【論文】中学受験は子供をチー牛に育て、日本の少子高齢化を加速させるか

生活

年々過酷さを増す 都心部の中学受験。

私は昔栄光ゼミナールの中学受験を担当していたのでよーーーーーくわかります。
「都内のお受験、エグすぎない????」

Murasaki
Murasaki

本当に、子供にこの学習量を課すのはまずいよなぁ って思いながら指導してた。

クソニートくん
クソニートくん

うわぁ。。、笑

次から次へと紹介される講座、青天井の教育費、塾に乗り込んでくる親、発狂する母親、精神疾患になる子供、子供の泣き叫ぶ声、合否の喜びと悲しみ…

それでもなお子供が学習塾の扉を叩いてやまないのは、次のような神話があるからでしょう。

すなわち
子供に教育予算を投下すればするほど、子供は将来幸せになる

今回は、そんな神話を解体するべく 学術論文をもとに
「子供を過酷な受験戦争に投入することは、幸せな結末を迎えるか?」
を大真面目に考察していきたいと思います。

そもそもお受験をすると子供は優秀になり 幸せな将来を得るか?

今回の議論を進めていくにあたって抑えておきたいのは
「そもそも受験勉強を子供にさせることにどんな意味があるか?」
と言う点です。

栄光ゼミナールの塾講師をやっていて思ったのが、親御さんは皆合格のために子供に惜しみなく教育予算を投下する点です。

クソニートくん
クソニートくん

子供の幸せな将来を願って… とかじゃ無いの?

Murasaki
Murasaki

まぁそうなんだが、

それだけの教育予算を投下して、子供のために身を切る親御さんの姿は 涙なしでは見れない趣き深さがあります。

そしてそんな親を支えているのは
「子供の教育にお金をかければかけるほど、子供の将来はよくなるはずだ!」
という神話です。

少なくとも、かけないよりはかけた方がいいに決まっている!!という前提があったでしょう。

それらは実際に正しいのでしょうか?

子供の知能は遺伝子で決まっている

残酷な事実ですが、子供の能力(少なくとも知能)は遺伝子で決まってしまっているかもしれません。受験勉強なんて頑張ったところで無駄です 無駄。

クソニートくん
クソニートくん

いや、言い過ぎでしょ。。、

Murasaki
Murasaki

そんなこと全く無い。

残酷な科学の結論を刮目せよ。

子供の特性と遺伝子の関係を調べる学問分野に「行動遺伝学」という学問があります。行動遺伝学は、ざまざまな特性と遺伝・環境の関係を調べることで
「何が遺伝子で決まって、何が環境で決まるか?」
を特定してきました。

そして抑えておきたい事実は
大抵のものは、大体遺伝子で決定してしまう
という点です。

遺伝子的には全く同じ一卵性双生児が、異なる親の下で育った時 どのような差が生じるか?を調べた研究を紹介します。

2022年の研究を紹介します。一卵性双生児である2人の性格や病歴等38の項目を調査しましたが、そのほとんどが一致する結果となりました。

特にこれらは先行研究であるミネソタ双生児研究(Minnesota Study of Twins Reared Apart)で発見された遺伝的影響と一致しました。

This report documents the behavioral, physical, and medical similarities and differences of monozygotic female cotwins, raised separately by an adoptive family in the United States and the biological family in South Korea. Similarities were evident in personality, self-esteem, mental health, job satisfaction and medical life history, consistent with genetic influence found by the Minnesota Study of Twins Reared Apart and related studies. An overall twin correlation across thirty-eight measures was r = 0.95, p < .001.

Personality traits, mental abilities and other individual differences: Monozygotic female twins raised apart in South Korea and the United States

研究では2歳の時に生き別れとなった双子が再開し、研究者が彼らに接触することで確認されました。

この研究が示唆しているのは、環境の影響なんてほとんどなくて 結局遺伝子でほとんど決まってしまうよ。という身も蓋もない残酷な事実です。

Murasaki
Murasaki

更に行動遺伝学的に環境には2種類あり、親が子に接する環境を「共有環境」 外部と接する環境を「非共有環境」という。

Murasaki
Murasaki

グロテスクだが、ご家庭でどんなに頑張っても(共有環境を整えても)子供の将来にほとんど影響がないことが判明している。

「遺伝子が全てじゃない!!環境だって大事だ!!!!」
という声が各方面から聞こえてきそうですが、それに対しても行動遺伝学は答えを出しています。

兄弟が共に過ごす環境(家庭や同じ習い事)を共有環境、それ以外の外部環境を非共有環境と言いますが どうやら子供の人生を決めるのは ほとんど遺伝子(+αで非共有環境)が占めているようです。

以上から、子供に中学受験させても将来良くなったり悪くなったりすることは特になく 全ては遺伝子と非共有環境で決定するのです。

これまで、そもそも知能は遺伝子で決まってしまっているのだから 受験をしようがしまいがあまり関係ないのでは?と主張してきました。

クソニートくん
クソニートくん

でも、学校によって特色とかあるじゃん。

それによって子供の将来に変化があったりしないの?

Murasaki
Murasaki

もっともな疑問だ。

次にエリートとされる学校に通うと人生が好転するのか考えてみよう。

いい学校とされる学校は、それぞれが特色ある教育方針を掲げています。

では、これらによって子供の将来が変わることがあるのでしょうか。

「いい学校」に行ったところで 人生は良くならない

「子供の知能は遺伝子で決定してしまうが、いい学校に入れれば何か変化があるのでは?」
という尤もらしい意見もあるでしょう。

しかし、学術論文が示唆しているのはエリート校とされているところに入ろうが入らなかろうが、そんなに変わらないのでは?という残酷な内容です。

2017年 イェール大学(University of Yele)の研究を紹介します。論文の著者の中には成田悠輔氏が含まれます。

シカゴに存在する10校のエリート校にギリギリ合格した人とギリギリ落ちた人、合計4000人あまりの成績を比較した結果、両者が入学後に受験したテストのスコアがほとんど変わらないことが判明しました。

Notes: This table reports 2SLS estimates of exam school enrollment effects for four outcomes. Panel A shows estimates using propensity score controls; panel B reports 2SLS estimates controlling for preferences and tier. Models using school-specific offers are over-identified. The school-specific specification uses a uniform kernel, while the any offer specification uses the edge kernel. Estimates in this table were computed using the Imbens-Kalyanaraman bandwidth.

【大好評につき配信期間延長!】林修も唸った!イェール大学助教授・成田悠輔★経済・教育・・・思い込みを捨て、データを見ると新しい世界が( https://youtu.be/qrVXm5gv4tM?si=9uqeUmKLVP0H89vU)

Regression Discontinuity in Serial Dictatorship: Achievement Effects at Chicago’s Exam Schools

この研究結果は
「エリート校に行ったから優秀になるんじゃなくて、単に優秀な子がエリートとされる学校に受かるだけでは?」
ということを示唆しています。

Murasaki
Murasaki

日本はやたら出身大学にこだわるが、自分の身の丈にあった学校にしか受からないのだから 要はこだわったところで無意味ともいえる。

紹介した論文は、学力的にはほとんど均衡しているギリエリート校に受かった生徒とギリ落ちた生徒を比較しました。

当日のコンディションや得意な問題が出たかどうかで合否が簡単にひっくり返ってしまうような状況です。

いい学校に入ったら成績が上がる… というのは幻想で、ギリ受かった子とギリ落ちた子はほとんど成績に差がないことがわかりました。

精神疾患のピークは思春期 その直前に中学受験を課す愚かさ

不安を抱えている女性

これまで過酷な中学受験を課したところで子供は優秀になるかどうかは遺伝子で決定しており、さらにいう学校とされる学校に入学したかどうかが子供の将来を決定するかどうかは疑わしいと述べました。

…にも関わらず中学受験に無理矢理子供を投入すると… 特に優秀でもなんでもないのに無理矢理勉強漬けにさせられる子供は、精神的に大きな負荷を課せられることになるでしょう。

Murasaki
Murasaki

おそらく、思春期前に多大な精神的負荷を課すのは子供の人生を狂わすトリガーになるだろう。

クソニートくん
クソニートくん

人生が狂う???

多くの精神疾患の発症が何歳くらいのときに起こるか?を調べた研究があります。

2021年の研究を紹介します。精神疾患の発症は思春期から始まるケースが多いようです。

14歳、18歳、25歳以前に何らかの精神障害を発症した人の割合は34.6%、48.4%、62.5%であり、ピーク年齢は14.5歳であることが示されました。

Co-primary outcomes were the proportion of individuals with onset of mental disorders before age 14, 18, 25, and peak age at onset, for any mental disorder and across International Classification of Diseases 11 diagnostic blocks. Median age at onset of specific disorders was additionally investigated. Across 192 studies (n = 708,561) included, the proportion of individuals with onset of any mental disorders before the ages of 14, 18, 25 were 34.6%, 48.4%, 62.5%, and peak age was 14.5 years (k = 14, median = 18, interquartile range (IQR) = 11–34).

Age at onset of mental disorders worldwide: large-scale meta-analysis of 192 epidemiological studies

この研究は192の研究(n = 708,561)を用いて解析された大規模なメタアナリシスです。

精神疾患の発症は14歳ごろにピークを迎えると述べました。

その直前に多大な心理的負荷を課す中学受験に我が子を投入する愚かさを、親は真面目に考えたほうがいいです。

Murasaki
Murasaki

とくに優秀でもなんでもない、中学受験とか向いてないだろうなーって子が無理矢理勉強させられている姿は、見ていて本当にキツかった。

「中学受験の弊害」親が想像もしない数年後の苦難
中学受験の天王山と言われる夏休みが終わりましたが、取り組み方によっては子どもの人生への大きな弊害になりうることを、どれだけの親が認識しているでしょうか。中学受験について私が聞いた気になる話をいくつか…

少子高齢化を加速させる中学受験の罪禍

これまで学術論文を用いて、中学受験をやったところで人生が大きく好転したり 将来より素敵な未来が訪れる… なーーーんてことは全くありませんよ。と述べてきました。

結局子供の特性はほとんど遺伝子と非共有環境で決定するものであり、ご家庭でいくら頑張ったところで それらはほとんど無駄な努力であることも指摘しました。

クソニートくん
クソニートくん

まぁ、子供にお金をかければ将来良くなるかも って期待はしちゃうかもだけどな。

Murasaki
Murasaki

気持ちはわからなくもないが、流石に子供に期待しすぎ 加熱しすぎだ。

繰り返しになりますが、加熱した受験戦争の背景にあるのは
子供にお金をかければかけるほど良くなるはずだ!
という神話でしょう。

その神話が、都市部を中心に子供に負荷を与える一方、青天井の教育予算が子供を産むことを躊躇わせるきっかけになっているのではないでしょうか。

都市部の中学受験は加熱しすぎ

(引用源 : https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20231115b.html)

そもそも前提として、都心部の中学受験は加熱しすぎです。中央区・港区・文京区は40%以上が私立中学に進学する異常事態です。

受験に受からなかった子も含めたら下手したら学級のほとんどの子が中学受験するケースもあるかもしれません。

これまで述べてきたように、教育に青天井の予算をかけようが 子供の能力や将来はほとんど遺伝子と非共有環境で決定するので 受験をやろうがやるまいが将来に及ぼす影響は限定的でしょう。

クソニートくん
クソニートくん

なんでこんなことになってるの?

Murasaki
Murasaki

一部の優秀な子や金のある親子に触発されて、うちもやらなきゃ ってなった結果だろうな。

知らんけど。

私はかつて栄光ゼミナールの中学受験コース担当講師でしたので、親御さんから
「ママ友間で活発に受験の情報交換がなされている」
と聞きました。

非常に残念ですが、ほとんどの子供にとって中学受験はオーバーワークですので やらせるだけ無駄なケースが半分でしょう。

更に子供は親の鏡ですので、聞いたこともない女子大出身で机に齧りついて勉強した経験なんてなさそうなママが必死になってるケースを頻繁に見ましたが 子供が優秀じゃないのはあなたの遺伝子と その行動を見て育った結果です。

「先生!うちの子全然本とか読まないんですけど、どうすればいいですか?」
「お母様は普段どんな本をお読みになられますか?」
「たまに雑誌とか…」

実際にMurasakiが栄光ゼミナールの保護者面談で行った会話。親が本を読まないからだって笑

これだけ加熱する中学受験ですが、では一体どれくらいの金額がかかるのでしょうか。

中学受験1人 = 教育予算xxx万円

富を独占する若い男性

さて、そんな中学受験ですが どれくらいの金額がかかるのでしょうか。

SAPIXの場合で試算しているWebページがありましたが、かなり残酷な金額です。

SAPIXの月謝は、小学校4年生で40,000円(1年間で480,000円)ほど、小学5年生で50,000円(1年間で600,000円)ほど、小学6年生で60,000円(1年間で720,000円)ほど。つまり3年間で合計1,700,000円ほどの塾費用となる計算

中学受験と高校受験、どちらが高い?教育費用の総額を比較して解説! | 最適な塾をお探しなら【塾選(ジュクセン)】
小学生の子どもを持つ保護者の中には子どもを中学受験させた方が良いのか、それとも公立中学校に進学をさせて高校受験をさせた方が良いのか迷っている人もいるのではないでしょうか。 特に気になるのが費用。中学受験をする場合としない場合、それぞれどのくらいのお金が必要なのかは事前に知っておきたい内容です。 今回は中学受験と高校受験...

小6だけで年間72万円ですが、私立中学への進学を考えるなら 小学4年生の時点から塾に通うケースをいくつも見てきました。

クソニートくん
クソニートくん

ひぇえええええ

Murasaki
Murasaki

いくらお金かけようが、子供の将来は中学受験やったところでほとんど変わらないのにな笑

このWebページの試算は月謝を12倍して年間のコストを算出しています。

ただし、これは大きな誤りです。なぜなら中学受験コースには、季節講習や日曜ゼミの授業も加算されるからです。
結論から述べると、小6の受験生は年間で100万円以上の塾代がかかることは決して誇張した金額ではないです。

その上私立中高なんて通ったら… 途轍もない金額が教育予算としてかかることは間違いないでしょう。

中学受験して私立中高に通わせた結果、大学卒業までにかかる教育予算の家計の出費は1,500万円を突破するのは決して誇張ではないのです。

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少子化を止めるには、それぞれの夫婦が3人以上の子供を産む必要があります。教育予算だけで4,500万円です笑

繰り返しますが、受験なんてしたところで 子供の将来なんてほとんど変わらないんですけどね。

こどもの教育に熱が入るあまり狂ってしまう低学歴ママ

さらに面白いのが、子供の受験に献身的すぎる態度を見せるあまり 狂ってしまうママの存在です。

私は栄光ゼミナールの中学受験コースを毎年担当していたのでよーーーーーく分かります。毎年夏頃になると塾に乗り込んでくる親が多発しますが、ほとんどが父親ではなく母親です。

そしてこれは決して珍しいケースではなく、毎年数人のママが必ず塾に殴り込んできます。塾に乗り込むほどではないけど、頻繁に電話してきたり 家庭で頭がおかしくなってしまったママも含めたらかなりの数存在するのではないでしょうか。

クソニートくん
クソニートくん

確かに… 中学受験に熱心なのって母親が多い印象だな。

Murasaki
Murasaki

これは女性の認知能力が関係しているかもしれない。

なぜ中学受験ママは頭がおかしくなってしまうのでしょうか。

学術論文の紹介は別記事に譲りますが、母親は子供(に限らず、自分に関連するもの)を他人ではなく自分の分身であると認知していることに由来するかもしれません。

そのことを端的に表したデータがあります。

朝の情報番組「朝イチ」で集計したアンケートでは、ママ友の地位は自分の実力ではなく身近な他人の社会的地位で決定することがわかりました。

ママ階級は何で決まる?

女性は自分の能力ではなく、身近な他人の社会的地位を自分に内面化するのです。

母親にとって自分の子供は「自分の子宮から出てきた自分の分身そのもの」です。そんな自分の分身に、例えば学歴コンプレックスを投影したり 自分の成し得なかったもう一つの未来を投影するのです。

Murasaki
Murasaki

はっきり言って狂っていると思うが、女性はそうゆう生き物なんだ。

クソニートくん
クソニートくん

うわぁ笑

その結果熱が入ってしまい、子供の受験にフルコミットしてしまう母親の姿 学習塾ならいくらでも観測できます。

ちなみに過干渉は子供をチー牛に育てるのでお勧めしません。

2012年の研究を紹介します。発達障害的特性を持っている男性は、親の過干渉や虐待 いじめなどの要因でコルチゾール値が幼少期から高い状態にあることが判明しています。

Analysis showed significantly higher peak cortisol levels and prolonged duration and recovery of cortisol elevation following the blood-stick stressor in children with autism.

Enhanced Cortisol Response to Stress in Children in Autism

更に解析の結果、自閉症児では、採血ストレッサー後のコルチゾール濃度のピーク値が有意に高く、コルチゾール上昇の持続時間と回復時間が長いことが示されました。

母親は放っておくと、自分が子宮の底から嫌悪する社会的地位の低い格下男性を自らの手で育て上げようとしてしまうのです。

子供がチー牛、女版チー牛に育った日には 末代リスクが跳ね上がること間違いなしです。親の過干渉で子供をチー牛にしてしまうことのリスクを、全ての親は頭の中に入れておく必要があると思います。

クソニートくん
クソニートくん

…もう、中学受験なんてやらないほうがいいんじゃない?

Murasaki
Murasaki

いや。必ずしもそうではないだろう。

最後に、どんな子供に中学受験させるか?を考えてこの記事を終わろう。

これまで中学受験をボロクソに叩いてきましたが、ではどのようなケースなら中学受験を検討すれば良いのでしょうか。

最後に、これまでの研究結果を踏まえて どのようなケースで中学受験が適しているか考察して記事を終わりたいと思います。

中学受験が向いてる子供の特徴は?

これまでの記事を読むと
「中学受験は絶対にやってはいけないのでは?」
と考えてしまう人も多いでしょう。

ですが中には中学受験した方がいいケースも存在します。

最後に主観混じりで、中学受験に向いているケースをお話しして終わりたいと思います。

子供が小学校でいじめを受けているケース → 徹底抗戦を指示。改善しなければ環境を変える選択を

学校がクソみたいな社会なのは、皆ご存知でしょう。

たまたま同じ地域に住んでいるから集まっただけで、中には合うやつ合わないやつが混じっているのは当然です。

小学校なんて特に、卒業したら一切関わらない人が9割9分でしょう。

そんなしょうもない社会で子供がいじめを受け、一生心に傷が残るダメージを負うのは損でしかないです。

子供が男の子なら、まずは徹底抗戦を指示してください。相手が暴力を振ってくるなら、こちらも暴力で返すことを支持するべきです。

クソニートくん
クソニートくん

そんなこと言っていいの?

Murasaki
Murasaki

当たり前だ。男の社会は地位で全てが決まる。

子供のうちにいじめられて低い地位に甘んじる癖をつけさせるのはチー牛まっしぐらだ。

母親や祖母が子供に
「喧嘩なんてしちゃダメ!」
「ヨシヨシ 辛かったね」
と男の子を甘やかす姿を大変よく見かけますが、絶対にやめてください。男性の社会のルールは「男は社会的地位で全て決まる」ことを頭に叩き込むべきです。

なんなら格上だと感じた夫に発情して精子を貰ったのに、自分が子宮の底から嫌悪する格下の弱い男に育てるような真似は絶対にしないでください。

男社会のルールを教えるのは父親の役割でしょう。子供がいじめられて泣いて帰ってきたら、相手を殴り返して屈服させ「ごめんなさい。もうしません。」と言わせるまで殴り続けるように指示すべきです。

…が、本当に環境を変えないとダメなケースもあるでしょうから その時は中学受験を選択肢に入れるといいと思います。

子どもが優秀だと感じた → 中学受験を検討するのも手

子供が優秀だと感じたら、中学受験を勧めるのは悪くない選択でしょう。

優秀な学校に行けば、それなりの非共有環境が手に入ります。学力的に十分であれば、家庭では用意できない環境を求めて子供に受験させることを提案するのは悪くないかもしれません。

Murasaki
Murasaki

これまで、才能のない子供を無理矢理机に縛りつけることを批判してきた。

だが子供が優秀なら話は別だ。

繰り返しますが、親が勝手に盛り上がって子供に中学受験を検討するのは絶対にやめてください。

「周りがやってるから」
「ママ友内の地位が気になるから」
等の薄っぺらい理由で子供をチー牛にするのはやめましょう。

学習塾代が気になるなら、スタディサプリを検討してください。

一流講師の授業を定額受け放題なので、負担を大きく減らせるはずです。

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個人的にはatama+もお勧めです。AIで子供の弱点を解析して、毎回その子に最適化した問題を提案してくれる次世代型学習プラットフォームです。

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子供が受験したいと言ってきた → 本当に受験したいのかテストする

小学校で塾に通って、やたら優秀な子を目の当たりにしたとき 子供から
「ぼくも/私も受験したい」
とお願いしてくるケースもあるでしょう。

その場合は受験を考えてあげたくなる気持ちもわかります。

Murasaki
Murasaki

子供の願いを叶えたい親の気持ちは十分理解できるが、待ってくれ。

子供の願いを叶えたい気持ちはわかりますが、子供の気持ちなんてすぐに移ろいます。…どころか大人だって、やりたいと思っていたことを後回しにしてしまうケースが多いでしょう。

要は、人間の意思力なんてその程度なんです。

この場合、親が取るべき選択はなんでしょうか。

まずはスタディサプリ or atama+を子供に勧めて勝手にやらせてください。

スタディサプリをやらせて、子供が炎のように机に齧り付いて勉強を始めたら 受験を検討するべきです。

逆に、環境を整備しても子供が勉強をしないなら それは単なる気まぐれです。

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