国立社会保障・人口問題研究所が実施した「第17回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」の結果を紹介します。日本人の結婚・出産・ライフコース観を把握するための基幹統計調査です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出典 | 国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」 |
| 調査実施 | 2025年6月 |
| 公表日 | 2026年9月11日 |
| 有効回答 | 独身者調査 6,756、夫婦調査 5,024 |
調査の結果、理想のライフコースについては、男女とも4割近くが「仕事と子育ての両立」を選択しました。出産後も仕事を続けるという生き方が、世間の標準的な理想像として定着している状況が示されています。
一方で、その前提となる結婚そのものへの意思は後退しています。18〜34歳の未婚者で「いずれ結婚するつもり」と答えた割合は、男性75.1%(前回81.4%)、女性77.8%(前回84.3%)となり、本調査で初めて8割を下回りました。「一生結婚するつもりはない」と答えた割合は、男女ともに2割を超えています。
理想としては「両立」が最多でありながら、その入口である結婚への意思が急速に細っているという、かみ合わない二つの傾向が同時に進行しています。