2016年の研究を紹介します。
寒冷曝露によって、脂肪の中でも褐色細胞と呼ばれる部分が刺激され 活動量が増えることが判明しました。
人間がエネルギー消費を行うために活動するのがミトコンドリアです。褐色細胞は通常の細胞(白色細胞)よりもミトコンドリアの数が多いため褐色なのですが、寒冷曝露によって褐色脂肪細胞が活性化するとはつまり ミトコンドリアの活動量を増やし基礎代謝を上げることに貢献することを意味します。
Brown adipose tissue (BAT), a major site for mammalian non-shivering thermogenesis, could be a target for prevention and treatment of human obesity.
Lack of TRPV2 impairs thermogenesis in mouse brown adipose tissue