【論文】モテたいのに学んでないのはヤバすぎる 進化心理学を学んで本当のモテを獲得しよう

心理学
クソニートくん
クソニートくん

彼女欲しい。。、

でも、どうしたら良いかわからん

Murasaki
Murasaki

なんだ 恋人が欲しいというモチベーションはあるのだな。

素敵な異性と生活を共にし、素晴らしい生活を送りたいという一種の憧れ(幻想)は誰しもが持っていることかと思います。

しかし、願ったところで少女漫画のように素敵な異性が目の前に現れ 自分に恋してくれるとは限りません。実際現実は残酷で、自分の思った通りにいかない経験を誰しもが通過していることかと思います。

告白

実際、このページを見ている人は そんな都合のいい現実など存在しないから見ているのかもしれません。

では、少しでも異性を惹きつけ 自分の思った通りにことが運びやすくするためにはどうすれば良いでしょうか。

世の中には、さまざまなモテ情報(笑)で溢れています。また、人間であれば誰しもなんらかの恋愛を経験している と言う性質上誰でも個人的な感想で好き放題言えてしまうのが恋愛です。

いわば一億総恋愛評論家時代なのです。

Murasaki
Murasaki

これだけ情報に溢れていたら、本当に意味のある情報を獲得するのは難しいよな。

クソニートくん
クソニートくん

じゃあ、どうすればいいのさ。

みんなが好き放題個人の感想で恋愛を語ってしまう性質上、どうしても情報の質は低くなります。

しかしながら、恋愛には間違いなくルールが存在し 何が求められて何が適切なアクションなのか全て科学的に解明されています。

特に恋愛における決して揺るがない原理原則が存在することは頭に入れておくべきでしょう。

ここでは、恋愛における大原則の科学と題しまして「進化心理学の知見に基づいて 異性を惹きつけるためにどのような要素重要であるかを科学的に解説したいと思います。

進化心理学とは

人類の進化

進化心理学は、進化論的理論を基盤にして、人間の心理現象や行動について理解するための学問分野です。

人間の心理的特性や行動は、進化的に形成された適応的な機能であると捉えられます。

Murasaki
Murasaki

人類がどのような淘汰を勝ち抜いて今の姿になったのかを理解することは、人間の心理や行動を理解する上で極めて重要なんだ。

クソニートくん
クソニートくん

単なる教養 としても面白そうな題材だな。

進化心理学は、心理学や生物学、人類学、社会学などの様々な分野からの知見を統合しています。

これらの知見を効果的に活用することで
「なぜ、人間はこのような特性に惚れてしまうのか?」
「どうすれば自分も同じような特性を獲得できるか?」
を理解することができるでしょう。

進化心理学における絶対不動の基本ルール「サバンナ原則」

ライオン

進化心理学の世界では、絶対に揺るがない究極のルールが一つだけ存在します。それが「サバンナ原則」です。

人類はサバンナの時代からほとんど進化しておらず、そのため人類がサバンナ生活していた時代そうだったからと言う究極の原則があるのです。

人類の遺伝子はサバンナの時代からほとんど変化しておらず、そのためこの究極の原則を絶対的なものとみなすのです。

クソニートくん
クソニートくん

遺伝子の変化ってそんなに遅いの?

Murasaki
Murasaki

人類がサバンナにいたのは数百万年だ。
現在の農耕〜工業社会はせいぜい1万年。遺伝子の変化のスピードと比較すると短すぎるんだ。

人類がサバンナの時代から変わっていない代表的な例は「人間がマクドナルドのようなジャンクフードが大好物」と言う点です。

進化心理学的 人類がジャンクフード大好きなわけ

チーズバーガー

人類がサバンナにいた時代、食べ物で満たされていたわけでもなく基本的に飢えている状態でした。

そのため、少しでも多くカロリーを摂取するため 人類は糖質と脂質が多いものを好む個体が生き残ってきたと考えられます。

その結果我々の遺伝子に刻まれたのは「高糖質高脂質の食べ物をいち早く摂取せよ」と言う命令です。

Murasaki
Murasaki

食べ物に困らなくなった現在、この性質は人類にとって脅威そのものだ。
なんたってダイエットがめっちゃ難しくなるからな。

そんな我々がマックのチーズバーガーの誘惑に争うのは極めて困難です。

更に、我々の運動嫌いも進化の賜物と言えそうです。

進化心理学的 人類が運動習慣を続けられないわけ

燃え尽きた男性

人類はこれまで、限りある食料を狙ってサバンナを駆け巡る生活をしてきました。

運よく食料にありつけたら、その日はカロリーの消費を抑えるため基本的に活動を停止し夜を越すように過ごしてきました。

このように、食べてからダラダラすることを徹底した個体がカロリーの消費を抑え長生きできたことでしょう。

結果我々は、食べたらもう運動したくない と言う欲求が遺伝子に刻まれたと考えられます。

Murasaki
Murasaki

人類の設計は現代社会にはあまりにも適していないことがよくわかっただろ?

クソニートくん
クソニートくん

おれがニートなのは遺伝子のせいなのか。

このように、人間の心理の根源的な部分に対してアプローチをするのが進化心理学です。

そして、我々は何かしらの傾向に基づいて異性を選択してきた先祖の末裔です。その中には普遍的なモテる異性のルールが存在するのです。

ここからは、サバンナ原則に基づいて どのような個体がモテたのか考えていきたいと思います。

モテる = 「この人の子供が欲しい」と言う欲求を多く集める

愛し合う男女

進化心理学的にモテるとは、生存や繁殖に有利な特徴を持っている人に対して、性的に魅力を感じることを指します。

進化心理学的には、人間は生物学的に生存と繁殖を目的として進化してきたと考えられており、人々がパートナーを選ぶ際には、そのパートナーが生存や繁殖に有利な要素を持っているかどうかを判断して恋に堕ちると考えられています。

クソニートくん
クソニートくん

うわ。エッグいな。。、

Murasaki
Murasaki

おいおい 何を言っているんだ。

我々だって動物だ。当然子孫を増やして種を繁殖させることが生きる目的の一つだ。

当然、静的に引かれるかどうかは重要な要素だぞ。

更に、子孫を繁栄させるにあたって男性・女性の繁殖方法は異なるため それぞれがどのような要素に惹かれるかは全く異なります。

結果として、男性なら「進化心理学に基づく 適切な女性を惹きつける特性」 女性なら「進化心理学に基づく 適切な男性を惹きつける特性」というものが存在するわけです。

では、ここからは男性女性の身体的な特徴に着目して、我々がどのような繁殖戦略を取ってきたのか考えるところから始めていきましょう。

男性の繁殖戦略

イケてるビジネスマン

男性の繁殖行動は、10 ~ 30分程度で完了します。倫理的な問題はさておき、繁殖活動が短いため 完了したらすぐに次の異性と繁殖行動ができます。

よって、男性視点での繁殖を最大化させる戦略は 少しでも多くの異性を惹きつけ繁殖行動を行うことになります。

Murasaki
Murasaki

以上から、男性の生殖のための戦略は「質より量」となる。

クソニートくん
クソニートくん

本能に従うなら、男性は浮気症ってことになるのか。

男は浮気症と言いますが、これは男性の繁殖戦略に基づいた普遍的なルールでもあるのです。

例えば交際を2年以上続けても子供ができないカップルがいたとしましょう。男性目線ではその場合、さっさと他の女性にアプローチしてしまうのが繁殖を行う戦略上大正解になってしまうのです。

女性の繁殖戦略

フルーツを食べる女性

女性は繁殖行動を終え一旦身籠ると その男性の子供を抱えた状態で10ヶ月程度、満足に動けなくなります。

更に、医療の発達していないサバンナ時代、出産は生命の危機すら伴うリスクの大きな行動です。

ほとんどの生物は、生まれてすぐに自立して立ち上がり 動き始めます。それができないのは人間の赤ちゃんだけです。

クソニートくん
クソニートくん

なんで人間の子供は生まれてすぐ立ち上がれないの?

Murasaki
Murasaki

大脳のサイズが関係していると言われている。人間は腹の中で大脳を大きくすることにほとんどのエネルギーを使ってしまうから、それ以外は未熟な状態で生まれるんだ。

また、子供を産んでからも その子供を産み育てなければなりません。

よって、性格や肉体的強さに問題がある男性との間に子供を作ってしまうと 妊っている間に暴力や食事を得られないリスクを伴います。

ワンチャン不健康な男性との間に子供を作ってしまうと、出産後も遺伝的に問題のある子供を面倒みなければならなくなってしまいます。

そのため女性視点での繁殖を最大化させるための戦略は、少しでも優秀な男性を選び その男性に守ってもらいながら子供を産み育てることなのです。

Murasaki
Murasaki

以上から、女性の繁殖行動を最大化させる戦略は 異性を「量より質」で選ぶことなんだ。

クソニートくん
クソニートくん

うっわ。
それもまたエグいな。

ここからは、男性 女性それぞれの「進化心理学に基づく繁殖の戦略」に基づき、それぞれがそのような要素を身につければモテるようになるのか解説します。

進化心理学に基づく モテるための戦略

チェス盤

ここからは、異性を惹きつけるための戦略として どのような要素を身につければよいか解説します。

人間も動物ですので 当然他の種と同じような要素がモテに影響している場合もあります。一方で、人間は他の種とは異なるので 他の種ではあり得ない戦略がモテに影響します。

Murasaki
Murasaki

動物的な戦略と、人間に特化した戦略両方をとることが重要なんだ。

クソニートくん
クソニートくん

人間に特化した戦略 ってのが、まさしく「進化心理学に基づく」の部分になるんだね。

それでは、一体 どのような戦略をとることが自分のモテを最大化させることになるのでしょうか。

戦略① : 男性は減点要素を可能な限り排除せよ

拒絶

割れた腹筋は、多くの女性を魅了するでしょう。綺麗な二重瞼は魅力的な外見に見えるでしょう。

これらの加点要素は、多くの異性を魅了する可能性があります。

しかし、奇妙な男性であること 不快な体臭を放つ男性であること 精神に異常をきたした男性であることは全ての異性を幻滅させます。

以上から、加点要素は異性を魅了する可能性がありますが 減点要素は全ての女性を幻滅させます。

Murasaki
Murasaki

割れた腹筋は確かに魅力的だが、全ての女性が求めているわけではない。
重要なのは、全ての異性が減点する要素をまず無くすことなんだ。

クソニートくん
クソニートくん

減点要素か。。、
確かに、これって確実に他人を幻滅させるからな。

減点要素を拒絶する反応は、言い換えれば「生理的にムリ」である状態を指します。この時点でスタートラインに立つことができず 勝負が始まりすらしないのです。

女性は基本的に男性を質で判断します。これは換言すれば女性は基本的に多くの男性からアプローチを受ける側の性別なのです。

女性が男性から受けるアプローチの数は6.2倍

2015年の研究を紹介します。Tinderにおいて、上位20%の男性ユーザーが 上位78%の女性ユーザーを喰い物にしていることがわかりました。

It was determined that the bottom 80% of men (in terms of attractiveness) are competing for the bottom 22% of women and the top 78% of women are competing for the top 20% of men.

Tinder Experiments II: Guys, unless you are really hot you are probably better off not wasting your time on Tinder — a quantitative socio-economic study


上記のグラフの面積は、男性ユーザーがおくる「いいね!」の数と女性ユーザーが送る「いいね!」の数に対応します。女性が1いいねを送る時、男性ユーザーは6.2いいねを送っていることを意味します。

また「いいね!」の割合に基づくティンダー経済のジニ係数は0.58と計算され、これは、ティンダー経済が全世界の95.1%の国民経済よりも不平等であることを意味しています。

さらに、平均的な魅力を持つ男性は、ティンダーに登録している女性の約0.87%(115人に1人)から「いいね!」されることが判明しました。

よって、何か一つ気がかりなエラーを見つけたら わざわざその男性と真剣な関係を築かなくても良いのです。

我々は、減点要素になる自分の弱点を克服するところから始めなければなりません。そのために、何が減点要素になりうるのかを理解しなければならないのです。

戦略② : モテるための最低限の要素を装備する

顔にアートを施した女性

多くのモテ要素は、動物的に共通する内容がほとんどです。よって、自分のモテを最大化するための基本戦略は 減点要素を排除するのと同時に、最低限のモテるためのベースを築き上げることなのです。

この基本的なモテるためのベースラインは何なのか、どのような要素が異性を惹きつけるのかは科学的に判明しています。よって、我々が行うべきは「最低限の動物的モテ要素の確認と それを身につけるための努力」となります。

Murasaki
Murasaki

闇雲に筋トレしたり、とりあえずナンパしてみたり も何もしないよりはマシだ。
それでも効率は悪い。

クソニートくん
クソニートくん

そうか。闇雲な努力ではなくて「どの要素がどんな理由で異性を惹きつけるのか」理解しないといけないのか。

この時点で、大抵の場合はうまくいくと思います。しかし、この時点で多くの場合多大な努力が必要不可欠であり 如何に本気で取り組むかが極めて重要になってくるわけです。

男性的モテシグナル

3大モテシグナル

減点要素の排除と同時に行う加点要素の積み上げですが、進化心理学的に 男性のモテシグナルは上記3つでしょう。

いずれもさまざまな角度から検証がされており、エビデンスが積み上がっている 男性の揺るぎないモテシグナルと言えそうです。

クソニートくん
クソニートくん

暴力性、、、ってマジ?

Murasaki
Murasaki

あぁ。一般人が反論するのは難しいレベルでエビデンスが積み上がっているぞ。

これらの詳細については以下の記事に譲りますが、このように何がモテるのか?の深い理解がないと、正しいネクストアクションに進めないでしょう。

女性的モテシグナル

女性の場合、最大のモテシグナルは「若さ」でしょう。

ただし、若いだけでモテてしまうのも事実ですが 更に若さを擬態するシグナルもほとんど判明しています。

身分証明書も学校もなかった時代、サバンナを生きた我々がどのように異性の若さを判定していたのかはほとんど判明しており決着がついている状態です。

戦略③ : 自分を知り 自分の得意な部分から加点要素を増やす

筋トレする女性

コウホウジャクという鳥は尾の長さがモテに直結します。実験では、尾の短いのコウホウジャクの尾に人工的に長い尾を貼り付けました。すると多くのメスは人工的に尾を貼り付けたオスに盛んに交尾を申し込むようになりました。

このように、動物種によってはたった一つの要素のみでモテが決まってしまう場合がほとんどです。

クソニートくん
クソニートくん

なるほど 人間の場合は外見や社会的地位や知識量のように「モテそうな要素」はいくらでもあるよな。

Murasaki
Murasaki

その通り。

当然割れた腹筋は魅力的だが、そこだけ鍛えてもモテる人間になるかどうかは疑問だ。

一方で人間は違います。男性なら知性や運動能力や稼ぎなど、女性にアピールできる要素はいくらでもあるはずです。これは朗報です。

以上から、人間は自分の減点要素を排除して 自分の加点要素を少しずつ増やしていく戦略をとるべきでしょう。

最後に、以上の戦略を踏まえて どのような能力を鍛えればよいか考察します。

そこまで理解したら、我々は何をするべきか?

コーヒーを飲む女性

外見や行動などの要素がモテに直結することは、多くの人が理解していることかと思います。

一方で、「女性は男性のどの部分を見て外見を判断しているか」「男性は女性のどのような行動を見て魅力を感じるか」の詳細を深く理解することは極めて重要です。

よって、大まかな戦略を理解したら 次は「どの要素のどの部分を改善すればよいのか」を理解する必要があるのです。

Murasaki
Murasaki

Quantum Gun(量子砲)では、さまざまな知見や解決策を今後も公開し続けるぞ。

戦略を知り、その後はひたすら自分磨きとフィールドワークで実践あるのみです。

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