【論文】令和最強の出会いはマッチングアプリ一択かもしれない

恋愛

令和の時代において出会いの方法は数多くあります。

かつて友人の紹介や、職場、趣味の集まり、あるいは偶然の出会いまで、昔からさまざまな形で人はつながってきました。今でもそのような方法で素敵なパートナーに巡り合う人は多いでしょう。

しかし、忙しい現代において、効率的かつ手軽に出会いを見つける手段として注目されているのが「マッチングアプリ」です。

クソニートくん
クソニートくん

確かに広告とかでよく見るけど、実際どうなのさ

Murasaki
Murasaki

さまざまな意見があると思うが、多分最強な出会い方はマッチングアプリだろうな。

場所や時間に縛られず、自分の価値観や趣味に合った人と手軽に繋がれるこのツールは、出会いの形を大きく変えました。

一方でマッチングアプリについては問題点がいくつも指摘されていることも事実です。

ですが、あらゆる学術研究の論文が示すところでは 最強の出会い方はおそらくマッチングアプリ一択と言っていいと思います。

なぜマッチングアプリが最強なのでしょうか。

そこで今回は、最強の出会いの科学と題しまして なぜマッチングアプリを使うべきか?考えようと思います。

マッチングアプリによる出会いの現状

なぜマッチングアプリを使うべきなのか考える上で抑えておきたいのは、現状どれくらいの人がマッチングアプリを使っているか? マッチングアプリで交際に発展するのか?の2点でしょう。

クソニートくん
クソニートくん

本当にアプリで出会えるの?

Murasaki
Murasaki

この記事ではテクニカルな部分には踏み込まないが、様々な統計データで「出会える」ことを説明していこうと思う。

ここではいくつかの統計データを用いて
「実際に会える」
ことを見てきたいと思います。

マッチングアプリの市場規模は右肩上がり

まず知っておきたいのは、マッチングアプリの出会いはトレンドの中心であって 出会いを探している人がまず使用する第一の選択肢になりうるという点です。

出会いの方法はさまざまなものがありますが、どの選択肢を比較してもやはりマッチングアプリ一択でしょう。

クソニートくん
クソニートくん

マッチングアプリ一択… って言い過ぎじゃない?

Murasaki
Murasaki

そんなことはない。

いくつかの統計データを紹介しよう。

まず知ってほしいのは、マッチングアプリ市場の推移です。

2021年の三菱UFJ銀行調べでは、恋愛系マッチングアプリの市場規模は、2021年に768億円、2026年には1,657億円になる予想です

引用源 : https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumerpolicy/meetingmaterials/assets/internetcommittee220121_0002.pdf

コロナ禍を経験した我々は生活様式の変更を余儀なくされました。それを踏まえてもこれだけの成長が見込めるのは特筆すべき点かと思われます。

マッチングアプリは年々利用者が増加し結果として多くの選択肢をもたらすことになる点を理解するべきです。

更にマッチングアプリの利用者の中心は若年層であることも理解するべきです。

2021年の三菱UFJ銀行調べでは、恋愛系マッチングアプリの利用状況は若年層であるほど多く 現在利用している人も同様の傾向にありました。

引用源 : https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/meeting_materials/assets/internet_committee_220121_0002.pdf

これは端的に若ければ若いほど 若い相手を狙いたければ狙いたいほどチャンスがあると言うことを意味します。

Murasaki
Murasaki

もちろん脂ギトギトのおぢさんが20代前半のピチピチの女子と関係を築けるか?閉経した女性が若い男性と関係を築けるか?は別問題だ。

マッチングアプリが成長していることがわかったと思いますが、一方で「他の出会いの選択肢と比較するとどうなのか?」も気になるでしょう。

マッチングアプリの利用者動向

出会いの方法はマッチングアプリだけではありません。職場や友人の紹介など、さまざまな方法で出会いがあるはずです。

では、それらの出会い方と比較した時に マッチングアプリはどのようなポジションにいるのでしょうか。

2023年のMMD研究所による調査では、どのような方法で恋人探しをするか調査されました。結果として若年層であるほどマッチングアプリを用いている割合が高いことがわかりました。

ただし若年層であっても「職場や学校」「友人や家族の紹介」は第一線で利用されている恋人探しの方法であることも見えてきました。

Screenshot

調査では恋人探しをしたことがある22,595人を対象に、恋人探しをする際の出会いの場所や手段を聞くことで調べられました。

若年層だけでなく、「職場や学校」が出会いの第一線の選択肢である実態が見える結果でした。

クソニートくん
クソニートくん

マッチングアプリが一番 …ってわけではないのね。

Murasaki
Murasaki

最後に述べるが、出会いの方法はそれでもマッチングアプリ一択だ。

そして、同様の調査で「出会いが最も多いマッチングアプリは何か?」まで調べられています。

2023年のMMD研究所による調査では、さまざまなマッチングアプリに関する調査が行われました。調査の結果、利用経験のあるマッチングアプリはダントツでPairsが多いと言う結果でした。

引用源 : https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2268.html

調査ではマッチングサービス・アプリを利用したことがある3,007人を対象に、利用経験のあるマッチングサービス・アプリを聞き取ることで調査されました。

Murasaki
Murasaki

3,007人と言う標本サイズなら、十分に信頼に足るものだ。

よって、マッチングアプリで出会いを探すなら まずは「Pairs」一択で良いでしょう。

これまで「出会いの方法」にフォーカスして調査結果を紹介してきました。

一方で気になるのは
「実際に成果に結びつかないと意味がないのでは?」
という点でしょう。

それらについても調べられているようです。

マッチングアプリで具体的な成果はあったか?

パートナーを獲得する上で、どのような方法が一番良いのか という問いは全ての人にとって重要でしょう。

まずは、どの出会い方でパートナーを獲得したか調べた調査を紹介します。

2023年 MMD研究所の調査では、若年層ほどマッチングアプリで現在の恋人を獲得している実態が見えてきました。

一方で出会いの割合が最も多いのは、全年代で「学校や職場」という結果でした。

Screenshot

調査では、現在結婚しているまたは恋人がいる21,549人を対象に、現在のパートナーと出会った場所や手段を聞くことで調べられました。

Murasaki
Murasaki

ポイントは同様の調査で「20代における恋人探しの手段と実際に成果があった方法に変化がある」点だ

20代の恋人探しの手法で「友人や家族の紹介」が2位でしたが、実際に成果を出しているのは「マッチングアプリが2位」と言う点は議論が必要かもしれません。

友人や家族からの紹介は、出会いの方法としてはそれなりに第一線である一方 実際の成果という観点でマッチングアプリよりは質が低いのかもしれません。

更に、どのマッチングアプリが最も成果に繋がったかを調べた調査を紹介します。

2023年のMMD研究所による調査では、さまざまなマッチングアプリに関する調査が行われました。調査の結果、今の恋人と出会うために使用したマッチングアプリはダントツでPairsが多いと言う結果でした。

引用源 : https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2268.html

調査ではマッチングサービス・アプリで現在のパートナーと出会ったと回答した870人を対象に、現在のパートナーと出会ったマッチングサービス・アプリを聞くことで調べられました。

出会いを探している人がマッチングアプリを使うなら、こちらもPairs一択と言って良いでしょう。

更に、婚活の成果とマッチングアプリの関係を調べた調査も紹介したいと思います。

2021年の三菱UFJ銀行調べでは、独身者の婚活サービス利用において、利用者も成婚もマッチングアプリが増加傾向にあることがわかりました。

引用源 : https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/meeting_materials/assets/internet_committee_220121_0002.pdf

特に高額な結婚相談所は利用者も増加しないばかりか成約率もほぼ横ばいでコストに対して見合ったリターンがあるかは疑問であると言うことを示唆する結果でした。

Murasaki
Murasaki

特に男性の場合要注意だ。

このブログでは何度も主張しているが、婚活アドバイザー(笑)のクソアドバイスは決して聞くな。

クソニートくん
クソニートくん

マジですか

結婚相談所が成果に結びつきづらい理由は以下の記事で詳細を書いていますので興味ある方は読んでみてください。

以上を整理すると

  • マッチングアプリの利用は増加傾向で若年層中心
  • 一方で出会いの最前線は「職場や学校」

となるでしょう。

クソニートくん
クソニートくん

じゃあ、職場や学校で探せばいいじゃん。

Murasaki
Murasaki

いや。絶対にやめた方がいい。

ポジショントークでもなく、マジだ。

確かに「職場や学校」は出会いの場所としてはよくありそうなベタな選択肢です。

ですが、それでも私Murasakiはマッチングアプリを推したいと思っています。

なぜマッチングアプリで出会うべきなのか

ここからは、アンケート調査だけでなく学術論文も使ってマッチングアプリのメリットを紹介したいと思います。

これまでさまざまな出会いの方法も検討した上で「マッチングアプリ一択」だと主張してきました。

クソニートくん
クソニートくん

でも出会いの最前線は結局「職場や学校」なんでしょ?

Murasaki
Murasaki

あぁ。だがそれでもマッチングアプリだと主張する理由は以下の学術研究を参考にしてほしい。

いくつかの観点でマッチングアプリでの出会いについて考えていきたいと思います。

マッチングアプリの出会いの質は高いか?

さまざまな研究でマッチングサービスの出会いの質について調査されています。

大規模な米国の調査で浮かび上がったのは、マッチングアプリの出会いの質の高さです。

2013年の研究を紹介します。マッチングアプリによる結婚は 夫婦間の破綻の可能性がわずかに低く 結婚満足度がわずかに高いようです。

In addition, marriages that began on-line, when compared with those that began through traditional off-line venues, were slightly less likely to result in a marital break-up (separation or divorce) and were associated with slightly higher marital satisfaction among those respondents who remained married.

Marital satisfaction and break-ups differ across on-line and off-line meeting venues

研究ではアメリカ国内の2005年から2012年の間に結婚した19,131人の全国代表サンプルを用いて調査されました。

このように、マッチングアプリによる出会いはクソ!!! という言説は必ずしも支持できないという結果でした。

クソニートくん
クソニートくん

なんでアプリで出会った方が満足度が高いの?

Murasaki
Murasaki

おそらく自分にとって満足のいく条件でフィルタリングできる点が魅力なんだろうな。

一方で、サンプルのサイズがわずかに小さいですが 逆の主張をしている研究もあります。

2024年の研究を紹介します。マッチングアプリによる結婚は、満足度や安定度がわずかにオフラインより低く、利用者の社会的阻害や地理的距離によってそのような影響が現れる可能性が示唆されました。

Participants who used online dating confronted greater societal marginalization and geographic distance, which affected their disclosure and perceptions of network approval and, in turn, the satisfaction and stability of their marriages.

The online dating effect: Where a couple meets predicts the quality of their marriage

研究では米国既婚者923人を対象に調査が行われました。

オンラインで出会った場合もオフラインで出会った場合も結婚に対する満足度は高かった一方で、わずかにオンラインが低いという結果になったようです。

Murasaki
Murasaki

研究によって答えがまちまちなのだが、マッチングアプリの方が出会いの質がいいと主張するものもあれば逆も然りだった。

総じて言えるのは、マッチングアプリだからと言って出会いの質が低いとは言い切れずむしろ気軽に出会いを作り出せる点で大きな魅力があるというものでした。

リアルな場で恋愛したら地獄行きチケットも同時購入するハメになる

これは当たり前の事実ですが、リアルな場 特に「自分が普段所属しているコアなコミュニティ内で恋愛することは避けるべき」です。

例えば職場で恋愛する場合、ワンチャンミスったらあなたはその会社を辞めなければならなくなるレベルのダメージを追うことになります。

Murasaki
Murasaki

そりゃあそうだ。

すぐに噂なんて広まるぞ。

クソニートくん
クソニートくん

うわぁ。。。、

特に恋愛初心者の男性がコアコミュニティで女性にアプローチするのは避けるべきです。

絶対にうまくいくはずがありませんので、相当慎重になって進めたとしても、ミスしたら即地獄行きも覚悟するべきです。

マッチングアプリによる出会いの弊害

失恋

最後にマッチングアプリによる出会いの弊害について少し述べて終わりにしたいと思います。

これまでマッチングアプリがいかに素晴らしいかを熱弁してきましたが、逆に弊害もあります。

クソニートくん
クソニートくん

弊害って… 面倒臭いのは嫌だな。。、

Murasaki
Murasaki

研究や統計データを貼るが、重要なのは「オンラインだろうがオフラインだろうが、同じリスクがつきまとう」という点だ。

弊害と言ってもマッチングアプリ特有のもの… というよりは、恋愛においては常に同様のリスクを孕んでいることを知っておくと良いでしょう。

男性向け

まず男性ですが、恋愛は苦行であると理解するのが良いでしょう。

2016年の研究を紹介します。マッチングアプリの男性ユーザーは使わない人に比べて自尊心のレベルが低くボディイメージに対して否定的であることが判明しました。

Whether they’re swiping left or swiping right, male users of the popular dating app Tinder appear to have lower levels of self-esteem and all users appear to have more negative perception of body image than those who don’t use the app, according to research presented at the annual convention of the American Psychological Association.

Tinder: Swiping Self Esteem?

マッチングアプリ(Tinder)の利用者は不特定多数にある種の品定めをされる構造により

  • 顔や身体に対する満足度が著しく低い
  • 身体に対する恥や監視のレベルが高い

という傾向がありました。

これは例えば身近な女性がチー牛にアプローチされて、LINEのスクショを送り合って
「キモ!!!!w」
「お前なんかが私にコミットできると思ってるの?笑」
と盛り上がったりするシーンを見たことがある諸兄なら納得の研究結果でしょう。

Murasaki
Murasaki

とはいえこんなの、マッチングアプリに限らず現実でも普通に起こってるんだけどな。

クソニートくん
クソニートくん

うわぁ。。、笑

男性にとって恋愛は苦行です。女性の嫌な部分をこれでもかと見ることになるでしょう。

それでも大事なのは、失敗から復活して その度に強くなって最後成功(性交)をつかむことです。

女性向け

そして女性の場合ですが、気軽に男性と会える構造上 もしかしたら
「ハイスペとマッチした!付き合えた!!」
…は幻想かもしれないことを頭に入れておいてください。

2023年 リクルートブライダル総研の「恋愛・結婚調査」の結果を紹介します。20代の恋人がいる男性は26.7%だったのに対し、女性は43.2%でした。

リクルートブライダル総研「恋愛・結婚調査2023」

素朴に考えると20代の女性はおおむね20代男性と交際していると考えられますが、明らかに男女で割合が偏っています。

当然30代男性や10代の男性と交際している20代の女性もいるかとは思いますが、明らかに乖離しすぎています。

この調査結果が意味しているのは
「女性が交際していると思っている男性は、そんなこと思ってない」
ということです。

女性は基本的に選ばれる側ですので、マッチングアプリで大量に男性から「いいね」が届きます。

それによって浮かれて「自分の客観的な価値」を見失うと、人生を毀損するレベルの大事故になりかねないことを頭に叩き込んでください。

どうすればマッチングアプリで素敵な異性と出会えるか?

これまでマッチングアプリのメリット・デメリットを紹介してきました。

では、どうすれば素敵な異性と出会える可能性を上げることができるか…???

これについては、別の記事で学術論文用いて紹介していきたいと思います。

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