2020年、彗星の如く現れた「参政党」
当時から彼らのことを安全地帯からウォッチしていた私は、彼らを
「反ワクチン界隈に近い、陰謀論系泡沫政党」
と評価していました。

昔住んでいたシェアハウスに、参政党支持者の高卒女がいて「うわぁ。。、笑」ってなったのを今でも覚えている。

うわぁ。。、笑
…それ以降そこまで気にかけていなかったのですが、何かが動き出したのが2025年の6月ごろです。参政党が立てた候補が日本各地の市議会選挙等で、トップ当選を連発し出しました。

確かに九州地方を中心に支持を広げ始めていることは理解していましたが、そこまで大きく跳ねるとは思っていませんでした。
参政党の神谷宗幣氏は2025年夏の参議院選挙で「日本人ファースト」を掲げ、左翼系支持者に批判されつつも それが無料のPR活動になってさらに認知が拡大。
結果、比例投票先として第2位の情勢調査まで出てくるほどに大きく躍進しました。


参政党の勢いはすごい。少なくとも私は彼らに投票することはないが、中には賛同できる主張も出現してきた。

マジかよ。
そんな中、ネットで大炎上(と言う名の「参政党無料PR大作戦」)していたのが神谷氏のこの発言です。
子どもを産めるのも若い女性しかいないわけですよ。これ言うと差別だという人がいますけど違います、現実です。いいですか、男性や、申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない。だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子どもを産みたいなとか、子どもを産んだ方が安心して暮らせるな、という社会状況を作らないといけないのに、働け働け、とやりすぎた
また、別の場所ではこのようにも主張していました。
中高生の女子学生の方々にライフプランを提案します。今まで通り男性と同じように大学出てから就職してキャリアを積むって道ももちろんOKです。選択してください。けどもう一方では、大学行かなくてもいいですよ。まぁ短大とかでもいいです。高卒とかでもいいです。もう先に結婚して子供を産み育てると。でそれを国が経済的にバックアップします。そして子供を何人育てたかと言うことがキャリアになるんですよ。
私は神谷宗幣氏この主張に90%賛同します。

残りの10%の意味は後で話すから、とりあえず概ね賛成であることだけ知っておいてくれ。
ここからは、私「論文解説お兄さん」が学術論文を紹介し、なぜここまで参政党の少子化・少子化政策に賛同するのか ご説明&解説いたします。
この記事の対象と結論 & 注意点
この記事は、以下のような読者を対象に想定しています。
この記事の結論は、概ね以下のようになると思います。

なんか、過激なことをめっちゃ言いそうな予感しかしないんだけど。

正解だが、少し補足させてくれ。

ここまで読んで、少し過激な内容を察知した方もいるのではないでしょうか。
実際正解で、特に女性の中には不快な気持ちになる方もいるかもしれません。
ですが先に注意しておきたいのは、ここで説明する内容はあくまで統計的事実に立脚した客観的な事実です。もちろん統計ですので、私の紹介するデータには当てはまらない女性が存在することもまた事実です。
ただし、ミクロな事例を持ち出して 統計的な事実を反証することはできません。ここで述べているのはあくまでも一般的な傾向であると心得てください。

私の身近にも、素晴らしく能力の高い女性はたくさんいる。彼女たちは当然、統計的な証拠には当てはまらない場合もほとんどだろう。
それでは、準備はよろしいでしょうか?
それでは、行ってみましょ〜〜〜〜〜〜!!!!
なぜ少子化は加速するか?
私がかつて書いた記事では、少子化の原因は主に以下の2つであると主張してきました。
上記の記事の一部を、ざっと概説します。詳しく知りたい方や、よく巷で囁かれる「ぼくがかんがえた、さいきょうのしょうしかたいさく」について理解を深めたい方は、ぜひ上記の記事を読んでみてください。
若者の貧困は 少子化の直接的原因
まず、経済的に厳しい状況であるということは、少子化の直接的な要因です。
2022年就業構造基本調査よりデータを紹介します。結婚している割合と世帯収入には明確な相関関係があります。

実際20代後半だと、年収500-600万円の度数をピークにそれ以降おおよそ結婚率は横ばいになっています。
これは、若者の貧困は直接的に結婚率を下げ 結果として1人目、2人目、3人目… と続いていかないことを意味します。
こども家庭庁の施策は、結婚後のカップルを支援するものですが、税金の無駄で何の意味もないでしょう。

「若者がお金を持たないから結婚できない」なら、若者にお金を配れば解決する?

いや。事態はそこまで単純ではない。次はその辺りも考えてみよう。
では、少子化を解決するためには若者にお金をドカンと配れば良いか…?
そうはならないでしょう。
女性は何に濡れるか?
すでに述べた通り、ナイーブな解決策は「若者にお金を配っちまえ!」になるでしょう。
しかし、これはおそらくうまく行きません。なぜなら、女性は本能的に格上の男性を望んでおり、格下の男と決して番になることはないからです。
お金さえ渡せば結婚する…? そんなに事態は単純ではないのです。

一時的に交際できたとしても、男性側が女性よりも格上であることを示し続けないと女性は安心して子供を産み育てはしないだろう。

お金渡すだけじゃ、格上にはなれないもんね。
この、女性は格上を望み そのような男性としか結婚しないことを、一般に上昇婚と言います。
実際に研究では、女性は高学歴の男性ほど高く評価し、身長の高い男性ほど高く評価し、年収の高い男性ほど高く評価し、筋肉量の多い男性ほど高く評価します。
この上昇婚がある限り、単なるお金配りで少子化が解決することにはならないのです。
実際に出産にインセンティブを与えることで一時的に少子化傾向を食い止めることに成功したのですが、しばらくしてまたじわじわ悪化… という残念な結果に終わりそうな国がいくつか散見されます。

このように、少子化対策を考える上で 女性の本能的な部分(格上しか愛さない)を踏まえた政策を打たないと、少子化の解決は困難なのです。
男女平等とやらで女性をヨイショするのは「大失敗」だと認めよう。

このように、経済的な要因だけではなく 女性の本能的な部分に刺さるような政策を打ち出さないことには、少子化の反転は極めて難しいと言わざるを得ません。
換言すれば、女性が男性を「格上だと思う」ような政策を戦略的に打っていくことが重要なのです。

そんな方法あるの?

あるじゃないか。しかも魔法のように簡単だ。
では、その方法とは何でしょうか…?ズバリ男女共同参画とやらで女性をヨイショして下駄を履かせるのを止めることです。
参政党 神谷宗幣氏の主張には「男女共同参画は失敗だったから、それと逆のことをやろう」という明確な意図が透けて見えます。
女性をヨイショすると、相対的に格上の男性が少なくなる

女性を積極的に登用する政策を進めると、社会の中で女性の地位が向上します。これは一見いいことのように思えます。
しかし、社会的なポジションや役割には限りがあるため、その分だけ男性の中で 相対的に順位が下がる人 が出てきます。
つまり、女性がヨイショされて上位に上がれば、これまでその地位にいた男性が押し出され、男性の中でも相対的に地位や収入が低い層が増えるということです。

女性は格上にしか濡れない。わざわざ仕組みで「相対的に男性の地位を下げる」のは、非モテ男性の量産とイコールだ。

なるほど。。、
たとえば、女性の社会進出が進み、大学進学やキャリア形成の機会が広がったことで、高学歴・高収入の女性が増えました。
しかし、こうした女性たちは、自分と同等かそれ以上の経済力や学歴を持つ男性をパートナーに求める傾向が強く、結果として自分に見合う男性が見つからず未婚率が高くなる現象が起きています。
2020年に行われた国勢調査からのデータです。男性は高学歴であるほど結婚しやすい一方、女性は高学歴であるほど結婚しにくいことが判明しました。

男性の場合高卒以下だと厳しい状況に置かれますが、女性は短大高専以上だと厳しい戦いを強いられるようです。
つまり、女性優遇策は女性の地位を高める一方で、男性の内部では新たな格差構造が生まれ、
それが婚姻率や家庭形成にも影響を与える結果となっているのです。

つまり「女は産む機械だから、学歴なんて不要」だということかぁ〜〜〜っッ!!!!

お前は共●党の支持者か。
ここまで説明して「じゃあ、女性は大学なんて行かず 子供を産んでろってことか?」とピキってしまった人もいるでしょう。
…そんなこと言ってないです。どうぞどうぞ!大学に進学してください。
ただし、本当に女性に大卒を使いこなせるのか よく考えるべきだと私は思います。
女性をヨイショしても、彼女たちはそれを有効活用できない(する気もない)
女性に下駄を履かせることで女性の社会進出を促進することによって、相対的に格下の男性が増えてしまうことを述べました。
これが上昇婚を望む女性にとって、結婚の足枷になっていることを説明いたしました。
ですが、ここで
「女は大学行っても結婚しなくなるだけだから、高卒で働きなw」
なーーーんて言ってしまった日には、私はフェミニストのヒステリックの炎で焼かれて消し炭にされるでしょう。

女性だって大学行きたいんだから、男は黙れ!
男が産めるのは💩だけ!!!!

大丈夫か?お前、マジで。
私は決して大学に行くな とは言っていません。
実際私の身近に 研究職についてバリバリ論文書いて世界を駆け巡っている女性を知っていますし、外資系戦略コンサル企業でバリバリ働いて管理職手前まで上り詰めた女性を知っています。
ですが彼女たちは本当にごく稀な一部の事例であり、多くの場合女性は本心から大学に行くことを望んでいるのか?を真面目に考えなければならないのです。
一例を紹介すると、女性は本心では専業主婦になることを望んでいます。これは大学で学んだことなど有効活用する気がさらさらない直接的な証拠です。

時代は変わり夫の稼ぎ一馬力で家庭の運営が困難になった令和の時代ですが、実際の女性の労働状況を確認すると 大学で学んだことを社会に活かすつもりなど更々ないことがわかります。
2020年 内閣府が公開した「結婚と家族をめぐる基礎データ」から、女性の労働状況について紹介します。男女共同参画が叫ばれてからしばらく経ちましたが、女性はパートタイムの労働は増えているもののフルタイムで労働しないようです。

他にも、女性が「大学に進学したい🥺」と言っておきながら、それを社会で活かす気が更々ない補完的なデータとして、日本人女性は夫の稼ぎに世界で最も依存していることや、稼げるSTEM系学部に進学せず 稼げない文学部や社会学部に進学することも挙げられるでしょう。
そんな女性たちの意見を大真面目に聞いて、大学の「女子枠」を作っている男性は ハッキリ言って大馬鹿者です。

それに、多くの女性は仕事でもあまり使い物にならないでしょう。
1996年の研究を紹介します。女性のぴぇんは男性より激しく、特に他者からの批判 怒り 仕事上の問題を含む場合に顕著であることがわかりました。
Women cried more often and for longer and with more intensity than men.The sex difference was especially marked for situations involving criticism from others, anger, or problems with work, where men were particularly unlikely to cry, and least for those situations Darwin described as involving tender feelings.
Crying, weeping or tearfulness in British and Israeli adults
研究ではイギリスとイスラエルの参加者(20~42歳、N=448)が、泣き声に関する質問に答え その結果を解析することで調べられました。
結局、多くの女性にとって 学歴は不要で、男性ほど働く気もない(できない)から 子供を産み育てることが多くの女性にできる最大の社会貢献なのです。

男は黙れ!産む産まないは私が決める!!!!

だからお前は立憲民●党の支持者かw
ここまで聞いて「なんでいちいち産ませようとするんだよ。そんなの私の自由だろ」と思った方もいることでしょう。
確かにその通り、その通りなのですが…
「産まなくていいよ〜 ヨシヨシ」の成れの果て
「男は出産の大変さをわからないくせに、産め産めうるせぇ💢」
という意見が聞こえてきそうです。
ですが、女性が子供を産まなかった場合 どんな人生の末路を辿るのでしょうか???

マジでおれはおすすめしない。
産業廃棄物レベルの特急呪物が爆誕してしまう。

言い過ぎだろ。。、
結論から言う全くおすすめできません。以下の画像を見て、これと同じになりたいのかよ〜〜〜〜〜く考えるべきです(別に否定はしていませんし、これが悪いことだとは一言も言ってません)。

すでに説明した通りなのですが、女性は大学に行っても 本心では専業主婦になることを望み、なんなら職場ではよく泣いたり 女性が管理職になったら離職率が上昇したり、散々な結果でした。
仕事はできない。
管理職になっても部下には嫌われる。
大学で学んだことを社会に活かすこともできない。
子供を「あえて」産まなかった。
「…だけど、子供を産んだ女性と同様の配慮を私たちによこせ!!!!」

うわぁw びっくりした。

まぁ、こんなもんだ。
私は以前「女性はチ●ポを捩じ込んで躾をしないと、発狂しておかしくなってしまう」と指摘しました。
女性なのに非モテであると言うことは、女性をこのように異常な行動に駆り立ててしまうのです。
結果が、仕事もできない 体力もない モテない… そしてよく喚く特急呪物が爆誕するのです。

そんな彼女たちは、果たして幸せなのでしょうか?
2020年の調査を紹介します。既婚であることはそうでない場合と比較して幸福度が高いことが判明しました。

グラフを見ていただくと分かる通り、女性は既婚であると幸福である割合が大きく上昇することがわかります。
また、政治思想と幸福度の関連を調査した研究では「リベラルな政治信条の持ち主は、保守的な政治信条の持ち主と比して不幸である」ことも判明しています。要はフェミニズム堕ちして画像の女性のような活動に従事すると不幸になる可能性が高いと言うことです。
結局、多くの場合女性にとって一番の幸せは つべこべ言わず子供を産み育てることなのです。
参政党の神谷宗幣氏の「子育て・少子化対策」は方向性としては正しい可能性が高い

長くなったので整理します。

これは…w

嘘なんて吐いていない。
参政党の神谷氏は「男女共同参画」を明確に否定しました。そして、高校生のうちから女性にはライフプランを提案すると主張しました。
これは、すでに述べた通り多くの女性にとって、結局は子供を産み育てることが一番の幸せなので それを早いうちから意識させることを意味します。
特に、人生に勝利した側と 淘汰が確定して発狂しておかしくなってしまった女性を女子高校生に見せて「どっちになりたい?笑」と問うのは極めて有効でしょう。


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17歳で産み育てた子供が高校卒業し、35歳のママ
VS
いい歳して「奢れ〜割り勘はダサい〜」とXで発狂している37歳婚活おばさん
もちろん、大学に行ってxxxを学んで仕事で活かしたい!とか 明確な理由がある女性の大学進学を止める理由は全くありません。
早めに出産しても、子供が高校卒業する頃には 40前。そこから大学に入り直しても全然余裕があるでしょう。
ただ、なんとなく周りが行くから自分も大学に通って、結局やりたいことも見つからず「子供を産み育てることが一番の幸せ」なのに そのチャンスを逃すくらいなら、大学に行くべきじゃないです。
その意味で、男女共同参画を否定し 高校生の段階で子供に将来のライフプランを考えさせることは、本人にとっても幸福な可能性が高いし、少子化対策としても有効な可能性が高いのです。
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