満点の研究結果を刮目せよ。

2018年の研究を紹介します。女性の社会における生存戦略として、女性は魅力的で挑発的な服装の女性の評判を貶めるような噂を流して対抗することを発見しました。

Women strategically harmed and failed to enhance the reputations of other women who threatened their romantic prospects directly (by flirting with their romantic partners) and indirectly (by being attractive or provocatively dressed).

Competitive reputation manipulation: Women strategically transmit social information about romantic rivals

研究者はこのような行動に対して
「脅威的であると認識される同性の恋愛ライバルの恋愛的・社会的魅力を損なうように設計されている」
と主張しています。

女性の競争は熾烈で、頻繁に耳にする
「女同士の喧嘩は怖い」
を何となく察したのではないかと思います。

では逆に、格上の男性に対してはどのような態度をとるのでしょうか。

統計的な女性は、格上の男性にはメロメロ

耳元で何かを囁く男性

さまざまな側面から、格上の男性に対する女性の行動がどのようなものなのかが判明しています。

例えば、男性は女性と比して明らかに体格が良いですが 特に体格の良い男性には進んで子種を貰おうとするようです。

2007年の研究を紹介します。筋肉質な男性はそうでない男性と比較して肉体的に支配的で気性が荒く、交際相手への献身度が低いと評価されます。

As predicted, women rate muscular men as sexier, more physically dominant and volatile, and less committed to their mates than nonmuscular men.

Why Is Muscularity Sexy? Tests of the Fitness Indicator Hypothesis

一方で筋肉質すぎる身体は魅力を低下させることがわかりました。

Consistent with the inverted-U hypothesis of masculine traits, men with moderate muscularity are rated most attractive.

Why Is Muscularity Sexy? Tests of the Fitness Indicator Hypothesis

他の特徴(例えば、体脂肪)をコントロールした場合、筋肉質の男性は、女性にとってセクシーで、生涯のセックスパートナーがより多く、短期間のパートナーがより多く、交尾した女性との不倫がより多いことが判明しました。

Across three studies, when controlling for other characteristics (e.g., body fat), muscular men rate their bodies as sexier to women (partial rs = .49-.62) and report more lifetime sex partners (partial rs = .20-.27), short-term partners (partial rs = .25-.28), and more affairs with mated women (partial r = .28).

Why Is Muscularity Sexy? Tests of the Fitness Indicator Hypothesis

男性側からすれば嬉しいですが、女性側からしてみれば
「魅力的な男性に、複股されてでもOKだから脚を開きたい」
ということです。

Murasaki
Murasaki

他にも、身長や外見などが優れていると それだけ
「複股されてもOK」
と感じるのが女性のようだ。

クソニートくん
クソニートくん

うわぁ。、

更に、格上であれば女性は誰でもいいようです。戦争心理学の研究では、敗戦国の女性が勝戦国の兵士に対して発情することを発見しました。

2005年の研究を紹介します。女性は敵の支配に対する抵抗が男性と比して低いことが判明しました。

The evolutionary psychological perspective implies that women should be far less resistant to alien rule than men, because they have the option of marrying into the conquering group; however, this sex difference should disappear when women are no longer reproductive. The analysis of the Eurobarometer data from 15 European Union nations strongly confirms this prediction.

THE EVOLUTIONARY PSYCHOLOGICAL PERSPECTIVE ON WAR, CONQUEST, AND ALIEN RULE

これは戦争や紛争で侵略してきた人と嫁いできた女性の末裔が我々であるという、進化心理学的な仮説を補強する研究結果です。

上記の画像はアメリカ兵に発情した日本人女性を映した写真です。日本のために戦い傷ついた元日本兵には目もくれず、アメリカ兵は気まずい表情を浮かべています。

クソニートくん
クソニートくん

エグすぎるだろ…

Murasaki
Murasaki

だからこそ、我々男子は自分を鍛え続けなければならんな。

格上であれば誰でも良いというのは、実生活でもなんとなく察しがつきます。

もちろん、研究なので「統計的には」こうである。と主張しているだけです。よって、この研究で主張していることが全く当てはまらない人もいるでしょう。

ですが、現実の女性をみると 格上の男性ににゃんにゃんする女性はいくらでもいますし、経験則からも なんとなく察しがつくでしょう。

女性は
格上の男性に屈服して子種を植え付けてもらいたい
のです。

これまでさまざまな研究を元に、女性のコミュニティ間バトル & 格上格下異性に対する態度を論じてきました。

学術論文で客観的に示された内容なので、一般の人で反論はもはや難しいのではないか と思いつつも
「あくまでこれは一般傾向ですよ」
といったありきたりな逃げの説明だけ最後にして、この記事を終えたいと思います。

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