ますます増え続ける高齢者。重くのしかかる社会保険料。
我々の日本における現役世代の苦しみは益々増すばかりで、一向に改善する兆しが見えません。
マジで… どうなっちゃうのよ。
どうにもならないんじゃないかな。
社会に溢れる高齢者。私は以前別の記事で
- 日本は高齢者のウンコで溢れる
- 地方はイスラム国家に侵食される
- 我々の亡骸は中国人に監禁される
と予言しました。
このような暗黒の未来をまじめにデータを用いて解説しました。今の状況が続けば、まじめにこれらの未来は現実的に起こるのではないかという危機感を持っています。
すでに紹介した記事では、高齢化が極まった日本で どんな問題が発生するのかを考えてきました。
今回は高齢化が加速することで若者にどのような変化が訪れるのかをまじめに考えていこうと思います。
なんでそんなことを記事にしようと思ったの?
あることに危機感を覚えたことが始まりだ。
先日以下のようなポストをしたとき、思わぬ反響があり それなりに大きな火柱をあげる状態になってしまいました。
私はギリギリZ世代なのですが、このツイートで書いたように
「Z世代はガチで老人を心の底から軽蔑している」
と肌身に感じています。
なぜここまで高齢者は恨まれるに至ったのか?そして、このような社会はどのような帰結を迎えるのか?をまじめに考えるべきだと感じたので、この記事を作成するに至りました。
そこで今回は、調子に乗る高齢者の残酷な未来の帰結 と題しまして、今後若者と高齢者はどのような関係になっていくのか データを用いて解説していきます。
Z世代は、心の底から高齢者を軽蔑している
高齢者は身体が弱くなり、支えなければならない存在であることは間違いありません。
私たちが生きる社会は、先輩方の築き上げた文化やインフラや努力の結晶の上に成立していることは当然のことです。
よって、彼らに感謝し 長年の労を労い まだまだ若く体力のある我々が彼らを支えることは社会的にも道徳的にも正義であると私は思いますし、現に多くの方にお世話になったから今の自分があるということは痛いほど理解しているつもりです。
自分がここまで大きくなったのは、祖父母や関わってきた高齢世代の方々のおかげであることは間違いない。
当然ですが、私も余力で彼らを支えられるなら喜んで支えたいと思っています。
繰り返します。余力があればです。
増大する社会保障、シルバー民主主義、ほぼ老人のための緊急事態宣言、バスや電車などの公共交通機関…
この社会において、私たちはあらゆる点で高齢者に対する配慮が要求されます。
我々の負担は日増しに大きくなり、やがて限界を迎えるでしょう。
その上、平均的な高齢者は「若者が高齢者を支えるのは当たり前で、むしろまだ支援が足りない被害者」という世界観を共有しているようにしか思えないのです。
高齢者は積極的に現役世代を加害し、「今だけ・自分だけ・金だけ」の精神で大声で喚き散らかす穀粒しです。
Z世代は人生の多くのシーンで「高齢者に妨害された」という経験を持っているはずだ。
それにも関わらず、喜んで高額なお金を彼らに差し出して支えよう と考えるお人好しがどれだけいるのだろうか。
確かにね。
高齢者によって人生のどこかのシーンで妨害されたことがあるという体験を遍く全てのZ世代が共有し、結果として高齢者を敬うことは不可能… 通り越して差別的な感情を内面化しているケースも増えているのです。
ここからは、いかにして現役世代 特にZ世代が高齢者に妨害されたかをまじめに紹介し、彼らが共有している「高齢者差別」の解像度を上げてほしいと思います。
高齢者は若者を積極的に加害している
まず知ってほしいのは、高齢者が積極的に現役世代(特にZ世代)を加害しているという事実です。
「そんなことはない!僕のおじいちゃんおばあちゃんはやさしいもん!」
と言いたい気持ちはわかりますが、それは血縁者だから彼らの支援を得たに過ぎません。
実際彼らは日本や現役世代の将来などなんの関心もなく、自分の今の年金暮らしが如何に豊かであるべきか?で頭がいっぱいで、そのためなら如何にも被害者ヅラで現役世代の将来や資産や生命でさえも積極的に奪ってくる加害者です。
増大する社会保障
私たちは小学校の時から「少子高齢化」「人口減少」「シルバー民主主義」を習ったはずです。
当時は私も子供だったので知識としてこれらを理解していましたが、実際にどんな影響が今後発生していくかなど知る由もありませんでした。
その少子高齢化の影響が加速度的に大きくなるのが2025~2040年です。
ここから紹介するデータは、今回の記事の議論を展開するにあたって基本的なものとなります。
耳が痛くなる話ばかりですが、日本人として社会に参加している以上 これらのリスクを背負って生きることから逃げられませんから ぜひ聴いていただけると幸いです。
内容的にもかなりヘビーだ。
申し訳ないが耐えてくれ
2024年に公開された、内閣府の高齢社会白書から引用します。日本の高齢者数は2040年ごろにピークを迎え 高齢者の割合は2040年以降も上がり続けます。
これは、今後も日本は高齢者まみれになって 閉塞感漂い 彼らの文句を若い人は聞き続けなければならないことを意味しています。
グラフを見れば分かる通り、2025~2040年にかけて高齢者の割合の増加が加速していることがわかるでしょう。
街中は老人で溢れ、我々現役世代の負担は今後も益々増大していくことは避けようがありません。
やばいんじゃ…
あぁ、やばいな。
高齢者の割合も増えますが、さらにタチが悪いのは認知症患者の数も増加するという恐ろしい未来です。
令和5年度「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」を紹介します。
高齢者の認知症患者数は概ね上昇トレンドで、2040年には600万人近い高齢者が認知症になることが推計されました。
研究では、幾つかの地域(岩手県矢巾町、石川県中島町、島根県海士町、福岡県久山町、愛媛県中山町、大阪府吹田市)から高齢者をランダムにサンプリングし、認知症の有病率を調べました。
また調査から得た認知症の有病率が今後も変わらないことを仮定して、将来的な認知症患者数を推計しました。
20年後の2040年には認知症患者の数は584万人を突破します。
2020年に生まれた子供の数は84万832人でした。彼らが20年後の2040年になった時、面倒を見なければならない ウンコを垂れ流す老人は彼らの学年の6.9学年分に相当します。
流石にどうにもならないんじゃ…
そうだろうな。
2020年に生まれた子供を総動員しても、一人で6.9人のウンコ垂れ流し認知症老人の面倒を見なければならない地獄が もう間も無く訪れるのです。
では、このような社会において要求される社会保障給付金の規模はどれくらいになるでしょうか。
2018年 厚生労働省@社会保障の給付と負担の現状」からデータを紹介します。社会保険料給付金の金額は今後もますます増え、2040年には187.3兆円にのぼると推定されました。
これは2023年時点の社会保険料給付費と比較して43.3%アップです。
2023年の130.7兆円… って時点で意味がわからないと思いますから、金額のスケールを申しますと、これは大体アメリカの国防予算に匹敵する額になります。
2023年にはアメリカの国防予算に匹敵する額が社会保障に消えており、2040年にはさらにその金額が43.3%アップするのです。
現行の社会保険料の料率は30%です(2023年時点)。年収500万円の労働者は150万円が勝手に取られている計算になります。
今後も社会保障が増大するならば、社会保険料の料率も増えることは避けられないでしょう。
そしてその抜き取られた社会保険料は、ほとんどが老人の生命維持に消えていきます。
社会保障の受益の年代別バランスを示したグラフを紹介します。
負担は現役世代にのしかかり、湯水のように高齢者の生命維持に注がれている実態がわかります。
このように、増え続ける高齢者によって現役世代の負担は増すばかりで 今後それが良くなる兆しは(少なくとも我々が生きている間は)ないことを頭に入れておきましょう。
でもさ、高齢者が現役世代だった時には社会保険料払ってるんだから 一概に批判はできなくない?
そんなことはない。
これまで高齢者がひたすら現役世代から金を奪い取り、その上 その人数でさえも増え続けている実態を話してきました。
しかし、彼らも現役時代に社会保険料を払っているわけですから ひたすら批判するのも微妙… という気がします。
が、そんなこともなさそうだという話をしておきましょう。
実際に高齢者は現役世代が払っている金額と比較したらカスみたいな金額の社会保険料しか払っていません。
グラフを見ていただければ分かるように、今の後期高齢者75歳がかつて支払っていた社会保険料の金額は本当に少ないです。
その上、介護保険保険料は2002年から徴収が開始されたことも知っておくべきです。
換言すれば、高齢者は社会保険料を満額払っていないのに全サービスを受け取ろうとする穀粒しなのです。
これってどうやったら変わるんだ…
素朴な解決策は、政治の側で法改正等で対応するしかないだろうな。
これらの厳しい現役世代の現状は、仕組みの側から変更していくしか変える方法がないでしょう。
しかし、これらの意思決定の圧倒的キャスティングボートを握っているのは、高齢者なので 変更することは困難です。
情報源がテレビだけの高齢者は 現役世代の苦しみなど理解せず自分達のことだけを考えている
これまで、高齢者が現役世代から金を抜き取っている一方、彼らの数は今後も益々増えていくことを述べてきました。
そしてこの現状を変える方法は、政治に訴え仕組みから変更するしかないでしょう。
社会保障をなくせとは申しません。ただし、明らかに無駄で過度な社会保障は見直して健全化するべきです。
このような正規の手続きで変えられる部分は変えていきたいところですが、大量の票を握っているのは高齢者なので、これらの仕組みを変更するのは極めて困難でしょう。
若者から見たら「何をしても変わらない。高齢者の奴隷から逃げられない」という学習性無力感を常に負わされている状態だ。
日本の政権与党を握っているのは、自由民主党と公明党です。
これらの政党は(雑に言うと)高齢者重視で定期的に高齢者にお金配りを行うことで知られています。
これらの政党も、若者を向いた政策を打ち出しても議席は増えないことを知っているので、現役世代を向いた政策を打ちづらくなっているのです。
ダメじゃん。。、
いや、2024年にはチャンスが訪れた。
高齢者を見た政策ばかり打ち出すこれらの政党ですが、2024年に大きな変化が訪れます。それは、自民党の裏金問題で大逆風が吹き、国民からの批判に晒された中での選挙だったからです。
実際、現役世代を向いた政策で勝負した国民民主党は、大きく議席を伸ばす大躍進を遂げました。
個人的には、国民民主党の全ての政策に賛成していないのですが、日本維新の会と並んで現役世代に有力な選択肢が2つ出てきたことは個人的に歓迎すべき事態と受け止めています。
今回の選挙で国民民主党は議会のキャスティングボートを握るまでに成長し、状況が一変したことは疑いようのない事実でしょう。
国民民主党って知らなかった、、、
そんな状況になったのか
あぁ、この状況は素直に歓迎したいな。
この喜ばしい事実とは裏腹に、大きな懸念も見えました。
それは、現役世代のことなどまるで見ていない立憲民主党が、国民民主党など比較にならないほどの大躍進を見せたためです。
高齢者は、テレビしかみていない上知性に問題があるので、彼らの頭にある選択肢は「自民党(公明党)・立憲民主党」しかないのです。
実際に高齢者が支持しているのは、高齢者の方を見た政策ばかりを打ち出す自由民主党・公明党、立憲民主党のいずれかです。
2024年に行われた衆議院選挙の出口調査を紹介します。2024年衆院選では 高齢者は自民党・立憲民主党を支持していることがわかりました。
2024年の衆議院選挙は、揺れる政治とカネの問題で 自民党が大敗した選挙です。
立憲民主党がゴミである理由はいくつかありますが、雑に言うと
- 老人重視
- 政権与党を経験しているのに、自民党の批判ばかりでまともなビジョンを示せない
あたりは知っておくと良いでしょう。
結局、大票田である高齢者は 自分達に利益のある政党にだけ投票し、現役世代のことなど何も考えていないのです。
その上、社会保障は足りない!と被害者ヅラで 隙あらばもっと現役世代から搾取しようとしていることを知っておきましょう。
2023年 東京財団が行った調査を紹介します。60代の高齢者の半数以上が「社会保障の恩恵を受けているとは思わない」と回答したことがわかりました。
このように、高齢者は現役世代を積極的に加害している穀潰しなのです。
うわぁ。ひどいな
まだまだこんなもんじゃない。
高齢者は、新型コロナ禍で若者の命でさえも危機に晒している。
凄まじい金額の社会保険料を搾取し、仕組みを変えようにも大量の票を持っている高齢者が阻む令和JAPAN。
そんな彼らに対して学習性無力感を抱くZ世代ですが、高齢者はさらに超えてはならない一線を超えて現役世代を加害し続けています。
結果として、全ての若者が高齢者のために人生を邪魔されたと言う特急呪物クラスの原体験を共有することになります。
Z世代は「高齢者に人生を邪魔された」という原体験を全員が共有することになった
社会に蔓延する「高齢者重視社会のどうにもならない感」。
度々弁えない高齢者がキレ散らかしている姿を街中で見たことがある方もいると思います。…が「高齢者なんて、そんなもんでしょ」と、ある種の諦めを持って無視していた人がほとんどだと思います。
多少の老害なら我慢できるのかもしれませんが、2020年以降 全ての若者(特にZ世代)は遍く ある強烈な体験をすることになります。
それは高齢者のために青春を奪われたという経験です。
これを全てのZ世代が経験した。
もう高齢者に優しくしようなんて思う若者は相当少ないだろう。
なんでそんな経験をする羽目になったの?
2020年に世界を襲ったのは、新型コロナウイルスによるパンデミックでした。
社会は閉ざされ、街に気軽に繰り出すことは難しくなり、緊急事態宣言で行動を制限されました。
若者は、修学旅行はオンラインになり、授業もオンラインで友人に会えず、大学のサークルや部活動は中止になり、給食はセパレータで区切られた机で黙食を矯正されるという凄まじい経験をしました。
あらゆることが制限され、学校でも常にマスク…
ただし、社会全体でパンデミックに対して対処しよう という流れでしたから、一概にこれらの対策を批判することはできないでしょう。
ですが、そんなガチガチの制限の中で 修学旅行も気軽なお出かけも部活動もサークル活動も奪われたZ世代は、ある経験をします。
それは感染拡大を若者のせいにする高齢者と、人の少なくなった観光地をのびのびと観光する高齢者の姿です。
学校では行きすぎたレベルで制限される一方、外でハメを外す高齢者たち。
マスクから鼻だけ出していたら、高齢者に怒鳴り散らされた経験を持つ若者も多いでしょう。
このように、Z世代の若者は全員が高齢者を恨み、差別感情を有するに十分な強烈な経験を2年以上にわたって経験することになります。
実際、新型コロナウイルスの感染が拡大し 割と早い段階から現役世代はほとんど被害がない 風邪のちょっと強いバージョンに過ぎないのでは?と言うことがわかっていました。
2022年のデータを紹介します。新型コロナウイルスによる死亡者数は、90%以上が70歳以上の高齢者でした。
未知のウイルスなのだから、感染した後 たとえ死亡しなかったとしても予後がどうなるかわからない… という点で、一定以上の制限を課すことは理解できる。
が、現役世代にほとんど害はないとわかっていたのだから 早い段階で制限を解除するべきだった。
新型コロナウイルスは未知のウイルスなので、全てが明らかになってない以上 一定の制限を社会に課すことは理解ができます。
一方で 現役世代にはほとんど被害がないと判明し、被害を受けやすい高齢者を経済的に支えるのは結局若者なので、例えば2回ワクチンを打ったら制限解除… といった形で手打ちにするべきでした。
にも関わらず、過度な制限がかけ続けられたのは ひとえに高齢者の生命維持のためです。
若者だけに過度な負担がかかっていたことを示す補完的な研究があります。
2022年、東京大学とシカゴ大学(University of Chicago)の共同研究を紹介します。新型コロナウイルスによって、発生した超過自殺によって失われた余命は 感染によって失われた余命と同等でした。
また、超過自殺は若者に偏っていることがわかりました。
若者の自殺者数が増加し、高齢者はそんなことはない という点に注目。
理由は様々ですが、高齢者の生命維持のために若者に過度な負担を課して 高齢者は生命維持をしたという側面を否定できないでしょう。
うわぁ。。。、
これだけの負担を現役世代に課した高齢者の罪は極めて重い。
現役世代の青春どころか、命まで犠牲にして生きながらえた高齢者。
そんな原体験を全てのZ世代が共有し、そんな高齢者のために凄まじい金額の社会保険料を支払わなければならないという社会が、これからの日本なのです。
いき過ぎた「敬老」が高齢者を調子に乗せている
高齢者差別 = エイジズム
「高齢者問題の解決策は暴力以外ない」という発想が生まれるのは時間の問題
これまで
- 全てのZ世代の若者が「高齢者に人生を邪魔された」という経験を持っている
- そんな高齢者のために、凄まじい金額の社会保険料を支払わなければならない
- 仕組みを変えたくても大票田の高齢者が日本の意思決定を握ってしまっており、正規の手続きで解決が困難
であると述べました。
若者は将来も生産性もない高齢者のために打ちのめされ、学習性無力感に苛まれる人も少なくないでしょう。
そんな状況で、最もリスクが高いのは介護福祉の現場でしょう。
自分達をこれほどまでに苦しめてきたのに、文句とワガママが止まらない高齢者のウンコの世話をしたいか?
絶対に無理だ…
自分達を苦しめておきながら、感謝もせず我儘ばかりの高齢者。
状況を変えようにも高齢者が大票田である今の日本社会で、正規の手続きで解決は困難…
臨界点を超えた先に起こるのは、「相模原の障害者施設やまゆり園の悲劇」の高齢者施設ver.でしょう。
高齢者がわきまえない態度を取れば取るほど、若者は差別感情を強固にしていくことでしょう。
なぜならZ世代全員が(特にコロナ禍で)人生を高齢者に妨害された経験を共有しているのですから。
私が職場の後輩と話したとき、たまに「高齢者マジで(以下、あまりにも強烈なので割愛)」等々の発言を聞いたことがあります。一度や二度ではありません。
私が肌で感じている「Z世代は高齢者差別を内面化している」と言うのは、おそらく大マジだと思います。
正規の手続きで解決不可能なら、民主主義の流儀に則らない若者が出てくるのは時間の問題でしょう。
「やまゆり園の高齢者施設verは5年以内に起こる」
と予言して、この記事を終わろうと思います。
私の予言が単なる杞憂で終わることを願っています。
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