2010年の研究を紹介します。この研究は、クリスマスおよび新年の時期に「自然死が増加するか」を詳細に検証し、特定疾患群に限らず多くの病因で死亡が増加する可能性を示しています。
Christmas and New Year appear to be risk factors for deaths from many diseases.
Christmas and New Year as risk factors for death
本研究は、米国の死亡診断書データ(1979〜2004 年、n=57,451,944)を用いた後ろ向き観察研究です。
局所回帰により季節変動と長期トレンドを統制し、12/25〜12/26 および 1/1 の死亡実数と期待値を比較することでホリデー増加を推定しています。
特に、この研究では通常の冬季による死亡からさらに42,325症例の自然死超過を確認しました。
自然死はクリスマスおよび元日に急増し、特に DOA(死亡到着)および救急部門で顕著でした。
In the two weeks starting with Christmas, there is an excess of 42,325 deaths from natural causes above and beyond the normal winter increase.
Christmas and New Year as risk factors for death
循環器・腫瘍・呼吸器・代謝・消化器など主要5疾患群すべてでホリデー・スパイクが観察され、クリスマスと新年は多くの疾患における死亡のリスク因子である可能性が示唆されました。