2017年にフィンランド大学から公開された論文を紹介します。サウナに入ることで、基礎代謝のうちの9%を占める心臓の活動に優位な改善が見込まれたようです。サウナに入ることによって血管の柔軟性が改善し心臓の機能が向上したという結果でした。
This study demonstrates that sauna bathing for 30 min has beneficial effects on arterial stiffness, BP, and some blood-based biomarkers.
Acute effects of sauna bathing on cardiovascular function
実験では、少なくとも1つの心血管危険因子を有する参加者(平均年齢(SD):51.9(9.2)歳、男性56%)を含む102人の被験者に対して行われました。
参加者は1回のサウナセッションを受け(時間:30分、温度:73℃、湿度:10~20%)、サウナに入る前、入った直後、30分の回復後に、心血管系および血液ベースのパラメータを収集し解析することで結果を確認しました。