2012年、スコットランドのスターリング大学の研究者Mary Louise CowanとAnthony C. Littleによって公表された論文を紹介します。ユーモアの面白さの評価は、特に短期的な魅力(恋愛・性的パートナーとしての魅力)と強く関連し、外見や提示方法によっても大きく左右されるという結果でした。
We found that funniness was most strongly correlated with attractiveness for short-term relationships, especially in videos of males.
The effects of relationship context and modality on ratings of funniness
この研究では、参加者に男女の「動画」「音声のみ」「写真」を提示し、それぞれのユーモア(面白さ)や魅力を評価させました。
その結果、ユーモアの評価は短期的パートナーの魅力と強く関連しており、とくに男性の動画において顕著でした。
また、外見的に魅力が高い人は、音声のみの条件と比べると、動画で「より面白い」と評価される傾向がありました。
さらに別の実験では、「ユーモアの評価」と「フラーティング(いちゃつき)の評価」が強く相関していることも確認されました。
研究者らは、ユーモアはフラーティング(相手への積極的関心のシグナル)と認知的に重なっており、それが短期的関係での好ましさを高めている可能性があると結論づけています。