2015年の研究を紹介します。低容量のアルコールを飲んだ状態での写真は、そうでない場合の写真よりも魅力的に見えることがわかりました。
Photographs of individuals who had consumed a low dose of alcohol (equivalent to 250 ml of wine at 14% alcohol by volume for a 70 kg individual) were rated as more attractive than photographs of sober individuals. This was not observed for photographs of individuals who had consumed a high dose of alcohol.
Increased facial attractiveness following moderate, but not high, alcohol consumption
実験では異性愛者のアルコール摂取者に対して、同じ人物を撮影した2枚の写真のペアを提示され、どちらの画像がより魅力的かを判断するよう求められました。
写真は
- シラフ時
- 飲酒後（0.4g/kg）
- 飲酒後(0.8g/kg)
の3パターン撮影されました。
結果、低用量のアルコール（体重70kgの人でアルコール度数14％のワイン250mlに相当）を摂取した人の写真は、シラフの人の写真よりも魅力的であると評価されました。
これは、高用量のアルコールを摂取した人の写真では観察されませんでした。