【論文】進化心理学的に正しい、女性の口説き方

恋愛

この文章を、悩める童貞だった10年前の自分に捧ぐ

「口説く」という言葉は、なぜか卑しいもののように扱われがちです。
下心、遊び、あるいは女を落とすゲームのように語られることさえあります。

しかし現実には、口説きとは人間が生き延びるために磨き上げてきた、もっとも根源的な行動のひとつです。

Murasaki
Murasaki

この技術は、人間が代々子孫を増やしていくために行われてきた「神聖なる儀式」だ。
その様式美をご教授しんぜよう。

クソニートくん
クソニートくん

うおぉ。なんかいつもと違うぞw

冷静に考えてみてください。
すべてのセケェスは、女性の体内に異物を侵入させるという意味で、彼女にとって「リスク」そのものです。

妊娠・出産に伴う命がけのコスト、そして「この男と関わった」という社会的評価まで背負うのは常に女性側。
だからこそ、女性は徹底的に「選ぶ性」として進化してきました。

そのとき、男はどうするか?──「俺は危害を加える異常者ではない」「お前と子を持っても守れる男だ」と証明しなければならない。
これをやらずして女に近づくことは、ただの迷惑行為に終わります。

口説きとは、小手先の口実や軽口ではなく、この本能的な審査を突破するための戦略です。言い換えれば、すべての男が「この人になら許せる」と思われるために挑む、進化的ゲームのルールなのです。

この記事では、いくつかの学術論文を用いて 徹底的に「女性を口説く意味からお作法」まですべてを科学的に解説しています。

読者の方が、素敵な女性と素敵な人生を歩めるようなガイドブックになれば幸いです。

本記事の執筆者 / 対象読者と結論

長い記事になりますので、先に著者の紹介と簡単な結論を先に述べさせていただきます。

Murasaki
Murasaki

はじめまして。「論文解説お兄さん」を自称している、Murasaki(むらさき)だ。

クソニートくん
クソニートくん

友人兼水先案内人のニートです!

はじめまして。この記事を書きました Murasakiと申します。

論文を用いて、少しでも人生が明るくなるようなお手伝いをする情報発信をしています。

マルボロの赤を愛煙する喫煙者です。
詳細につきましては、以下の記事をご確認ください。

このブログでは、ほとんどの場合論文の引用や信頼できる公的機関等が発表した統計データの一次情報を引用して、一貫した主張を展開するスタイルを徹底しています。

ちまたに流れる「お気持ち表明」的な三流ハウツーとは一線を画した内容になっていると思います。

もしこの記事が、何かの役に立ったら ぜひ拡散してください!私の執筆活動の励みになりますし、何より 多くの悩める人を救えると思っています。

今回の記事の結論を申し上げます。

  • 女性は厳しい目で男性を選ぶので、それを突破しなければならない
  • 最速でディープな話をしないと「おともだちフォルダ」行きしてしまい、復活は困難
  • 口説きの過程で、突破しなければならない要素は順番が決まっている
  • 口説きの過程で飛んでくる「猫パンチ」を打ち返せ
  • ゴール(セケェス)から逆算した距離の縮め方を理解せよ

この記事では、口説きにおける原理原則から徹底的に解説します。

そして、この原理原則を踏まえた上で 実践的なテクニックについても事明細に紹介していきます。

この記事を読んだすべての読者が、素敵なパートナーと素敵な未来を手にすることを心から願っています。

なぜ「口説く」必要があるのか?

ここからは、そもそも大前提として「なぜ口説くのか?」に焦点を当てて考えていきたいと思います。

クソニートくん
クソニートくん

なんでそんなことをするの?

Murasaki
Murasaki

仕事でも大学入試でも、ゴールがあってそこに向かってリソースを投下するだろう。
ゴールがあやふやだと、そこに至る過程がブレるんだよ。

口説く目的は明白です。すなわちその女性と交際することです。

別にあなたは、その女性とおともだちになりたいわけではありません。一緒にランチするお友達なら、口説き方なんて勉強しないでしょう。

だとすれば、そのゴールを明確に定めて、そこから逆算して「何をクリアしなければならないか?」「何が減点要素なのか?」を大真面目に考えなければならないのです。

ここでは、ゴール(交際すること)を深掘りし、交際に至るための勝利条件を述べようと思います。

女性の選択の壁を突破するために念頭におきたいのは

  • 女性はそもそも「選ぶ側」なので、高い壁があることを理解せよ
  • 女性が望んでいるのは「セケェスをしてもいい相手で おともだちではない

の2点でしょう。

順に解説します。

出産コストと選択権──女性が「選ぶ性」である理由

人類の進化

私が「恋愛テク」について語るほとんどすべての記事では、進化心理学という視点をふんだんに取り入れています。

人間は「生き残るために適切な能力・心理だけが生き残って、それ以外は淘汰されてきた」という発想のもと、あらゆる行動や心理の根源をサピエンスの進化に求める 学術分野の一形態です。

Murasaki
Murasaki

目の前にカロリーの高そうな月見バーガーがあったら食べたくなるだろ?その心理を持たなかった個体は生存に不利だから消えていった って考え方だ。

クソニートくん
クソニートくん

ぼくのダイエットが成功しないのは、これが原因か。。、

恋愛は繁殖活動の一丁目一番地です。よって、「サバンナの時代にどんな男性がモテたのか?」に思いを馳せるのは、一見遠回りに見えてきわめて合理的なのです。

このように、進化の過程でモテによって淘汰が起こることを「性淘汰」と言います。

男性と女性は「生殖にかかるコスト」が決定的に違います。

男性は10分程度の行為で子孫を残すことが可能ですが、女性は妊娠・出産・育児という長期にわたる命がけの負担を背負わざるを得ません。

この非対称性こそが、女性に「選ぶ性」という進化的役割を与えました。

つまり、女性にとって「誰と寝るか」は軽い選択ではない。
男の見た目やノリの良さだけで決めるにはリスクが大きすぎるのです。

だからこそ、口説きとは男性が「選ばれる」ために避けて通れないプロセスなのです。

「友達」では意味がない──女性が本当に求めているもの

女性は「ただのお友達」を欲しているのではありません。

彼女たちが無意識にチェックしているのは、「この男は本当に私と子どもを守れる存在なのか?」という一点に尽きます。

経済力、社会的地位、精神的安定、さらには周囲からの評判――すべてはその審査基準の一部にすぎません。

男性が「いい人」で終わるとき、それは単に「友達としては安全だけど、命を預ける相手ではない」と判定された結果なのです。

Murasaki
Murasaki

これが「徐々に仲良くなって、友達を経て、交際に至る」的な距離の詰め方が全くうまくいかない理由だ。

クソニートくん
クソニートくん

なるほどwww

「おともだち止まりがダメなら、じゃあどうすればいいんだよぅ🥺」

その回答は後ろに回すとして、ここで強調したいのは友達止まりは敗北を意味するということです。

口説きとは、この壁を突破し、「守れる男」として認められるための行為なのです。

すべてのセケェスはリスク──それでも「この人になら」と思わせる条件

すでに、口説きの最終ゴールは交際することだと、もっともらしいことを述べました。

ここからは、少し解像度を上げていきましょう。

あなたが好きな人と交際したら、何をしますか?
ディズニーランドにデート?Instagramで話題のスポットでランチ?

クソニートくん
クソニートくん

うわあぁぁぁ
いいっすね、青春ですね

Murasaki
Murasaki

馬鹿野郎。
こんなの「おともだち」ともできるだろうが。

そんな綺麗事ばっかり言わないでくださいよ。

どうせやりたいんでしょ?セケェスを。

このエキゾチックギャルを目の前にして「ランチに行きたい😃」じゃねぇよ笑

あなたがある女性と交際したいと考えるとき、その理由の一つは
「キュートな尻を鷲掴みにして、バッコンバッコン、しゅしゅぽぽ しゅしゅぽぽw」
がしたいからなんでしょ?

クソニートくん
クソニートくん

Murasaki
Murasaki

でも、嘘じゃねーだろ。

交際するとは、一緒にランチに行くことも含まれるでしょうが、「おともだち」との大きな違いはセケェスを伴うことだったはずです

要は、あなたが口説く最終目標は、女性に「恋人としてアリ」と思わせること。

もっと噛み砕くと、女性に「この男性とならセケェスしたい」と思わせることなのです。

忘れてはならないのは、すべてのセックスが女性にとって本質的に「リスク」であるという事実です。

身体に異物を受け入れる行為、妊娠という生物学的リスク、そして「誰と関係を持ったのか」という社会的リスク。
女性は常にその危険を背負わされているのです。

あなたが女性にとって「体内に受け入れたくない、弱者男性」と評価された場合、あなたは決してその女性と交際できないのです。

女性にとって弱者男性とのセケェスは「悍ましいエイリアンに無理やり手篭めにされる」ことと同義の根源的恐怖だ。

だからこそ、口説きのゴールは「この男なら受け入れてもいい」と思わせることにあります。

言い換えれば、女性の本能的な恐怖を上回る「信頼」と「安心」、そして「欲望」を同時に喚起できたとき、はじめて口説きは成功するのです。

ここからは「女性がセケェスしたいと思う男性はどんな男性なのか?」を深掘りしていきましょう。

進化心理学が示す「口説き」の本質

前の章では、口説きの目的は「交際すること」であり、それと同時にセケェスを伴うので 女性にこの男性とセケェスしたいと思わせる必要があると述べました。

クソニートくん
クソニートくん

そんなことある?

Murasaki
Murasaki

女性は一見性欲なんてなさそうに振る舞うが、そんなことはない。
むしろ男性より強いと思うぞ。ただし、望んだ男性が相手の場合に限るがな。

ここまで読んで「じゃあ、どうやって女性をセケェスしたいと思わせればいいんだ!!?」となった読者も多いでしょう。

ここからは、女性に「セケェスしたい」と思わせるために、順に突破しなければならない「女性の根源的な欲求」を紹介します。

女性の恐怖と期待──守ってくれる存在か、危害を加える存在か

女性が男性に向ける視線は、常に両義的です。

「この人は私を支えてくれるかもしれない」
「この人は私を壊すかもしれない」
──その二つの可能性を同時に抱えながら観察しているのです。

クソニートくん
クソニートくん

つまり…?

Murasaki
Murasaki

そもそも、いきなり女性の人生を終了させてしまうような危険人物でないことを女性にわかってもらわないと話は進まない。
まずはここからだ。

この恐怖は生物学的に刷り込まれたものです。

出産による肉体的リスク、社会的烙印のリスク、そして暴力のリスク。
女性はそれらを一つひとつ排除しなければ、安心して相手を受け入れることができません。

よって、あなたが女性を口説くためには、最初にあなたは異常者ではないことを披露しなければならないのです。

「この男は、自分にストーカーしてくるようなヤバい男じゃないよね?」
「まさか、いきなり暴力振ってこないよね?」
「この男は、精神に異常をきたしたヤバい人間じゃないよね?」

だから男性が行う口説きは、ただの「落とし文句」ではなく、この恐怖を消し去り、期待を上回る存在として証明するためのプロセスなのです。

クソニートくん
クソニートくん

わかったわかった。

つまり、何をしろと?

Murasaki
Murasaki

詳細は後半の「実践編」で解説する。
ここで覚えておいてほしいのは、最低限自分は異常者ではないことを披露せよということだ。

「ぼくが、女の子を殴るわけがないだろ!!!!」

そんな声が聞こえそうですが、あなたと相手の女性はまだ関係が浅い段階です。相手もあなたを観察している段階なのです。

だからこそまずはキモいと思われないことを徹底的に意識するべきなのです。

ここまで読んで、次のような疑問が浮かぶかもしれません。

そんなの、ただのおともだちでも同じでしょ?

その通り!精神に異常のある特急呪物と友人になりたい人は中々いないでしょう。ですが、それは「友人」になる必要条件を満たしただけで「この人とならセケェスしてもいい」を満たしている訳ではないはずです。

ここからは、最低限あなたが異常者ではないことを披露できた上で、次に何をするべきなのか考えてみましょう。

男性に課せられたハードル──「安全」と「強さ」の両立

進化の歴史を振り返れば、男性に求められた資質はシンプルです。

「この男は危険人物ではない」ことと、同時に「この男は危機のときに女と子を守れる強さを持つ」こと。

クソニートくん
クソニートくん

つまり、どうしろと?

Murasaki
Murasaki

ここに、女性心理の矛盾が潜んでいる。

安全だけでは「いい人」で終わり、強さだけでは「暴力を振るうかもしれない」と恐れられる。
この二つの相反する条件を、同時にクリアしなければならないのが男性の宿命です。

…そして、女性は本質的に格上の男性しか望んでいないことを頭に徹底的に叩き込むべきです。

ここに大きな矛盾が隠れています。

「女殴ってムショにブチ込まれたことあります!」 ← 800マッチ

これは「女を殴ってムショにブチ込まれたことがあります」とプロフィールに書いた男性が、800人もの女性からいいねを獲得した図です。

女性に対して暴力を行使する男性は、確かに女性より格上ではあります。

クソニートくん
クソニートくん

ちょっと待った!!!!
最初の「異常者じゃないことを証明しろ」と矛盾しているじゃないか。

Murasaki
Murasaki

ここが、大いなる矛盾ポイントであり 女性のワナだ。

女性は異常者を嫌う一方、危険な香り漂う男性にクラクラしてしまう生き物です。確かにそんなシーンを、人生のどこかで見たことがあるでしょう。

実際にこれは正しくて、さまざまな研究で女性は暴力的な男性が大好きであることが分かっています。

面白いのは、暴力的な男性は外交的・積極的… とかではなくて、モテの独立した予測因子であったという点です。

女性は異常者を子宮の底から嫌悪する… が、暴力的な男性が大好き。

この2つは一見矛盾していますが、ある補助線を引くとスッと理解できるでしょう。

…すなわち、女性は自分だけを守ってくれる殺人鬼が大好きなのです。

女性が吸血鬼の出てくる作品が大好きなのは、自分を守ってくれる恐ろしい妖怪に血を捧げるシーンを想像してクラクラしているからだ。

少し本質からずれましたが、話を戻します。

要は、女性に対して謙った態度を取るような優しさは 女性にとってはキモいと感じる弱者のサインで、口説く際はあくまでも堂々と 自信を持って 女性を格下だと見下した状態で口説かなければならないのです。

Murasaki
Murasaki

これも、具体的な方法論は実践編で解説するとして とにかくマインドセットとして「格上としてのポジションを徹底的に意識する」ようにしてほしい。

「女性を見下した状態で口説かないと成功しない」
なんて、絶対に義務教育では話せないでしょうし そもそも懐疑的なひとも多いでしょう。

ですが、「女性は男性と対等な関係になることを全く望んでいない」というファクトを紹介すれば、すんなりと理解できるようになるかと思います。

2018年の研究を紹介します。女性は自分を対等に扱う男性よりも 性差別的な信念を持っている男性の方を好みます。

この研究では、性的に活発な少年は そうでない少年と比較して
慈悲深い性差別(女性は素晴らしいが、男性の庇護が必要な弱い人たち と考える)
敵対的性差別(女性を素晴らしいと思っておらず、男性の支配や調教が必要な人たち と考える)
を持っていることが判明しました。

Sexual experience (both coital and non-coital) is linked to a greater degree of hos- tile and benevolent sexist beliefs, but only within the male group.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6224861/pdf/main.pdf

慈悲深い性差別は卒業式の速さと関連し、敵対的性差別はゴムなしプロレスとの関連がありました。

更に女性が特に惹かれるのは慈悲深い性差別の持ち主であることが判明しました。

格上の男性で、自分に好意があるのかどうかよくわからない… だけど敵が来たら戦闘体制に入って守ってくれそう… そんな男性だと予感させるような口説きをしなければならないのです。

口説きの成功は「信頼と欲望の両立」にある

女性は本能的に、「信頼できるが退屈」な男と、「危険だが魅力的」な男を天秤にかけ続けます。

どちらも極端では不合格。
女性が求めているのは、「自分だけを守ってくれる、格上の男性」です。

ここに口説きの最大の矛盾が潜んでいます。


200万回スワイプしたのに、デートに行けたのはたった1回。セケェスすらできなかった男性。

ここまで読めば、なぜうまくいかなかったのか分かるでしょう。

この男性から、自分を守ってくれそうな暴力性が一歳感じられないのです。

安全を証明すればするほど「つまらない」と判定され、欲望を刺激しようとすれば「自分にも危害が及んでくるのは?」と判断される。
この矛盾を突破できるかどうかが、男の資質を決めるのです。

デートで女性に「服を買ってあげるよ」 。性的資本のない男性がお金で女を釣ろうとする「弱者のシグナル」そのものだ。

口説きとは、女性の心にある「恐怖」と「期待」という二重のフィルターを突破し、信頼と欲望を同時に引き出す進化戦略なのです。

クソニートくん
クソニートくん

わかったわかった!!
じゃあ、どうすれば「恋人としてアリかも」ってなるか教えてくれ!!!!

Murasaki
Murasaki

実践編に入る前に、すこし補足をさせてくれ。

口説きに限らず、人間関係の構築は「有害性」と隣り合わせ

これまで、女性が求めているのは「この人とセケェスしてもいい」と思わせてくれる男性だと述べました。

その過程で、単なる無害な「おともだち」ではなく、自分を守ってくれる暴力的な一面とも天秤にかけていることを述べました。

クソニートくん
クソニートくん

女性が格上を望んでいるとしても… なんか男らしさを全面に出してガンガン行くのは気がひけるな。。、

Murasaki
Murasaki

そんなチキン野郎の背中を押してやろう。

ここで覚えておきたいのは、そもそも口説きは有害性の発露そのものであるという点です。

女性から見たら、そこまで親しくもない男性から距離を縮められるのですから 恐怖・面倒以外の何者でもないでしょう。

口説き自体が、女性から迷惑そのものであり、その有害性をもってしても この男性とセケェスしたいと思わせなければならないのです。

つまるところ、口説くこと自体が迷惑なのですから 女性に下手に出ることなく、ガンガン攻めれば良いのです。
女性も自信を持って口説いてくる人を望んでいるのですから。

…なんなら、普通の人間関係(友人だろうが、仕事上の付き合いだろうが)であってもこの側面は存在しています。

何かあれば、もしかしたら嫌われるかもしれないし、相手に嫌な思いをさせられるかもしれません、でも嫌われることを恐れている人間は嫌われることはありませんが、好かれることもないのです。

実践編──距離を縮めるステップ

ここまでで「口説くとは何か」という根本的な理解を整理してきました。

しかし、いざ実際に女性と向き合う場面では、「理論」をどう「行動」に落とし込むかが最大の課題となります。

頭でわかっていても、現場でぎこちなく振る舞えば一瞬で警戒されてしまうからです。

Murasaki
Murasaki

ここから先は、ガチの学術論文10報を解説しつつ、いかにして距離を詰めていくのか解説しよう。

クソニートくん
クソニートくん

よろしくお願いします!!

そこで本章では、具体的に距離を縮めていくためのステップを8本の学術論文を基に提示していきます。

デート序盤の心得──「異常者ではない」と証明せよ

初対面やデート序盤において、女性は「この男は私に危害を加える存在ではないか?」という視点であなたを見ています。

女性と待ち合わせした場所でやるべきは、軽い笑顔や自然な会話で自分が異常者ではないと示すこと。

クソニートくん
クソニートくん

なんか、めっちゃ当たり前のことを言ってない?

Murasaki
Murasaki

ポイントは、小さな笑顔だ。

デートの序盤から、いきなり距離をガンガン詰めてくるのはおかしな話です。

まだ相手のことをほとんど知らないのに、いきなり

「好きです!付き合ってください!!」
「ホテルに行ってxxx(自主規制)」

なんてのも変な話でしょう。

まずは、小さな笑顔で危害を加えないことを分かってもらいつつ、一切の緊張が見えない状態で自然な会話をするしかないのです。

クソニートくん
クソニートくん

なんで小さな笑顔なの?

Murasaki
Murasaki

結論から述べると「笑顔は性的魅力を下げる」「小さな笑顔は、高テストステロンを予感させるから」だ。

女性と接するときは、小さな笑顔は鉄則だと心得てください。

2011年ブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia (UBC) )の研究を紹介します。男性の笑顔は性的な魅力を下げる一方、恥やプライドを示す表情は魅力的だと評価されることを発見しました。

The study found that women were least attracted to smiling, happy men, preferring those who looked proud and powerful or moody and ashamed.

Happy guys finish last, says new study on sexual attractiveness

更に、表情と性的魅力には大きな性差があることも発見しました。女性の場合幸せそうな笑顔の女性を男性は魅力的だと判定した一方、プライドを示すような女性の表情は魅力を下げることがわかりました。

In contrast, male participants were most sexually attracted to women who looked happy, and least attracted to women who appeared proud and confident.

Happy guys finish last, says new study on sexual attractiveness

この研究は性的魅力を調査したものであって、実際に良い交際相手になるかどうか調べたわけではないことに注意してください。

このようにして、過度な笑顔はあなたの魅力を損なうので禁止すべきだと心得てください。

そして、小さな笑顔は高テストステロンの予測因子であることが知られています。

序盤のゴールは「危険人物ではない」と思わせることです。小さな笑顔で緊張を一切出さず、自然に女性をレストランまでエスコートしなければならないのです。

Murasaki
Murasaki

女性が美人であればあるほど、男性に緊張や怯えが現れるだろう。
こればかりは回数を重ねて慣れていくしかない。

クソニートくん
クソニートくん

承知です。。、

心理的距離を一気に縮める──表面的な会話から深い恋愛トークへ

店に着いたら、早速女性と会話するわけですが ここでも大きなポイントがあります。

すでに待ち合わせ〜店へのエスコートの時点で、あなたが異常者ではないことを十分に披露できたことでしょう。

Murasaki
Murasaki

次にするべきことは、分かっているな?

クソニートくん
クソニートくん

「恋人としてアリ(=セケェスしてもいい)」って状態まで踏み込むこと!

ここからは、あなたは価値のある格上の男性であることを披露して、女性に「この男性とならセケェスしてもいい」と思ってもらわなければならないのです。

ポイントは大きく分けて以下の2点です。

  • 女性にひたすら喋らせること
  • 最速で恋愛トークに持っていくこと

順に解説していきます。

女性にひたすら喋らせる あくまで会話の主導権は男性

女性を口説く際に仕事や趣味の話をすることになるでしょう。

その際、会話の主導権を握った上で 女性に適切な質問をして話させることを意識してください。

2012年のハーバード大学の研究を紹介します。人間は30~40%の割合で自分の話をし、美味しい食べ物を食べたとき。金銭的報酬を得たとき ・性行為をしているときと同じ脳の領域が活性化していることが判明しました。

Humans devote 30–40% of speech output solely to informing others of their own subjective experiences. What drives this propensity for disclosure? Here, we test recent theories that individuals place high subjective value on opportunities to communicate their thoughts and feelings to others and that doing so engages neural and cognitive mechanisms associated with reward.

Disclosing information about the self is intrinsically rewarding

会話の主導権を握るとはいえ、実際に話す時間はあなたが多くを占める必要はありません。
むしろ女性に「自分のことをたくさん話してしまった」という感覚を持たせることこそ、心理的距離を縮める近道です。

Murasaki
Murasaki

この記事では会話例を出さないが、間違えても
「ご趣味は…」みたいなキモいことすんなよ。

クソニートくん
クソニートくん

やっちゃいそうwww

重要なのは、表面的な話題──仕事、趣味、最近の出来事──で長く留まらないこと。ここでの目的は“安心感”の確認にすぎず、雑談に時間をかけすぎると「ただの会話の上手い人」で終わってしまいます。

そこで意識すべきは、最速で深い領域に踏み込むことです。

たとえば「これまでの恋愛観」「理想の関係」「異性に対して許せないこと」など、価値観や感情に触れる話題へ一歩踏み込む。
すると、彼女はあなたを「ただの相手」ではなく「自分の本音を語る対象」として認識し始めます。

もちろん唐突に切り込めば不自然になるので、雑談から橋渡しを意識しましょう。
趣味の話から「そういうとき彼氏と一緒に行ったりする?」と恋愛文脈へ、仕事の話から「忙しいと恋愛どころじゃなくなるよね」と関係性の文脈へ──自然に方向転換することが肝心です。

参考動画は「恋愛屋ジュン」氏の主張。
仕事→趣味→過去→恋愛
の順で最速で「恋愛トーク」に入れ と主張されています。 …大賛成です。

要は、「女性にたっぷり話させつつ、その話題を恋愛トークに誘導する」こと。これができれば、表面的な関係は一気に“特別な関係”へと変わっていきます。

ここに踏み込むことで「この男は他の退屈な連中とは違う」という印象を与えられます。核心に触れる会話を通じて、心理的距離は一気に縮まります。

褒め殺しのテクニック

女性と会話する中で、意識してほしいポイントを紹介しましょう。

それは褒めです。

クソニートくん
クソニートくん

なんかありきたりなアドバイスだな…

Murasaki
Murasaki

「論文解説お兄さん」の名は伊達ではない。
ここではさらに深掘りしてみようか。

会話の中で、自然に女性を褒めてあげる…
これは多くの恋愛アドバイザー(笑)も主張していると思います。

ここについて、もう一段深掘りしましょう。

あなたはあくまでも格上であり、相手の女性に「この人となら性行為してもいい」と思わせなければなりません。
相手に媚びすぎず、性行為を哀願するようなアプローチをしてはならないのです。

下心丸出しのサンジ。もちろんこんなことをやってしまってはNGだ。

では、絶対にやってはいけない褒めとは一体なんでしょうか。

絶対やってはいけない褒め

結論から先に述べると、直接的に外見を褒めるのは絶対にNGです。

2009年、OkCupid社が発表した報告を紹介します。外見を褒めるメッセージは、返信率を下げる傾向があるという結果が出ています。

調査では、”gorgeous”、”beautiful”、”sexy”といった言葉を使ったメッセージは、返信率が平均よりも低下することが明らかになりました。これは男女問わず見られる傾向ですが、特に男性が使うケースで顕著でした。

また、「pretty」という単語の使用パターンにも興味深い傾向が見られました。副詞(例:”I’m pretty good at…”)として使われた場合は返信率が高めでしたが、形容詞(例:”You’re pretty”)として外見に対して使われた場合は、返信率が大きく低下していました。

形容詞としてのprettyは「可愛らしい」という、外見を褒める表現ですが、副詞では「とても」という意味になります。

この報告からは、見た目を直接褒める表現は避けた方が無難であることが示唆されています。

この研究が示唆しているのは、外見の褒めはキモいと取られる一方で、別の観点から女性を褒めることに可能性があるということです。

クソニートくん
クソニートくん

…えぇ。。、おっぱいが大きかったら褒めたいじゃん…

Murasaki
Murasaki

お巡りさん、こいつです。

安易な外見褒めはなんとなくNGだとわかっている方も多いかもしれないですが、ではどのような褒めが刺さるのでしょうか。

褒めの正解

どのような褒めが効果的なのでしょうか?こちらは論文ではなく経験則なのですが、以下のような観点で女性を褒めると良いでしょう。

  • 女性の持ちものや服装を褒める
    デートに選んできたものなので、ある程度本人の意思が入り込んでいるはずです。ここを指摘するのは相手の感情に直接タッチする効果的な手法だと思います。
  • 後天的に獲得したものや能力を褒める
    1つ目とやや関連しますが、女性の意図や努力が入り込んでいると期待できるので、おすすめです。私は以下を指摘して褒めるようにしています。
    • 肌が綺麗
    • 髪が綺麗
    • 「(相手が体育会系の女性なら)体力のある女性って素敵だと思う」
    • 「(相手がショートヘアなら)ショートヘアって美人しか似合わないよね」
クソニートくん
クソニートくん

待て待てw
後半の2つはなんだw

Murasaki
Murasaki

これについても少し補足させてくれ。

女性とデートに行く目的はなんでしょうか?
…何度も言いますが、交際するため あるいは性行為をするためです。

そのためには、相手に「聖行為してもOK」だと思わせなければならないことを繰り返し述べました。

換言すれば、いやらしくない程度に あなたが相手の女性にチンポをねじ込む準備があることを予感させて、女性をハラハラドキドキさせなければならないのです。

口説きの本質。男性はいやらしくない程度に、女性に対して「チンポをねじ込む意欲があること」を示さなければならない

もしあなたが元陸上部の女性で、デートした男性に「体力のある女性って素敵だと思う」と褒められたらどうでしょうか?

そのままズバリ
「それって私のこと???」「私に気がある(=性行為したいという意欲がある)の???」
となることでしょう。

おっぱいを褒めるのがNGな理由は、おっぱいのサイズは先天的に獲得した能力であるからです。

一方で、後天的に獲得したものや能力に対する褒めは、そのままその女性自身を指し、あなたが性行為に前向きな意欲があることを間接的に示す疑いようのないサインになるのです。

間違えても、そこに怯えや自信のなさを含んではいけません。自信たっぷりに、相手の後天的に獲得した良いところを褒めれば良いのです。

Murasaki
Murasaki

もちろん、相手の女性の顔が引き攣ったりしたら「明確にNO」のサインだ。
その場合は男らしく撤退を視野に入れるべきだ。

この「後天的獲得能力褒め」は、以下の意味でも有効です。

…すなわち、明確に自分に関心のない女性は明らかに不快な反応を示すので、可能性があるのかどうかをチェックする簡単なテストになりうるということです。

もしそうだとしたら、勇気ある撤退。あるいは、後述の2次会誘い等でダブルチェックの上撤退を視野に入れるべきです。

逆に相手がソワソワし出したり、明らかに反応が変われば脈アリと見做して良いかもしれません。

DJふぉい氏の主張

これに関連して、DJふぉい氏が面白い主張をしていたので、ここではそれを紹介します。

私の主張と近い部分があり、おそらく彼は有り余る魅力で勝手に寄ってくる女性に対して何回もトライアンドエラーを繰り返してこの結論に到達したのでしょう。

参考の動画を見ればわかりますが、彼はどこかで下っぽい話を混ぜてジャブを打つと主張しています。

私の主張する「後天的に獲得した要素を自信たっぷりに褒める」と関連していると思います。

繰り返しになりますが、後天的に獲得した要素を褒めるのは、そのままその女性自身を褒めることとイコールで、男性がその女性自身に惹かれていることを匂わせる「性行為の意欲」としてのサインになりうると述べました。

ふぉい氏の主張は私よりかなり直接的ではありますが、性行為の意欲をチラつかせるという点で共通しています。

あなたが私の提案する方法に乗りたいか、ふぉい氏の技に乗りたいかは任せますが、結論口説きで「おともだち」ではなく「性行為を伴う関係」になりたければ、一歩踏み込んでいかなければならないことがよくわかったことだと思います。

猫パンチを受け止めよ──女性のテストに合格する方法

口説きの過程で、女性はしばしば「小さな拒否」や「軽い挑発」を繰り出します。

「会ったばっかりの人と二次会なんて行かないよ?」
「終電の時間調べさせて」
「チャラい人と付き合ったことないなー。」

女性が繰り出す猫パンチ。こんなのに怯えている弱者男性は、決してベッドに到達できない。

これは、男性がデートで確実に遭遇する試練の一つでしょう。

クソニートくん
クソニートくん

あるあるw
「え、マジ?」ってなっちゃうよね。

Murasaki
Murasaki

馬鹿野郎。これはテストだ。

これは「本当にこの男は私を貫くだけの価値があるのか?」を見極めるテストです。
古今東西、どの時代の女性も文化圏問わず行われている減少で、海外のナンパ界隈(PUA)ではクソテスト(The Shit Test)として明確に言語化されているほどです。

このように女性が男性に対して示す小さな抵抗性は、女性の利益(質の高い男性のパートナーになれる)を最大化する 母なる進化が生み出した生殖戦略の一つです。

2019年の研究を紹介します。メスは生殖によって得られる間接的な利益(子孫の魅力に反映させる)を最大化させるため、オスに対する抵抗性を増大させることが判明しました。

We demonstrate that it is possible for resistance to coercion to evolve in the absence of direct costs of mating to preserve the indirect benefits of mate choice.

Female resistance to sexual coercion can evolve to preserve the indirect benefits of mate choice

この研究は、性淘汰と性的葛藤の両方を含んだ理論的モデルを作成し、ディスプレイ(外見)と嗜好、強制と抵抗の同時共進化を可能にすることを示したものになります。

女性はクソテストとして、男性に猫パンチを食らわせて 男性の反応をチェックしているのです。

ここで怯んで引き下がれば「この男は口先だけ」と判定されて終わり。
逆に、余裕を持って受け止めれば「信頼できる強さ」を証明できます。

猫パンチは拒絶ではなく、最終審査。そこで動じないことが、口説きを成功へ導く鍵です。

Murasaki
Murasaki

このクソテストに対する瞬発性を発揮できれば
「私、彼氏いるんだけど」
といった明確な拒絶とも取れる発言すらカウンターで返せるようになる。

クソニートくん
クソニートくん

マジかwww

ここではクソテストの事例と返し方の例は紹介しません。以下の記事を参考にしつつ、自分なりの回答方法を模索してみてください。

繰り返しますが、女性にとって基本チンポは有害の極みなのです。
それを「この人ならアリかも」に変えるには、あなたが女性の猫パンチ如きにビクビクしない強さを披露しなければならないのです。

身体的距離の攻略法──近づく、触れる、重なるまでの流れ

愛し合う男女

これまで、あなたが異常者ではないことを示し、会話の話題を徐々にディープにしていき、後天的能力褒めで好意(と行為)を予感させ、猫パンチを打ち返して強いオスであることを披露してきました。

ここまで仕上がれば、かなり心理的距離は近づいたと考えて良いでしょう。

Murasaki
Murasaki

ここまで仕上がればかなりのものだ。
相手のリアクションも明確に変わってくるだろう。

クソニートくん
クソニートくん

ありがとうございますwww

心理的距離が縮まったら、次は身体的距離です。
座る位置を近づける、軽く手や肩に触れる、といった小さなステップを重ねていくことが重要です。

大事なので何度も繰り返しますが、口説きの目的は「おともだち」になることではなく「交際すること」そしてそこには100%性行為を伴うことを述べてきました。

あなたはまだ女性との身体的距離は遠いままです。
そこから不自然でないようにチンポをねじ込んで身体的距離をゼロ(なんならマイナス)に持っていかねばならないのです。

ここでいきなり身体的距離をゼロにしたら、女性はびっくりしてしまい逃します。だからこそ、徐々にその距離を縮め、相手の女性に接近しなければならないのです。

ボディタッチの重要性

そもそも、童貞や恋愛に悩める男性にとって、身体的接触はどこまでやって良いのかよくわからない(なんなら、やって良いのかもわからない)未知の領域でしょう。

ここでは、一般論としてのボディタッチの有効性について紹介します。

2013年の研究を紹介します。人間の社会生活における「タッチ(触覚接触)」が、親密さ・幸福感・ストレス緩和に果たす重要な役割を示した総説的研究です。

Tactile interactions foster bonding, reduce stress, and enhance emotional well-being.

That human touch that means so much: Exploring the tactile dimension of social life

この研究では、過去の心理学・神経科学の文献を整理し、対人接触がもたらす生理的・感情的効果を包括的に検討しています。

具体的には、触れ合いがオキシトシン分泌やストレスホルモン抑制を通じて人間関係の絆を強め、心身の健康を促進することを示しています。

Murasaki
Murasaki

ボディタッチは、基本的にグルーミング(毛繕い)の一種で、絆形成に一役買う重要なアクションの一つだ。

クソニートくん
クソニートくん

なるほど。なんか重要な意味合いがそこにあったのね。

そして、女性を口説く上でもこの身体的接触は極めて重要です。

なぜなら、最終的な到達地点はセケェスであるため、そこに到達するために少しずつ距離を縮めていかなければならないからです。
まだ手すら繋いでいないのに「セケェスしよう!」が通るわけありません。

…でも、ボディタッチに対してまだ抵抗があってウジウジしている可愛い童貞たちのために、少し背中を押す研究を紹介します。

口説きとボディタッチの関連

「ボディタッチは絆形成に一役買う行為であり、デートで徐々にボディタッチをして距離を詰めていくべき」

一見頭ではわかっていることだとしても、なかなか実行に移せない(怖い)と思っている方も多いかもしれません。

クソニートくん
クソニートくん

そもそもおれ、童貞だし…
ボディタッチなんてやって良いのかよ。。、

Murasaki
Murasaki

その認識を改めるべきだ。

怖いと思う理由はおそらく「嫌われたらどうしよう」という恐怖から来ていることでしょう(かわいい)

ですが、客観的な研究ではこのボディタッチこそが女性と親密になる重要なアクションである可能性が示唆されています。

2007年の研究を紹介します。男性が女性に軽く触れることで、デートの誘いや連絡先交換の成功率が上がるという結果を示しました。

“In both experiments, it was found that touch increased compliance to the man’s request.”


この研究では、フランスの心理学者ニコラ・ゲゲン(Nicolas Guéguen)氏が3つの実験を実施しました。
ナイトクラブでのダンスの誘い、そして街頭での電話番号の依頼という求愛場面において、男性が女性の前腕に1〜2秒間軽く触れる条件と、触れない条件を比較。

その結果、タッチを加えた方が女性が依頼に応じる確率が有意に高いことが示されました。

また、女性はタッチした男性をより支配的で自信のある人物として評価する傾向も観察されました。

研究者は、軽い身体的接触が「リーダーシップや社会的優位性のシグナル」として機能し、恋愛場面での応諾行動を促進すると結論づけています。

いきなり抱き寄せるのではなく、段階的に距離を詰めることで女性の脳は「受け入れても安全」と学習します。そして最終的に、身体と身体が重なる地点まで到達させなければ口説きは未完成です。

Murasaki
Murasaki

ボディタッチの時に女性の前でビビってたら絶対に成功しない。
堂々と男らしく、たとえ童貞でも「こんなの、怖くもなんともありませんが?」という表情して女性にボディタッチしろ。

クソニートくん
クソニートくん

ひいぃ。こえぇ。

これまで、徐々に身体的距離を詰めるためにボディタッチを堂々と行うべきだと主張してきました。

ですが、ここまで読んで「具体的にどこをタッチすれば良いかわからん…」という方も多いのではないでしょうか。

次に、ボディタッチに関する著者の経験や 第三者の意見も交えつつ、何をすべきなのか紹介していこうと思います。

ボディタッチのやり方

私は、ボディタッチをする上で以下の方法を提案しています。
自然に身体的距離を詰められるので、ぜひ実践で活かしてみてください。

Level1から順に実行していくと良いでしょう。

  1. Level1(心理的負荷が少なく、確実に実践できる)
    • 肩or二の腕タッチ(Guéguen, 2007)
      心理的ハードルが最も少なく実践できるボディタッチ。研究では、2秒以下の「気づくか気づかないか?」程度のタッチが良いとされた。
      一軒目のお店出て、2件目のお店に搬送する時に実施するべき
    • ハンドタッチ
      こちらも心理的ハードルが極めて少ない。ただタッチするだけ。接触時間は0.5秒にも満たない。女性とデートで盛り上がれば、自然にタッチできるシーンがあるかもしれない。
      状況によっては1軒目のお店で使える。
  2. Level2(Level1が完了し、明確な拒絶がなければ直ちに実行すべき)
    • 膝と膝タッチ
      トイレから帰ってきて、ソファ席に座っている女性の隣に座る際「偶然膝が女性の膝にくっついちゃった」的な状況を自ら作り出す。こんな小賢しいことしなくても、堂々と膝をくっつけに行っても良いかもしれない。
      こちらが気づいていないフリをして、なお女性が膝を離さなかったら完全に脈ありと見做して良い。
      2件目のお店(バーやシーシャバー)で使うべきだ。
    • 手のひら合わせ(なんならそのまま握っちゃう)
      「後天的獲得能力を褒めよ」に関連するが、私は「手綺麗だね。やっぱり保湿とかそうゆうの頑張ってる感じ?」とでも言って、さっさと手を取ってしまう。
      そのとき「手ちっちゃいね笑」とでも言って手と手を合わせてしまうのだ。
      私は1件目の店でも堂々と使ってたが、怖ければ2軒目以降で十分だ。
    • 髪or耳に触る
      「女性の髪に何かついてる」とか適当なこと言って触ってしまってOK。
      私は2軒目のお店で使っていた。

上記の例を見ればわかる通り、Level1は単なる「心理的ハードルの低い身体接触」ですが、Level2になるともはや「性行為を予感させる身体接触」でしょう。

ここまでじわじわと身体的距離を縮め、女性の反応を見なければならないのです。

たぬかな氏の主張。彼女も「サイレント膝or肩タッチ」に賛成のようだ。
クソニートくん
クソニートくん

結構やること多いな…

Murasaki
Murasaki

うるせぇ。いきなり性行為を迫って100%失敗 なんなら警察に駆け込まれるわけにはいかないだろ。

いわゆる「ハンドテスト」に対する、Murasakiの個人的見解

ナンパ界隈では、「ハンドテスト」と呼ばれる手法がよく語られます。
これは「店を出たタイミングで、さっさと女性と手を繋いでみる。相手が握り返してきたら脈あり」という判断基準のようなもので、恋愛工学的アプローチの中でも比較的有名なテクニックです。

クソニートくん
クソニートくん

ナンパ界隈www
すげぇな

Murasaki
Murasaki

まぁ、おれは一考の価値があるものもあればないものも含んでいて懐疑的だがな。

しかし、私の考えとしては、このハンドテストをそのまま実行するのは得策ではないと思います。

理由は単純で、店を出ていきなり手を繋ぐのは、身体的距離を詰めすぎるリスクが高いからです。
心理的にも身体的にも、相手との距離感には段階があり、そのプロセスをすっ飛ばすと、違和感や拒否反応を招きやすくなります。

私が推奨するのは、すでに述べた通り店の中で自然な流れの中に「軽い接触」を挟むことです。
たとえば、笑いながらの肩タッチや、座っているときの膝と膝の軽い接触など、違和感のない範囲で身体的距離を少しずつ縮めていくのが理想です。
こうした“段階的なスキンシップ”によって、相手も安心感を持ちながらあなたとの距離を受け入れやすくなります。

そのうえで、店を出るタイミングで自然に手を差し出す――この流れなら、ハンドテストは単なる“テクニック”ではなく、相互の関係性を確かめる自然なアクションになります。
つまり、ハンドテストは「最初の一手」ではなく、「積み重ねの結果としての確認」であるべきだと考えています。

安心を与えるトーク──同性社会の恐怖を解消する言葉選び

女性にとって「誰と寝たのか」という情報は、同性コミュニティの中で致命的な影響を持つことがあります。「軽い女だ」と噂されるリスクは、出産リスクと同じくらい根源的な恐怖です。だからこそ、男性は「俺は口が堅い」「お前を大事に扱う」というメッセージを明確に伝える必要があります。安心を与える言葉がなければ、最後の一線を超えることはできません。

ラブホテルへの誘導──正しいタイミングと方法

最終局面で最大の失敗は「強引さ」です。女性が最後に欲しているのは「自分の意思で選んだ」という感覚。したがって、ホテルへの誘いは「自然な流れ」で行うのが鉄則です。デートの帰り道で軽く寄り添いながら、「もう少し一緒にいたいね」と言えるかどうか。この瞬間に、あなたが積み上げてきた心理的・身体的距離のすべてが試されます。

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