【論文】不気味さとは、相手の意図が読み取れないことへの適応的な反応

2016年の研究を紹介します。不気味さとは、相手の意図が読み取れないことへの適応的な反応であると言う仮説が支持されました。

In short, it is our contention that “creeping people out” is an adaptive human response to the ambiguity of threat.

https://doi.org/10.1016/j.newideapsych.2016.03.003

この研究では1,341人を対象にオンライン調査を実施しました。

その結果、男性は女性よりも不気味だと思われやすく、女性は不気味さを性的脅威と結びつける傾向が強いことがわかりました。
また、独特な非言語行動や「予測不能さ」に関連する特徴、さらには特定の職業や趣味が不気味さの予測因子となることが判明しました。

この結果は「不気味だと感じる(creeped out)」という反応は、脅威の存在が「曖昧」な状況に対する、進化した適応的な感情反応であるという仮説を支持しています。
つまり、確実ではないが危険かもしれない状況で、警戒心を維持するための機能を持っていた方が生存しやすかったのです。

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