「いじめっ子は将来不幸になる」
「因果応報は必ずある」……。
学校の先生や道徳の教科書、そして無責任な大人たちが、使い古したこの言葉。
実は、科学の冷徹なデータに照らせば、これらは救いようのないほど「真っ赤な嘘」であるという現実を、あなたは直視できるでしょうか。

世の中ってのは、残酷だな。神様なんていないんだよ。
あるいは、いたとしてもとんでもないクソ野郎なのさ。

ひいぃっ。
もし、この世に「神様」や「正義」が存在するなら、他人を傷つけた人間には相応の罰が下るはずです。
しかし、進化心理学や疫学、そして経済学が暴き出したのは、私たちの道徳観を完膚なきまでに叩き潰す「バグだらけの真実」でした。
世の中には、他人の尊厳を冷酷に踏みにじることで、逆に自らの生命力を活性化させ、一般人が一生かかっても手にできないような「ある報酬」を独占する人種が確実に存在します。
彼らは単に性格が悪いのではありません。生物学的に、そして社会構造的に「最も成功しやすい形」にデザインされた適応者なのです。
今回は、多くの人が本能的に目を背け、教育現場が必死に隠蔽してきた「いじめ加害者の大成功」という禁忌に触れていきます。
なぜ、善人は早死にし、悪人はのさばるのか。
そのメカニズムを解き明かすことは、あなたがこの残酷な社会で生き残るための「唯一の処方箋」になるかもしれません。
この記事を書いた人 いじめに関する著者の立場


はじめまして。「論文解説お兄さん」を自称している、Murasaki(むらさき)だ。

友人兼水先案内人のニートです!
はじめまして。この記事を書きました Murasakiと申します。
論文を用いて、少しでも人生が明るくなるようなお手伝いをする情報発信をしています。
マルボロの赤を愛煙する喫煙者です。
詳細につきましては、以下の記事をご確認ください。
このブログでは、ほとんどの場合論文の引用や信頼できる公的機関等が発表した統計データの一次情報を引用して、一貫した主張を展開するスタイルを徹底しています。
ちまたに流れる「お気持ち表明」的な三流ハウツーとは一線を画した内容になっていると思います。
また、サブスクリプションもはじめました。毎月「コーヒー1杯くらいなら奢ってやるか」といった優しい方向けです。
ぜひ、ご支援いただけると幸いです🥺

この記事を執筆するにあたって、私の立場は明確にしておきたいと思います。

また、とんでもないこと言うね…
「いじめの加害者になれるように子育てすべき」ときたか…

この後の残酷な研究の数々を見て、それでもヌルいことを言えるのか?
私は、明確にいじめには反対の立場です。
しかしながら、いじめの加害者になるか?被害者になるか? あるいは「自分の息子を加害者にするか?被害者にするか?」の2択なら、間違いなく加害者になるように教育するでしょう。
わたしの気が振れているのではありません。客観的な研究の数々を読み散らかしてきたからこそ見つけた、残酷な、そして自分を・仲間を・息子を守るための結論なのです。
その残酷な現実から目を背けない覚悟がある方は、ここから先を読んでください。
世の中の残酷さに、あなたは震え上がると同時に激しい怒りを覚えることでしょう。
第1の真実:他人の尊厳を削るほど、加害者の肉体は「健康」になります
いじめの被害者が、その後の人生でメンタルを病み、不登校になり、引きこもり、果てには若くして命を絶ってしまう……
そんな悲劇をニュースで見るたびに、心が痛むと同時に強い怒りを禁じ得なくなります。
それを見た私たちは、「なんて酷いんだ」「加害者にはいつか必ず不幸が訪れてほしい」と願わずにはいられません。
しかし、生物学という学問は、私たちのそんな「正義の願い」など1ミリも考慮してくれません。むしろ、現実は正反対なのです。

そんな… 加害者に因果応報なんてないの?

ない。
加害者は、他人の尊厳を破壊し暴力で痛めつける行為を通じて、自らの肉体を劇的に「健康」に書き換えています。
「他人を支配する」という状況は、単に気分が良いだけではありません。それが実際に体内の化学物質を最適化し、病気になりにくい肉体を作り上げるメカニズムを、以下の研究が証明しています。
2014年の研究を紹介します。いじめの加害行為は、将来の炎症レベルを低下させ、身体的な健康上のメリットをもたらす可能性があります。
A child’s role in bullying may serve as either a risk or a protective factor for adult low-grade inflammation, independent of other factors
Childhood bullying involvement predicts low-grade systemic inflammation into adulthood
被害者が心身に深刻なダメージを負うのは想像に難くないですが、加害者はどうなのか?この研究では、体内の炎症マーカーである「C反応性蛋白(CRP)」の値を追跡して、いじめが生物学的にどう「体に刻まれるか」を調べました。
■ 調査方法(具体的な数字)
- 対象: 「Great Smoky Mountains Study」に参加した1,420名。
- 期間: 子供期・思春期(9〜16歳)から若年成人期(19〜21歳)まで。
- 測定: 最大9回のデータ収集を行い、血液からCRPレベルを測定。
■ 衝撃の結果
- 被害者はボロボロ: いじめられた回数が多いほど、CRPレベルが上昇。成人後も慢性的な低炎症状態が続き、将来の病気リスクが高い。
- 加害者は「超健康」: 驚くべきことに、いじめの加害者は、いじめに全く関与しなかった群(普通の人)よりも、成人後のCRPの上昇率が有意に低かった。
- 頑健なデータ: この傾向は、肥満度(BMI)、薬物使用、身体・精神疾患、他の家庭環境リスクなどをすべて考慮(統計的にコントロール)しても変わらなかった。

■ 結論:いじめは「健康の保護因子」? 研究チームは、「いじめの加害という役割が、成人後の低炎症状態に対する『保護因子(守る要因)』として機能している可能性がある」と結論付けました。
社会的支配(Dominance)を得ることが、生理学的なストレス反応を有利に変えているとしています。
いじめの加害者は、まさに被害者を蹂躙して社会的地位を強固にし、結果として自分の体内の炎症レベルを下げ、健康的な身体を手に入れているのです。

酷い。

神も仏もありゃしねぇ。
この傾向は、男性ホルモンのテストステロンにも現れています。
2000年の研究を紹介します。「一貫してコルチゾールが低い」少年は、他の少年に比べて攻撃的な症状が3倍多く、同級生から「最も攻撃的」だと指名される頻度も3倍高いことが判明しました。
Bullies with high social status had lower levels of cortisol and potentially higher testosterone levels, which might aid in their social dominance.
Low Salivary Cortisol and Persistent Aggression in Boys Referred for Disruptive Behavior
研究対象・手法: クリニックに紹介された学齢期の少年38名を対象とした4年間の縦断調査。年1回の行動評価と、2回(2年目と4年目)の唾液検体採取。
主要な結論: コルチゾールが低いことは、罰に対する「恐怖心の欠如」や「覚醒の低さ」を意味する。彼らはストレスを感じにくいため、躊躇なく攻撃を繰り返し、それが長期間持続する。

コルチゾール(ストレスホルモン)とテストステロン(男性ホルモン)は、シーソーのような関係です。
あなたが「アイツにはいつかバチが当たればいい」と呪っている間にも、加害者の体内では免疫システムが強化され、ストレス耐性が向上し、血管はピカピカに磨き上げられているのです。
なんなら、元々ストレスホルモンが低い恵まれたホルモンバランスを有している…
彼らは被害者の尊厳を「餌」にして、自らの生命力をブーストさせる、生物学的なハッカーだと言えるでしょう。

いじめに加担することは、身体を劇的に健康にする。
なんと恐ろしい因果だろう。

神様。。、
次に、そんな彼らがクラスでどのような立ち位置にいるのか見てみましょう。
「いじめに加担するクソ野郎は、心の中では嫌われているはずだ」
…そんなわけないでしょう?
ここからは、さらに4本の学術論文を用いて解説していきます。
いずれも読んだあなたに「神はいない」と確信させるに足るほどショッキングな内容です。
すでに話した通り、いじめの加害者は 被害者から生命力を吸い取るように健康になっていることを述べました。それ以外にも、いじめをすることであるものを被害者から吸い取って力にしているかもしれません。
なお、この記事は私の記事を読めるサブスクリプションにも追加しています。
単体の記事購入より格段に安くしていますので「コーヒー1杯くらいご馳走してやるか」という方は ぜひご活用ください。

残酷だけど、子供を守れるのは親だけです。だとすれば、ここから先の研究結果は、吐き気を催すほど不愉快なものになるでしょう。
それでも読みたい方は、ここから先の扉を開いて下さい。
現実を直視した果てに、全てを理解したあなたは 本当に正しいネクストアクションを踏めるのです。


コメント