【論文】虚弱老人に栄養剤ブチ込んでも 臨床的アウトカムや費用対効果改善は極めて可能性が低い

2022年の研究を紹介します。フレイル(虚弱)な高齢者に対する栄養補助食品(ONS)の介入が、臨床的アウトカムや費用対効果を改善するという証拠は、極めて確実性が低いと結論づけられています。

GRADE assessments suggested that the evidence was of very low certainty for nearly all clinical and health economic outcomes.

この研究は8,492件の記録から11件のランダム化比較試験(RCT、計822名)を抽出した、最高水準の系統的レビューです。

そのうち6件(半分以上!)は、業界(栄養剤メーカー)から完全または部分的な資金提供を受けていたことがわかりました。

栄養剤がエネルギー摂取を増やすことは認められましたが、身体機能の改善や、ましてや「医療費の削減」に寄与するという確かな証拠はどこにも存在しないことがわかりました。

研究者らは「業界からの資金提供を受けていない、短期的および長期的な健康アウトカムを報告する高品質で大規模な研究が必要である。」と述べています。

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