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彼女欲しい。。、
でも、どうしたら良いかわからん
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なんだ 恋人が欲しいというモチベーションはあるのだな。
素敵な異性と生活を共にし、素晴らしい生活を送りたいという一種の憧れ(幻想)は誰しもが持っていることかと思います。
しかし、願ったところで少女漫画のように素敵な異性が目の前に現れ 自分に恋してくれるとは限りません。実際現実は残酷で、自分の思った通りにいかない経験を誰しもが通過していることかと思います。

実際、このページを見ている人は そんな都合のいい現実など存在しないから見ているのかもしれません。
では、少しでも異性を惹きつけ 自分の思った通りにことが運びやすくするためにはどうすれば良いでしょうか。
世の中には、さまざまなモテ情報(笑)で溢れています。また、人間であれば誰しもなんらかの恋愛を経験している と言う性質上誰でも個人的な感想で好き放題言えてしまうのが恋愛です。
いわば
一億総恋愛評論家時代
なのです。
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これだけ情報に溢れていたら、本当に意味のある情報を獲得するのは難しいよな。
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じゃあ、どうすればいいのさ。
みんなが好き放題個人の感想で恋愛を語ってしまう性質上、どうしても情報の質は低くなります。
しかしながら、恋愛には間違いなくルールが存在し 何が求められて何が適切なアクションなのか全て科学的に解明されています。
特に
恋愛における決して揺るがない原理原則が存在する
ことは頭に入れておくべきでしょう。
ここでは、恋愛における大原則の科学と題しまして「進化心理学の知見に基づいて 異性を惹きつけるために何をすべきか そのベースライン」を科学的に解説したいと思います。
進化心理学とは
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進化心理学は、進化論的理論を基盤にして、人間の心理現象や行動について理解するための学問分野です。
人間の心理的特性や行動は、進化的に形成された適応的な機能であると捉えられます。
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人類がどのような淘汰を勝ち抜いて今の姿になったのかを理解することは、人間の心理や行動を理解する上で極めて重要なんだ。
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単なる教養 としても面白そうな題材だな。
進化心理学は、心理学や生物学、人類学、社会学などの様々な分野からの知見を統合しています。
これらの知見を効果的に活用することで
「なぜ、人間はこのような特性に惚れてしまうのか?」
「どうすれば自分も同じような特性を獲得できるか?」
を理解することができるでしょう。
進化心理学における絶対不動の基本ルール「サバンナ原則」
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進化心理学の世界では、絶対に揺るがない究極のルールが一つだけ存在します。それが「サバンナ原則」です。
人類はサバンナの時代からほとんど進化しておらず、そのため
人類がサバンナで生活していた時代そうだったから
と言う究極の原則があるのです。
人類の遺伝子はサバンナの時代からほとんど変化しておらず、そのためこの究極の原則を絶対的なものとみなすのです。
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遺伝子の変化ってそんなに遅いの?
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人類がサバンナにいたのは数百万年だ。
現在の農耕〜工業社会はせいぜい1万年。遺伝子の変化のスピードと比較すると短すぎるんだ。
人類がサバンナの時代から変わっていない代表的な例は
「人間がマクドナルドのようなジャンクフードが大好物」
と言う点です。
進化心理学的 人類がジャンクフード大好きなわけ
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人類がサバンナにいた時代、食べ物で満たされていたわけでもなく基本的に飢えている状態でした。
そのため、少しでも多くカロリーを摂取するため 人類は糖質と脂質が多いものを好む個体が生き残ってきたと考えられます。
その結果我々の遺伝子に刻まれたのは
「高糖質高脂質の食べ物をいち早く摂取せよ」
と言う命令です。
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食べ物に困らなくなった現在、この性質は人類にとって脅威そのものだ。
なんたってダイエットがめっちゃ難しくなるからな。
そんな我々がマックのチーズバーガーの誘惑に争うのは極めて困難です。
更に、我々の運動嫌いも進化の賜物と言えそうです。
進化心理学的 人類が運動習慣を続けられないわけ
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人類はこれまで、限りある食料を狙ってサバンナを駆け巡る生活をしてきました。
運よく食料にありつけたら、その日はカロリーの消費を抑えるため基本的に活動を停止し夜を越すように過ごしてきました。
このように、食べてからダラダラすることを徹底した個体がカロリーの消費を抑え長生きできたことでしょう。
結果我々は、食べたらもう運動したくない と言う欲求が遺伝子に刻まれたと考えられます。
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人類の設計は現代社会にはあまりにも適していないことがよくわかっただろ?
ここからは、サバンナ原則に基づいて どのような個体がモテたのか考えていきたいと思います。
モテる = 「この人の子供が欲しい」と言う欲求を多く集める
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進化心理学的にモテるとは、生存や繁殖に有利な特徴を持っている人に対して、性的に魅力を感じることを指します。
進化心理学的には、人間は生物学的に生存と繁殖を目的として進化してきたと考えられており、人々がパートナーを選ぶ際には、そのパートナーが生存や繁殖に有利な要素を持っているかどうかを判断して恋に堕ちると考えられています。
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うわ。エッグいな。。、
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おいおい 何を言っているんだ。
我々だって動物だ。当然子孫を増やして種を繁殖させることが生きる目的の一つだ。
当然、静的に引かれるかどうかは重要な要素だぞ。
更に、子孫を繁栄させるにあたって男性・女性の繁殖方法は異なるため それぞれがどのような要素に惹かれるかは全く異なります。
結果として、男性なら「進化心理学に基づく 適切な女性を惹きつける特性」 女性なら「進化心理学に基づく 適切な男性を惹きつける特性」というものが存在するわけです。
男性の繁殖戦略
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男性の繁殖行動は、10 ~ 30分程度で完了します。倫理的な問題はさておき、繁殖活動が短いため 完了したらすぐに次の異性と繁殖行動ができます。
よって、男性視点での繁殖を最大化させる戦略は 少しでも多くの異性を惹きつけ繁殖行動を行うことになります。
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以上から、男性の生殖のための戦略は「質より量」となる。
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本能に従うなら、男性は浮気症ってことになるのか。
女性の繁殖戦略
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女性は繁殖行動を終え一旦身籠ると その男性の子供を抱えた状態で10ヶ月程度、満足に動けなくなります。
更に、医療の発達していないサバンナ時代、出産は生命の危機すら伴うリスクの大きな行動です。
また、子供を産んでからも その子供を産み育てなければなりません。
よって、性格や肉体的強さに問題がある男性との間に子供を作ってしまうと 妊っている間に暴力や食事を得られないリスクを伴います。
更に出産後も、遺伝的に問題のある子供を面倒みなければならなくなってしまいます。
そのため女性視点での繁殖を最大化させるための戦略は、少しでも優秀な男性を選び その男性に守ってもらいながら子供を産み育てることなのです。
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以上から、女性の繁殖行動を最大化させる戦略は 異性を「量より質」で選ぶことなんだ。
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うっわ。
それもまたエグいな。
ここからは、男性 女性それぞれの「進化心理学に基づく繁殖の戦略」に基づき、それぞれがそのような要素を身につければモテるようになるのか解説します。
進化心理学に基づく モテるための戦略
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ここからは、異性を惹きつけるための戦略として どのような要素を身につければよいか解説します。
人間も動物ですので 当然他の種と同じような要素がモテに影響している場合もあります。一方で、人間は他の種とは異なるので 他の種ではあり得ない戦略がモテに影響します。
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動物的な戦略と、人間に特化した戦略両方をとることが重要なんだ。
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人間に特化した戦略 ってのが、まさしく「進化心理学に基づく」の部分になるんだね。
それでは、一体 どのような戦略をとることが自分のモテを最大化させることになるのでしょうか。
戦略① : 減点要素を可能な限り排除せよ
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割れた腹筋は、多くの女性を魅了するでしょう。男性に寄り添い、親身に向き合ってくれる姿は多くの男性を魅了するでしょう。
これらの加点要素は、多くの異性を魅了する可能性があります。
しかし、奇妙な男性であること 不快な体臭を放つ男性であること 常に不満ばかり口にしている女性であること 精神に異常をきたした女性であることは全ての異性を幻滅させます。
以上から、加点要素は異性を魅了する可能性がありますが 減点要素は全ての異性を幻滅させます。
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割れた腹筋は確かに魅力的だが、全ての女性が求めているわけではない。
重要なのは、全ての異性が減点する要素をまず無くすことなんだ。
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減点要素か。。、
確かに、これって確実に他人を幻滅させるからな。
減点要素を拒絶する反応は、言い換えれば「生理的にムリ」である状態を指します。この時点でスタートラインに立つことができず 勝負が始まりすらしないのです。
「生理的にムリは」動物的な反応ですが、この中には「動物的モテ要素が欠落している」場合と「人間的モテ要素が欠落している」場合の両方があります。
我々は、減点要素になる自分の弱点を克服するところから始めなければなりません。そのために、何が減点要素になりうるのかを理解しなければならないのです。
戦略② : モテるための最低限の要素を装備する
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多くのモテ要素は、動物的に共通する内容がほとんどです。よって、自分のモテを最大化するための基本戦略は 減点要素を排除するのと同時に、最低限のモテるためのベースを築き上げることなのです。
この基本的なモテるためのベースラインは何なのか、どのような要素が異性を惹きつけるのかは科学的に判明しています。よって、我々が行うべきは「最低限の動物的モテ要素の確認と それを身につけるための努力」となります。
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闇雲に筋トレしたり、とりあえずナンパしてみたり も何もしないよりはマシだ。
それでも効率は悪い。
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そうか。闇雲な努力ではなくて「どの要素がどんな理由で異性を惹きつけるのか」理解しないといけないのか。
この時点で、大抵の場合はうまくいくと思います。しかし、この時点で多くの場合多大な努力が必要不可欠であり 如何に本気で取り組むかが極めて重要になってくるわけです。
男性的モテシグナル
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減点要素の排除と同時に行う加点要素の積み上げですが、進化心理学的に 男性のモテシグナルは上記3つでしょう。
いずれもさまざまな角度から検証がされており、エビデンスが積み上がっている 男性の揺るぎないモテシグナルと言えそうです。
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暴力性、、、ってマジ?
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あぁ。一般人が反論するのは難しいレベルでエビデンスが積み上がっているぞ。
これらの詳細については以下の記事に譲りますが、このように何がモテるのか?の深い理解がないと、正しいネクストアクションに進めないでしょう。
女性的モテシグナル
女性の場合、最大のモテシグナルは「若さ」でしょう。
ただし、若いだけでモテてしまうのも事実ですが 更に
若さを擬態するシグナル
もほとんど判明しています。
身分証明書も学校もなかった時代、サバンナを生きた我々がどのように異性の若さを判定していたのかはほとんど判明しており決着がついている状態です。
戦略③ : 自分を知り 自分の得意な部分から加点要素を増やす
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という鳥は尾の長さのみがモテに直結します。実験では、他のの尾を切り取り 尾の短いの尾に貼り付けました。すると多くのメスが下駄を履いたのオスに盛んに交尾を申し込みました。
このように、動物種によってはたった一つの要素のみでモテが決まってしまう場合がほとんどです。
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なるほど 人間の場合は外見や社会的地位や知識量のように「モテそうな要素」はいくらでもあるよな。
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その通り。
当然割れた腹筋は魅力的だが、そこだけ鍛えてもモテる人間になるかどうかは疑問だ。
以上から、人間は自分の減点要素を排除して それ以外は自分の加点要素のどこかに特化していく必要があるのです。
最後に、以上の戦略を踏まえて どのような能力を鍛えればよいか考察します。
そこまで理解したら、我々は何をするべきか?
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外見や行動などの要素がモテに直結することは、多くの人が理解していることかと思います。
一方で、「女性は男性のどの部分を見て外見を判断しているか」「男性は女性のどのような行動を見て魅力を感じるか」の詳細を深く理解することは極めて重要です。
よって、大まかな戦略を理解したら 次は「どの要素のどの部分を改善すればよいのか」を理解する必要があるのです。
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Quantum Gun(量子砲)では、さまざまな知見や解決策を今後も公開し続けるぞ。
戦略を知り、その後はひたすら
自分磨きとフィールドワークで実践あるのみ
です。
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