【論文】受験・スポーツ・仕事… 結果を出すための科学的テクニック

どうすれば我々は結果を出せる人に勝てるか? 心理学

皆様の身近に、優秀で結果を出し続けているすごい人がいませんか?

勉強でも、仕事でも、スポーツでも
素晴らしい結果を収め続け周りから一目置かれている人がいませんか?

クソニートくん
クソニートくん

確かにすごい人いるよな。

マジで意味わからんくらい

Murasaki
Murasaki

結果をコンスタントに出し続けるのは本当にすごい。
だからこそ、憧れるし 尊敬できるよな。

彼らが結果を出し続けている姿は本当に素晴らしいと感じる一方で、自分も同じようになりたいと願ったことがある方も少なからずいると思います。

或いは、周りとの比較ではなくても 何か課題があり、それをクリアして結果を残さなければならない場面 人生にはいくらでもあるはずです。

では、どのようにすれば結果が出せるようになるのでしょうか?

或いは、遺伝とか才能の類であって 自分では制御できない領域なのでしょうか。

クソニートくん
クソニートくん

まぁ、才能です って言われたらそれで終わっちゃうよな。

Murasaki
Murasaki

いや。必ずしもそうとは限らない。

もちろん、遺伝子や才能も重要です。しかし、人生ゲームは
与えられた手札で戦って勝利しなければならない
関係上、そのような考えが通用しない場合もあります。

そこで今回は「結果を出して勝利するための科学」と題しまして、結果を出すために変化し続け 新しい自分を更新し続ける手法を解説していきます。

成果を出すためには何が必要か

勝利を手にした男性

では、成果を出し続けるために何が必要なのかを考えてみましょう。

誰かが結果を出して自分が出せなかったシーンを目の当たりにすると、その映像が強烈に脳裏に焼きつきますが その背後には何があるのでしょうか?

結論から述べると、継続的な努力です。

Murasaki
Murasaki

ここでブラウザバックしようとした人は待ってくれ。
まだ重要なことを言っていない。

当然、努力し続ければ成長は続くのでしょうが それでも勝てない相手だっているはずです。

或いはその努力自体が難しいものであることも見逃せません。

よって、何かで勝利するためには
「成果を出すための方法を見つけ、その努力を継続し続けなければならない」
と言うことになります。

クソニートくん
クソニートくん

だから、それが難しいんだって

Murasaki
Murasaki

よし。
ではここからは発想の転換をしてみよう。

結果を出すために、他人と比較してはならない。

崖を上る男女

何かで結果を出したいとき、ついつい他人と比較してしまいがちです。

「あいつすげぇ」
「おれはあいつに勝てないのか?」
「どうすれば、あいつみたいに結果を出せるんだ?」

正直に言います。
メンタル病むので今すぐやめてください。

クソニートくん
クソニートくん

でも、結果を出すのってそうゆうことじゃん。

Murasaki
Murasaki

最終的にはそうあってもいいが、最初からその考えは無意味 通り越して危険だ。

人間、そもそもスタートラインが違うので 例えば勉強であっても才能やこれまでの学習量に差があるでしょうし、スポーツであっても同じです。

結局スタートが違うので結果に違いが出るのは当然で、比べるだけ意味がないのです。

世界にはたった一人だけ「実力は拮抗するが確実に勝てる相手」が存在する

競争する女性たち

他人との比較が無意味なら、我々はどのようにして結果を残せば良いのでしょうか。

結論から先に言うと、実力は拮抗しているものの必ず勝てる相手に毎日少しずつ勝ち続けることです。

クソニートくん
クソニートくん

そんな相手いるの??

Murasaki
Murasaki

いるよ。
昨日の自分だよ。

他人との比較は無意味ですが、昨日の自分に勝つことはできるでしょう。これを繰り返せば、自分の能力を遺伝的限界まで確実に引き上げることができます。

その過程の中で、徐々に成果が出てきて結果をせるようになるのです。

筋トレする男性

目の前にめちゃくちゃイイ身体をした男性が現れたとします。彼の身体は結果そのもので、対峙したあなたは
「…勝てねェ」
となるはずです。

彼は、昨日の自分に勝利し続ける作業を年単位で行ってきました。

そんな彼に数ヶ月筋トレ頑張っただけで勝てるわけがありません。

人は
継続し続けた努力とその結果得た成果の前では敗北するしかない
のです。

自分をコントロールして 昨日の自分に勝ち続ける

操られる男性

以上から比べるべきは昨日の自分であり、その自分に継続的に勝ち続け能力を遺伝的限界まで伸ばし、その過程で他の人にも徐々に勝利できるようにすることが 結果を出し続ける手法なのです。

クソニートくん
クソニートくん

これ、確かに言ってることは正しそうだけど 結局は遺伝的限界が青天井でしょ?

Murasaki
Murasaki

まぁ、言っていることは正しいが そこまで気にする必要はない。

遺伝的限界まで能力は上昇しますが、それでは結局勝てる人と勝てない人が現れてしまうのでしょうか。

結論から述べると
遺伝的限界に大きな差はない どころか年単位で継続して努力している人はほとんどいないので結局勝てる
ことになります。

自分を律し続け、昨日の自分に勝ち続けられる人はほとんど存在しません。

2016年の研究を紹介します。筋トレを継続できる期間はどれくらいか調べた直接的な研究では、3ヶ月継続できるのは37% 1年継続できるのは4%という残酷な結果でした。

The general survival curve shows that 63% of new members will abandon activities before the third month, and less than 4% will remain for more than 12 months of continuous activity.

Adherence to physical activity in an unsupervised setting: Explanatory variables for high attrition rates among fitness center members

研究では5420人のフィットネスジム新規会員を継続的に調査したもので、どのような要素が継続率を上げるかも調べられています。

ただし、最良の条件(性別 年齢 初期肥満度 身体活動レベル等)を持っていたとしても、依然として1年以上の継続率は断念するリスクの方が高いという結果でした。

Even individuals presenting the best combination of variables still present a high risk of abandonment before completion of 12 months of fitness center membership.

Adherence to physical activity in an unsupervised setting: Explanatory variables for high attrition rates among fitness center members

1年間の継続率は4%にとどまりましたが、その中には
「少し走りにきただけ」
「ストレッチして友人とおしゃべりして帰宅」
という会員も含んでいます。

詰まるところ
本気で自分に勝ち続け年単位で継続できている人は1%もいない
のです。

だからこそ、あなたは勝利するのです。

Murasaki
Murasaki

ここまで読んだあなたは本当に偉い。

ここからは、自分をコントロールする科学の魔法を授けよう。

自己コントロールできる性格特性 = 「誠実性」

花の香りを嗅ぐ女性

心理学の世界では、さまざまな手法を使って人間の心理を解明しようとしています。

その中で人間の性格に纏わる心理学が存在します。心理学の世界では、人間の性格をたったの5つに分類し 調べられます。

このように、性格を5つに分類する手法をビッグファイブ(Big5)と呼びます。

そして今回のように、自分をコントロールし ストイックに何かを継続して 困難に遭遇しても柔軟に乗り越えようとする性格特性を「誠実性」と言います。

Murasaki
Murasaki

つまり、この誠実性 という心理特性を強化することが 結果に繋がると言って良い。

クソニートくん
クソニートくん

性格で結果が出せるかどうかが変わってくるんだね。

特に、狙った性格の持ち主のような行動を知り実践し続けることによって本当に性格が変わることも重要です。

だとすれば、これから実践することは「誠実性が高い人っぽい行動」を継続して、習慣と脳みそそのものを再構築することが必要になります。

クソニートくん
クソニートくん

随分と大きく出たな。

Murasaki
Murasaki

引き続き学術論文を参考にするから、読んでもらえれば納得できると思う。

自己コントロールの具体的テクニック

チェス盤

では、実際に自分を「結果を出せる」人間に作り替えるにはどうすれば良いのでしょうか。

結果というものはすぐに出せるとは限りません。しかし、長い年月積み上げる覚悟とその習慣さえあれば、きっと大きなリターンとして帰ってくるはずです。

Murasaki
Murasaki

結果を出せる人間に改造する方法が、さまざまな学術研究によって示されている。

だからこそ、勝てるんだ。

クソニートくん
クソニートくん

頑張ります…!!

ここからは、あなたを「結果の出る人間」に改造する具体的テクニックを紹介して記事を終えたいと思います。

結果を出す人間になる方法① : セカンドネイチャー

森の中で寝る女性

人間の脳は上書き可能なキャンバスです。

そのため、欲しいと思った能力や性格特性までもが後天的に獲得可能です。

実際に、心理学の実験ではさまざまな介入を行ってその前後でどのように性格特性が変化したのかを調べる研究がいくつも存在します。

クソニートくん
クソニートくん

介入って何?

Murasaki
Murasaki

何かしらのアクションを起こさせることだと思ってもらえればいい。

このように、後天的に性格を変える手法を総称してセカンドネイチャーと言います。

量子砲(Quantum Gun)では、性格を書き換える方法 今回でしたら「誠実性」と言う性格特性を後天的に強化する方法について解説しています。

結果を出す人間になる方法② : ジャーナリング

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ジャーナル(Journal)とは、直訳で論文や週刊誌のことです。

あなたの自己コントロール能力を高め、昨日の自分に勝ち続ける最高の手法は 自分を記録し続けるジャーナリングになります。

クソニートくん
クソニートくん

なんで記録すると自己コントロール力が身につくの?

Murasaki
Murasaki

過去の自分との比較が容易になるからだ。

自分を毎日記録し、昨日の自分を紙に記録して そんな自分との比較を続けることで、あなたは確実に昨日の自分を超え続けることができるようになるでしょう。

他にも
中〜長期的な視点で自分をモニタリングできる
点がジャーナリングの強みです。

毎年1月になんとなく目標を決めたものの、大晦日になって
「なんか今年もあんま変わらなかったな〜」
となった経験は誰しもあるのではないでしょうか。

ジャーナリングの実践で、あなたが1年間でどれだけ変化し 変化が少ない部分に対して後から修正を加えることが容易になります。

クソニートくん
クソニートくん

確かに。
大晦日で「なんも変わってね〜」ってなった経験めっちゃあるわ。

Murasaki
Murasaki

ジャーナリングはそんな
「自分の目標を忘れてしまう」
と言う部分に対しても効果テキメンだ。

科学的に正しい、自分をモニタリングする方法も 量子砲(Quantum Gun)では解説済みです。

ぜひこれらの記事も参考にしてみてください!

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