何通メッセージを送っても、既読すらつかない。
ようやく返ってきたかと思えば、一言だけで会話終了。
——あれ、これ俺だけ?
——さっきまでいい感じだったのに、何かやらかした?

なぜだ、なぜだ
うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ(飲酒)

今日も元気いっぱい、荒れてるな笑
マッチングアプリでよく見る光景、メッセージが続かない いつの間にか消えている
おそらく全ての人がこの減少にぶち当たるし不安になるけど、それ、めちゃくちゃ普通だから安心してほしい。
マッチングアプリって、うまくいってる人の投稿ばっか見えるけど、実際はしんどい戦い。
でも、ちゃんとやり方を知って、工夫を重ねれば、少しずつ結果は変わるのもまた事実です。
そこで今回は、僕Murasakiが数年に渡って研究&実践してきた「マッチングアプリでモテるメッセージ」について、全てをぶっちゃけます。
テクニックだけじゃなくて、メンタル的な心構えもがっつりお届けします。

Murasakiくん、マッチングアプリやってるの?

ガッツリ、withの使い手だった。
Pairsも使ったことあるし、市場調査の名目で他にもいくつか登録だけしたぞ。
ここで紹介する内容は、Murasakiの経験をベースにしたものではなく、全て学術論文や統計データに支えられた再現性の高い方法です。
そして、実際に私もかつて試しましたが、確かに手応えがある内容です。
そんじょそこらの文系恋愛コンサル(笑)とは格が違うと断言できます。
最初に心得るべきこと

マッチングアプリって、気軽に始められるけど、実はめちゃくちゃ繊細でメンタルにくる世界です。
いい出会いを期待して登録したのに、思ったよりうまくいかなくて、どんどん心が削れていく。
でも安心してほしい。最初は誰もがつまずくものだから。
ここでは、そんな「最初の壁」をどう乗り越えるかを、心を込めて伝えたいと思います。
まずは、みんなが必ずぶつかるこの現実から話を始めようと思います。
メッセージは返ってこなくて当然
まず言いたいのはこれ。メッセージって、マジで返ってこない。
どれだけ丁寧に書いても、どれだけ優しい言葉を選んでも、
既読すらつかない、沈黙のメッセージ一覧……
マジで心折れますよね。

ちくしょおおおおお
何がダメだったんだ、、、、、

現実はそんなもんだ。
たとえイケメン美女でも同じ経験はするだろう。
「え、なんか俺キモかった?」「文章ダメだった?」「変なこと言った?」
自分を責めたくなる気持ち、めちゃくちゃわかります。僕も最初、ずっとそうだったので笑
でも、まず知ってほしいのは——
返信がこないのは、あなたが悪いんじゃない。
むしろそれが普通のことなんだってことです。
アプリによって違いはあるけど、メッセージの返信率はせいぜい10〜30%でしょう。
つまり、10人に送っても、7〜9人は無視されるのがデフォルト。
たとえるなら、めちゃくちゃ騒がしいバーで、ひとりがんばって声かけてるようなもんです。
誰もが通知まみれ、選択肢まみれの中で、「たまたま見てもらえた」こと自体が奇跡なのです。
特に相手が女性なら尚更でしょう。彼女たちは、1日に何百通ものメッセージを受け取っていることは覚えておきましょう。
スマートフォンの画面の余白なんてたかが知れているんだから、あなたが仮にあなたが魅力的な男性でも 物理的に埋もれてしまうことなんてザラでしょう。
だから、1通スルーされたぐらいで落ち込まなくていい。
あなたが価値のない人間なんじゃなくて、ただ見つけてもらえなかっただけ。
それ以上でも以下でもありません。

でも、辛いものは辛いよぅ。

そんなことでクヨクヨしてる方が、よっぽど女性にキモがられるから。
いいことを教えてやろう。
確かに、女性にメッセージフルシカトされたり 仲良くなってきたと思ったらいきなりブッチされたり…
これに全くの無傷でいられる人は少ないでしょう。私も同じでした笑
そんなあなた(と過去の自分)に向けて、一つ研究を紹介します。雑に言うと、失敗のデータを1つ手に入れた。それ以上でも以下でもないというものです。
これを「科学者マインドセット」と言います。
科学者マインドセットとは、科学者のように 以下の2点を信じるマインドセットのことを指します。
①問題を解くためには、仮説と検証をくり返すしかない
②実験の失敗とは、新しく得られたデータのひとつでしかない
これからの人生で起こる失敗を直接ハートで受けず、検証した過程で発生した一つの失敗に過ぎないと考えるマインドセットです、。

人生において失敗なんて腐るほどあるだろ。
これを単に失敗のデータをひとつ手に入れたと捉えるんだ。

めっちゃドライだなwww
恋愛に限らず、人生は苦行の連続です。
学業、仕事、恋愛、結婚、家庭
あなたの人生に次々と何台が降り掛かります。しかし、いちいちクヨクヨしてダメージを食らっている暇などないのです。
メッセージより先にやることがある
「じゃあ、どうすれば返ってくるの?」
……って、すぐメッセージ内容を改善しようとする人が多いです。
ですが、それは順番が逆なんですよね。
なぜなら、マッチングアプリでは 「プロフィール写真」→「プロフィール文」→「メッセージ」の順番で判断されるから。
つまり、メッセージなんて見てもらえるのは最終段階。
それ以前に、写真とプロフィール文で「ナシ判定」されてたら、メッセージの内容なんて関係ないのです。

マジで、マッチングアプリは「プロフィール写真ゲー」だから、最初に改善するならまずそっちだ。
ここで一つ、研究を紹介しようと思います。
2025年の研究を紹介します。マッチングアプリにおいて、外見の良し悪しは その他の要素(職業、プロフィール文、知性、類似性)の7~20倍影響することを発見しました。
Further, the causal effects of intelligence, height, bio, occupation, and self-reported homophily were literature-consistent, but 7 to 20 times smaller than the effect of attractiveness.
The relative importance of looks, height, job, bio, intelligence, and homophily in online dating: A conjoint analysis
研究では445人のマッチングアプリユーザーを対象に、スワイプ行動5,340件を解析することで調べられました。
主な結果は
- 外見的魅力が圧倒的に最重要
外見の魅力度が1標準偏差(SD)上がると、マッチングの成功率は約20%向上。
一方、知性や自己紹介文の魅力が1SD上がっても成功率はわずか2%の向上にとどまる。 - 他の要素(身長、職業、自己紹介文、知性、類似性)も影響はあるが、外見と比べて7〜20分の1程度の効果しかない。
- 男女でこの傾向に違いはほとんどなし
「女性は内面を重視する」といった通説に反し、男性も女性も、マッチングにおいてはほぼ同等に“外見”を重視していた。
といったものでした。

プロフィール文章や職業なんぞより、プロフィール写真が7~20倍影響が大きいってのは、はっきり言って驚きだよな。

所詮顔なのかよおおぉぉぉぉぉ
どんなに面白くて、誠実で、センスのあるメッセージを書いても、
写真が暗かったり、清潔感がなかったり、ちょっとでも「ん?」って思われたら、
その瞬間にスルーされてしまいます。
さらに、外見的魅力度とメッセージの返信率について調べた調査を紹介します。
2009年 OkCupid社の報告を紹介します。メッセージの返信率は外見的魅力と関係していることがわかりました。
ただし、以下のような特徴がみられました。
- 多くの場合、最も魅力度の低い女性にメッセージを送った場合の返信率が最も高く、そこから徐々に下がっていく
- 魅力的な男性が最も魅力度の低い女性にメッセージを送っても返信率はあまり高くない一方、平均的な魅力度よりやや劣る女性からの返信率が極めて高い
さらに女性がメッセージを送った場合の返信率についても紹介します。
女性がメッセージを送った場合は以下のような特徴がみられました。
- 多くの場合、最も魅力度の低い男性にメッセージを送った場合の返信率が最も高く、そこから徐々に下がっていく
- 魅力的な女性が最も魅力度の低い男性にメッセージを送ると返信率が下がる
いずれにせよ、マッチングアプリのプレイヤーをやるにあたって、もっとも重要なのはプロフィールの写真なのです。

マジでここまで聞くとやる気無くなっちゃうな。。、

安心してくれ。そこは論文解説お兄さんの出番だ。
ここまで聞いて、所詮は顔かよって思われたかも知れません。 …が、そんなことはないとここでは強調しておこうと思います。
私は論文を解説する仕事をしていますから、どんな写真が魅力的で評価が高いか?を熟知しています。
そして、あなたの顔は関係なしに どんなアクションを踏めば良いのか全て学術論文をもとに解説しています。

「論文解説お兄さん」の異名(自称)は伊達ではない。
マッチングアプリにおける写真撮影の全てを教えよう。

ありがとうございますぅぅぅ
マッチングアプリで成果が出ない と思ったら、見直すべきはメッセージやプロフィール文ではなく、あくまでもプロフィール写真であることは 何度でも強調しておこうと思います。
マッチングアプリでモテるメッセージとは
ここからが本題です。
プロフィールを整えて、いいねもポツポツ返ってくるようになったら、いよいよ「メッセージで差をつける」ステージに突入です。

やっぱコツがあるの?

あぁ。しかも論文を収集したから、再現性は段違いだ。
メッセージを闇雲に送ってもうまくいきません。
相手によっては既読スルーされるし、返事が来てもすぐにフェードアウトされることも多い。
じゃあどうすればいいのか?
大事なのは「誰に、どんなタイミングで、どんな内容を送るか」——この3つのバランスです。
たとえば、メッセージの文量やテンションは、相手の年齢やキャラによって全然違ってくるし、
そもそも「狙う相手」をミスってたら、どんなに頑張っても結果はついてこないでしょう。
ここからは、マッチングアプリで返信率・好感度を上げるための、実践的なテクニックを一つずつ解説していきます。
最初は「誰に送るべきか?」という話から。
狙うべき相手はxxx
まず知ってほしいのは、全員が同じ確率で返信をくれるわけじゃないってことです。
なぜなら、相手が受け取っているメッセージの数も 望む相手のペルソナも全てバラバラだからです。

一番愚かしいのは、いいね数の多いめっちゃ美女&めっちゃイケメンにメッセージすることだ。
返ってくるわけないだろ。

ぴぇぇぇん
最も愚かしいのは、いいね数がめちゃくちゃ多い大人気ユーザーにメッセージを送ることです。「返ってくるわけないって。笑」
人気ユーザー(特に女性)であるほど、毎日ゴミのように大量のメッセージが届いているはずです。
そんな中、新参者のあなたがメッセージを送ったところで いい結果は帰ってこないでしょう。
…通り越して、そのようなユーザーは人格すら疑うべきです。
なぜなら、何百 何千といいねをもらっているユーザーは それだけマッチングアプリにコミットしている… にも関わらず恋人ができていない(特に男性)わけですから、本当にいい相手なのか 甚だ疑問です。

なるほど… じゃあ、具体的にどんな相手にメッセージを送ればいいのさ。

簡単だ。
マッチングアプリのヘビーユーザーを避ければいい。
だとしたら、狙うべき相手は 一体どんな属性の相手でしょうか。
ズバリ登録して間もない異性を狙い撃ちにするべきです。
2024年の研究を紹介します。連続した人物の評価は、最初に紹介された人ほど評価が高く 後半で紹介された人ほど評価が低くなる傾向があることがわかりました。
この研究から、「順番が後になればなるほど、否定的な評価を下しやすい」という系列位置否定効果(Serial position negativity effect)が確認されました。
In sum, the present research provides strong evidence for the explanatory power of the cognitive-ecological model of social perception. We discuss theoretical and practical implications. It may pay off to appear early in an evaluation sequence.
Differentiation in social perception: Why later-encountered individuals are described more negatively
研究では合計1万5,000人以上の米国在住者を被験者として募集し、彼らは1,000枚のFacebookのプロフィール写真や、2021年に他の米国在住者を描いたテレビ番組「The Bachelor」のビデオクリップの一部を評価する実験に参加しました。
実験1
992人の参加者に、ランダムに選ばれた20人の人物のFacebookのプロフィール写真を順番に見てもらい、彼らについて説明してもらいました。
その結果、参加者たちは、最初の数人の人物を非常に肯定的に説明した一方、一連の作業が進むにつれ 参加者の説明は大幅にネガティブなものに変化しました。
- 最初の数人 : 平均6.2語の好意的な単語を用いて説明
- 20人目 : 肯定的な単語の平均数が4.7語にまで減少
実験3
987人の参加者(男性と女性の数はほぼ同じ)に、人気テレビ番組『バチェラー』で自己紹介する女性の短い動画をランダムな順番で見せ、その女性たちについて評価してもらいました。
その結果、参加者たちは、紹介動画を順番に見ていくにつれ、女性対して抱く印象が否定的になりました。
この原因として参加者たちは、多くの女性の紹介動画を見るにつれて、最初の女性では魅力的に感じていた要素を、後半では当たり前の要素と感じるようになってしまう点が上げられます。
この研究で紹介した系列位置否定効果は、就職の面接 マッチングアプリ等々、普遍的に起こる現象でしょう。
だとすれば、すでに目が肥えているマッチングアプリのヘビーユーザーや登録して1ヶ月以上経つ異性など、相手にするだけ無駄なのです。

マッチングアプリには、登録してからおおよそどれくらい経過したのかが記載されているケースがあるから、参考にするといいだろう。

なるほど。。、
メッセージの長さは「xxxで変える」のが正解
2022年 マッチングアプリOmiaiが発表した調査結果を紹介します。マッチングアプリにおいてユーザーの動向は世代ごとに差異があることがわかりました。特に送信するメッセージ数はZ世代は少なめ、Z世代以降はメッセージ長めという傾向がありました。

Z世代はLINEやInstagramのネイティブ世代であり、彼らは短文でメッセージを送り合う一方、Z世代以降のユーザーはメールを使ってやり取りした世代なので、1回のメッセージでそれなりに多くの文章を入力するケイクオがありました。
返信率を爆上げするファーストメッセージ
これまで狙うべき相手やメッセージの長さについて考えてきました。
ここまで頭に入れたら、早速異性にメッセージを送ってみましょう。

どんなメッセージがいいんだ????

まぁ、最初は悩むよな。
あなたは異性ととマッチして、そこから会うまでにメッセージをやりとりしてデートの約束をしなければなりません。
言い換えれば、マッチしたものの返信が返ってこなければそれで終了なのです。
せっかくマッチしたのに、ファーストメッセージで台無しにしてしまう人が多すぎます。
でも、ちょっとした工夫で返信率は大きく変わります。ここでは、科学的にも実証されている「やっちゃダメなこと」と「やるべきこと」を紹介します。
誤字脱字・ネットスラングは明確にNO
最初の一通に、打ち間違いや変換ミスがあると、相手は一瞬で文章から違和感を感じ取るでしょう。
「ちゃんと見直してない=相手への興味が薄い」と受け取られるリスクもあるかも知れません。
実際に誤字脱字は、それだけで返信率を大きく下げる要因になることが調査でも分かっています。
2009年にOkCupid社が発表したデータを紹介します。マッチングアプリにおいて、メッセージでの誤字脱字は優位に返信率を下げることを発見しました。

このデータでは、OkCupidのユーザ50万人を対象に、ネットスラングや誤字脱字のような類を抽出し、返信率にどのような影響があるのか調査したものになります。
ネットスラングに関しては、面白い例外があり この調査ではhahaやlolのような、日本語では「笑」に対応するものはむしろ返信率を上げる結果になりました。

お前、間違えても「xxxでござる」とか「クソワロタ」とか言うなよ。

うっ。。、
紹介した調査は海外のものですが、ここから引き出せる教訓は多いでしょう。
誤字脱字はもちろんですが、キモいネットスラングを使ってはいけません。一方で「笑」のような、あなたの感情を表現するスラングは使っても問題ないようです。
ただし、後述の理由で「笑」も多用すべきではないと言うのが私の見解です。

なんで?

詳細を後で説明するから、待ってろ。
理由は後述しますが、メッセージでは誤字脱字に注意した上で、キモいネットスラングを使わず、適度な「笑」で感情をテキストで表現することが望ましいと覚えておきましょう。
褒めるなら「外見」は絶対に避けろ
「かわいいね」「美人ですね」――こうした見た目を褒めるメッセージ、
つい書きたくなる気持ちはわかるけど、データ上は圧倒的に逆効果だと判明しています。

えぇ!!!?可愛いと思ったからメッセージ送ってるんですけど。

チxポじゃなくて、脳に血流まわせ。
多くの女性は「まだ会ってもないのに外見を褒めてくる=ヤリモク?」と警戒します。そして残念ながら、こうした褒め言葉は大量に送られてきていて、誰にでも言ってる感が強い。
実際にこれは、男性ユーザーだけでなく、女性ユーザーであっても明確にNGであることがわかっています。
2009年、OkCupid社が発表した報告を紹介します。外見を褒めるメッセージは、返信率を下げる傾向があるという結果が出ています。

調査では、”gorgeous”、”beautiful”、”sexy”といった言葉を使ったメッセージは、返信率が平均よりも低下することが明らかになりました。これは男女問わず見られる傾向ですが、特に男性が使うケースで顕著でした。
また、「pretty」という単語の使用パターンにも興味深い傾向が見られました。副詞(例:”I’m pretty good at…”)として使われた場合は返信率が高めでしたが、形容詞(例:”You’re pretty”)として外見に対して使われた場合は、返信率が大きく低下していました。
形容詞としてのprettyは「可愛らしい」という、外見を褒める表現ですが、副詞では「とても」という意味になります。

この報告からは、見た目を直接褒める表現は避けた方が無難であることが示唆されています。
あなたがメッセージを送った異性なのですから、魅力的な方であることは間違い無いでしょう。
ですがここはグッと堪えてください。もし褒めたいのなら、外見以外の部分を褒めると良いかも知れません。

何を褒めればいいの?

ここは別記事に解説を譲らせてくれ。
どうしても褒めたいなら、外見以外の部分を褒める。これを徹底するべきです。
では、どんな話題を振っていけば良いのでしょうか。
共通点に触れつつxxxせよ
人間は、自分と似た価値観・趣味を持っている人に自然と親近感を抱くものです。
だからこそ、相手のプロフィールをちゃんと読んだ上で、メッセージで共通点に触れれば「この人、自分のことちゃんと読んでくれてる!」と思ってもらえるでしょう。

めちゃくちゃ一般的なアドバイスだな。
Chat-GPTで生成したの?

論文解説お兄さんを舐めるな。
ちゃんとデータと考察を含めておいた。
異性のプロフィールを読んで、その上で共通点に触れる
酷く当たり前と言うか、一般的なアドバイスな気がしますが、データが示すのは共通点とあるものの組み合わせが大きく返信率UPに貢献しているという事実でした。
2009年、OkCupid社が発表した報告を紹介します。自分や相手の興味に関連するニッチな話題をメッセージに含めることで、返信率が向上することが示されました。

調査では、初回メッセージに含まれる特定の単語や話題が返信率にどのような影響を与えるかを分析。たとえば「zombie(ゾンビ)」「band(バンド)」「tattoo(タトゥー)」「literature(文学)」「studying(勉強中)」「vegetarian(ベジタリアン)」「metal(メタル音楽)」など、個人的な興味を示すニッチな言葉がいずれも返信率にプラスの効果をもたらしました。

さらに、相手のプロフィールに触れたり、相手の興味関心を引き出すようなフレーズは特に高い効果を持つことが確認されています。「共通点を見つけようとする姿勢」が、メッセージの印象を大きく左右するという実証的なデータです。
このデータが示しているのは、メッセージで共通点に触れるというのは加点評価であるという事実ですが、こんな一般的なアドバイスに則ったアクションでは埋もれてしまう可能性があるということです。

zombie(ゾンビ)という単語が返信率アップに貢献した理由はなんだと思う?

え、、、なんだろう。
ただ単に映画付きの女性に「私も映画が好きです!」というメッセージは、おそらく多くの男性が送っていることでしょう。
これだと、メッセージを読んだ時点であなたに興味を抱きにくいのです。
換言すれば、興味を持たせるために共通点×ニッチな話題の組み合わせで、ライバルと差をつけるべきなのです。
記事の後半で、私が実際にマッチングアプリwithを運用した際の実例を紹介します。
どんな内容で送れば良いのか、参考になると思います。
やや下手にでるのは悪くないが、やりすぎはNG
これまで、メッセージで送るべき話題や注意点について触れました。
次は、メッセージを送る際のマインドセットにも触れておきましょう。

さっきの「科学者マインドセット」じゃなくて?

もっとメッセージに特化したものだ。
異性とメッセージする際、どんな文体で送れば良いでしょうか?強引な感じ?それとも丁寧な感じ?
データが示すのは「もしよければ…」「場違いだったらごめんなさい」――こんなふうに少し控えめな姿勢を見せるのは、むしろ好印象だということです。
2009年、OkCupid社が発表した報告を紹介します。男性ユーザーのメッセージにおいて、「ちょっと弱気」な言葉づかいは、返信率を高める効果があることが明らかになりました。

具体的には、「awkward(気まずい)」「sorry(ごめん)」「apologize(謝る)」「kinda(ちょっと)」「probably(たぶん)」といった、少し曖昧で控えめな単語が男性のメッセージの返信率を向上させる傾向が見られました。特に “sorry” は女性ユーザーにも効果が確認されています。
一方で、”please(お願いします)” は返信率が22%と低く、ネットスラングの “pls”(23%)よりも悪い結果となりました。
これらの傾向からは、「オンラインでは強気よりも、控えめで非脅威的な印象の方が効果的」だと推測されます。ただし、脆弱さを演出する戦略も、やりすぎると「必死すぎ」に見えて逆効果になりうることに注意が必要です。

ただ、私はこの調査結果にはやや懐疑的だ。

そうなの?
研究では、確かにやや下手に出るメッセージが効果的であるという結果でした。一方でPleaseのようにお願いするような態度は評価を下げる結果になりました。
以前別の記事で紹介したのですが(特に男性)、モテるためには下手に出るな と言うのが私の結論です。
なんなら、女性は暴力的な男性を求めていると言うことを頭に入れておくべきです。
特に、下手に出るような表情(=笑顔)は 女性にとって性的に評価されないことが研究からもわかっています。
ここからは私の考察ですが、女性は紳士的な態度を求めていますが 一方で媚びるような弱々しい態度を評価しないのでしょう。
私が「笑」の多用を避けるべきだと述べた理由はここにあります。
適度に紳士的で、女に気に入ってもらうために媚びてこない態度をメッセージで表明する必要があるのです。

このマインドセットについては、この後「デートに誘う方法」でも詳細を解説しよう。
デートに誘うまでにメッセージは何通送ればいいか?
以下、書きかけ。
少しお待ちを
デートに誘う方法
メッセージが続かなくなった異性は何を考えているのか
実際にやってみた
ここでは、僕Murasakiが実際にやり取りした中で、うまくいったパターンを紹介します。
🎯マッチ相手のプロフィール:
・30代後半女性
・趣味はカフェ巡りと読書
・「インドアだけど、時々アクティブな自分に出会いたい」と書いていた
📨 送ったメッセージ:
はじめまして!プロフィールの”たまにアクティブな自分に出会いたい”ってめっちゃ共感しました(笑)
僕も普段は家で本ばっか読んでるんですけど、たまに勢いで登山行っちゃったりします。
◯◯さんが最近やった「アクティブなこと」って何ですか?
→即返信→会話が続く→実際にカフェで会う→半年付き合うという流れに。
💡ポイントは「プロフィールの一文に寄り添った共感」と、「返しやすい質問」。
最後に
マッチングアプリ、ぶっちゃけ精神力削られるし、報われるまでが長い。
でも、そこで諦めたら、何も始まらない。
「ただの出会いアプリ」で終わらせるか、
「人生が変わるきっかけ」にできるかは、あなたの努力次第。
戦い方を知って、心折れずにやり続けた人だけが、
「ちゃんとした出会い」に辿り着ける。
諦めず、戦おう。
あなたの恋のスタートを、僕は応援してます。
——Murasaki
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