2011年、スペインのAndromedical社製「Andro-Penis®」を用いた臨床研究が発表されました。半年間の使用で、フニャチンとストレッチ状態でそれぞれ平均2.3cmと1.7cmの長さ増加が確認されました。
この研究は、陰茎サイズに不満を持つ患者に対して「ムスコ引っ張りデバイス」が有効かどうかを検証したものです。
To assess a commonly marketed brand of penile extender, the Andro-Penis® (Andromedical, Madrid, Spain), widely used devices which aim to increase penile size, in a phase II single-arm study powered to detect significant changes in penile size, as despite their widespread use, there is little scientific evidence to support their potential clinical utility in the treatment of patients with inadequate penile dimensions.
A pilot phase-II prospective study to test the ‘efficacy’ and tolerability of a penile-extender device in the treatment of ‘short penis’
参加者15名に対し、1日4時間以上の装着を6ヶ月間継続させ、開始時・1・3・6・12ヶ月後に長さと機能の変化を測定しました。勃起機能スコアも併せて評価されました。
結果として、6ヶ月時点でフニャチン（平常時）と戦闘状態の長さに有意な増加があり、勃起機能の自己評価スコアも改善が見られました。
一方で、太さ（girth）に関しては有意な変化は確認されませんでした。治療満足度は概ね良好で、特に長さの改善には好意的な反応が見られました。