2015年の研究を紹介します。日本における大学進学の収益率は7%前後であることが知られています。
教育の社会経済的効果をめぐる研究の展開(2017)
上記の計算は、金銭的効果の議論を行う際に用いられる、収益率の算出式(エラボレイト法)の算出式
\int^{59}_{23}e^{-r(t-19)}Y_{h}(t)dt>\int^{59}_{19}e^{-r(t-19)}Y_{s}(t)dt
に、2015年に行われた「賃金構造基本統計調査」および「家計調査」における、高卒・大卒の平均所得を代入することで求められました。
上記の積分区間は、標準的な高卒・大卒の労働年数に対応しています。